意匠ウォッチ

発行日2024-07-16
公報種別意匠公報(S)
登録番号1775406
登録日2024-07-05
意匠に係る物品カメラ操作用画像
意匠分類N3-11W()
出願番号2023022743
出願日2023-11-01
意匠権者キヤノン株式会社,CANON KABUSHIKI KAISHA
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本画像は、情報処理端末(スマートフォンやタブレットPC等)からカメラを遠隔操作するために表示される。本画像の上側には、複数の矩形領域が配置され、各矩形領域には、情報処理端末から遠隔操作可能な複数のカメラのそれぞれから受信する映像が表示される。本画像の下側には、複数のアイコンがタイル状に配置され、各アイコンは、カメラの設定項目(フォーカス、シャッタースピード、F値、色温度等)に対応する。ユーザは、本画像上側の矩形領域を選択する操作により、複数のカメラから操作対象とするカメラを特定し、本画像下側のアイコンを選択する操作により、特定したカメラにおいて設定を変更する項目を特定する。本画像上側における矩形領域の配置は2種類あり、ユーザ操作によって切り替えられる。「画像図」は、5つの矩形領域のうち大きい1つの領域に、操作対象として特定されているカメラから受信する映像が表示され、横一列に並ぶ小さい4つの領域(サムネイル領域)に、操作対象とすることが可能な複数のカメラから受信する映像がそれぞれ表示される配置を表す。「変化状態の画像図」は、同じ大きさの4つの矩形領域に、複数のカメラから受信する映像がそれぞれ表示される配置を表す。「画像図」における4つのサムネイル領域、及び「変化状態の画像図」における4つの矩形領域の下の帯状の部分には、各領域に対応するカメラの識別名が表示される。帯状の部分のオレンジ色は、対応するカメラが操作対象として特定された状態にあることを示す。
意匠の説明水色で着色した部分以外の部分が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。「画像図」、「変化状態の画像図」において、黒色で着色した部分は背景を表し、グレースケールで着色した部分(カメラから受信する映像を表示する矩形領域、タイル状のアイコン、カメラの識別名を表示する帯状の部分)は、背景と明暗差があることを表しており、いずれも色彩を特定するものではない。従って、使用環境等により、色彩を反転することや、部分的あるいは全体的に濃淡を変えることができる(「使用例参考画像図1」、「変化状態の使用例参考画像図1」、「使用例参考画像図2」、「変化状態の使用例参考画像図2」参照)。なお、本画像上側に配置される矩形領域は、情報処理端末が遠隔操作可能なカメラの数やカメラの電源状態によって、カメラから映像が受信されない場合には、「画像図」、「変化状態の画像図」のようにグレー色の無地の矩形として表示される。

関連意匠