意匠ウォッチ

発行日2024-05-30
公報種別意匠公報(S)
登録番号1771774
登録日2024-05-22
意匠に係る物品自動車用カーテン
意匠分類C1-500(寝具、床敷物、カーテン等)
出願番号2023024586
出願日2023-11-29
意匠権者株式会社ハイヤー
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、自動車のサイドウィンドウ(室内側)に取り付けて使用するカーテンである。正面図において主に表される部分は遮光生地からなるカーテン生地である。上記カーテン生地は横長の長方形であり、上辺が帯状に折り返され、この帯状の折り返し部に7つの円柱状の磁石が縫い込まれている。正面図と背面図において、上記円柱状の磁石の形状が円形の生地の膨らみとして外形に現れている。上記円形状の磁石の吸着力で車窓上辺のボディ部分に吸着させ、カーテンとして使用することができる。磁石が円柱状でボディ部分との接触面積が小さいため、吸着させた状態で左右スライドさせて開閉することが可能である。マグネットの数を7つにすることであらゆる形状の枠にもフレキシブルに固定することができる。たとえば、台形形状の窓でもマグネットの数が7つあるので、そのような複雑形状に沿わせて隙間が少ない状態で装着できる。外して保管する際には、マグネット同士を引っ付けて折りたたむことができる。マグネット同士が吸着することで、たたんだ生地が広がることがなく収納状態を維持できる。マグネットは両面が吸着するため、生地の表面使いや裏使いが可能となる。表面が太陽光で色抜けした場合でも、裏面を使用すれば機能を維持できる。たとえば表面をマット、裏面を光沢面とすることで2面を利用できる。生地の両隅に配置されたマグネットを使えば、2枚のカーテンを連結することもできる。車種や車窓の形状によってカーテンを複数枚使用して覆うことができる。本物品は、スライドドアガラス、クオーターガラス、リアハッチガラスにおいて、内装トリムが無く、鉄板が剥き出しになっている部分全てに装着ができる。たとえばサテン生地を採用することで紫外線と光線をカットし、摩擦抵抗も少なくマグネットを滑らせやすい。
意匠の説明左側面図は右側面図と対称に表れるので省略する。

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