意匠ウォッチ

発行日2024-07-19
公報種別意匠公報(S)
登録番号1775661
登録日2024-07-09
意匠に係る物品語学学習カード
意匠分類F1-210(教習具、書画用品等)
出願番号2023025203
出願日2023-12-04
意匠権者個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明物品は、語学学習における文字とその発音との関係、フォニックスルール、および発音方法の習得を指導者と学習者との複数人でゲームを実施しながら行う学習ゲームカードで、合計64枚のカードを一組とする。64枚のカードは16枚の絵カードと、48枚のコンテンツカードから構成される。絵カードは、それぞれ、数字、命令ワード、命令ワードを示す絵が記載されている。48枚のコンテンツカードは、アルファベット、数字、イラストが記載されている。アルファベットは、一文字、二文字、三文字のカードが存在する。このカードは、学習者がアルファベットの形状,発音法、フォニックスの音とルールを学習することが目的である。使用方法は、指導者がコンテンツカードと絵カードをよく混ぜる。その後、学習者に予めカードを6から7枚のカードを配る。学習者の人数によって配るカード数は調整する。カードを配り終わったら残りの取り札は真ん中の場に配置する。指導者が最初の学習者(ゲームリーダー)を決めるか、もしくは学習者の間でじゃんけんをして最初の学習者(ゲームリーダー)を決める。最初の学習者(ゲームリーダー)は自分の手札の中から好きなカード(絵カード以外)を1枚選び、そのカードを取り札の隣に置き、カードに書かれている文字を全て正しく読む。次の学習者は前者の出したカードと同じ色(文字の色)、数字、又は絵カードのいずれかのカードを使ってプレイする。配置できるカードが絵カードである場合、又は絵カードの命令を使用したい場合にはコンテンツカードに代わって出すことができる。絵カードは色(文字の色)や数字に全く関係なく好きな時に出せる。絵カードが出された後、次のプレイヤーは絵カードの色(文字色)又は数字が同じカードからゲームを続ける。配置するカードがない場合、カードを一枚取り札の場からとる必要がある。積載カードを一枚めくり、めくったカードが場に出せる場合は出して、カードに記載されている文字を正しく読む。又はめくったカードが絵カードの場合は場に出すか、もしくは手持ちのカードに加える事が出できる。その後、次の学習者の順番となる。指導者は記載されている文字の発音について指導する。以下に絵カードについて説明する。絵カードは以下の通り7種類存在し、それらについて説明する。 “Change direction”は、プレイする順番が変更となり、このカードを出したところから逆回りとなる。“Change color”を出す場合は、このカードを出した学習者が別の色を宣言する。次の学習者は宣言された色のカードを出す。 “Jump”は、学習者の次の順序の学習者を飛ばして一つ後の学習者の順番となる。 “Choose one!”は、はこのカードを出した学習者が次の順番の学習者に4つの指示絵の中から一つ選んで指示する事が出来る。1度選ばれた指示絵は次からは選べない。 “Pick up 数字(ナンバー)”は数字の数だけ、次の順番の学習者は積載カードをめくらなければならない。 “Mirror”は、鏡のカードで相手を攻撃できるカードである。前の学習者がPick up 1,2または3を次の学習者に指示した場合、次の学習者は指示された命令をそのまま、前の学習者に行わせることができる。又、このカードを持っている学習者がもし手持ちのカードを沢山持っていたら、手持ちのカードが少ない学習者と交換する事ができる。すなわち、このカードを上手に使うと早く上がる事ができる。 “Burn”は、前の学習者の命令を“燃やす”すなわち、命令を無かったこととすることができる。“Burn”は手持ちのカードを燃やす事ができる為、コンテンツカード(文字カード)一枚と“Burn ”カード一枚を同時に出すと、一枚分のカウントとなり手持ちのカードを減らす事ができる。絵カードが場に出された場合、次の順番の学習者は、その絵カードに記載された命令に従わなければならない。但し、次の順番の学習者も絵カードを持ち合わせた場合は、絵カードを提出することができる。この場合、次の次の学習者は二つの連続する命令に従う必要がある。そして、早く手持ちのカードが全て無くなった人の勝ちとなる。学習者は、このゲームを通してアルファベットを複数回発音することでアルファベットの形状、発音方法、フォニックスの音とルールを楽しく学習することができる。指導者は、本カードを使用することで、他に教材を利用することなく学習者に自発的にアルファベットの形状、発音方法、フォニックスの音とルールを学ばせることができる。
意匠の説明表面図は、カード上部の数値の順序に16枚ずつ記載される。裏面図は、1枚のみ記載される。

関連意匠