意匠ウォッチ

発行日2024-04-01
公報種別意匠公報(S)
登録番号1766975
登録日2024-03-22
意匠に係る物品歯車研削盤
意匠分類K7-1030(金属加工機械、木材加工機械等)
出願番号2023017465
出願日2023-08-29
意匠権者株式会社不二越
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、研削により歯車を創成する歯車研削盤である。
意匠の説明底面図は重量物のため省略する。各部名称は「各部の名称を示す参考斜視図」「正面扉が開いた状態を表す参考図」「右側面扉が開いた状態を表す参考図」を参照されたい。また、「各部の名称を示す参考斜視図1」「正面扉が開いた状態を表す参考図」「右側面扉が開いた状態を表す参考図」において斜線を付した箇所は透明部を示している。本意匠に係る歯車研削盤は、全体的に直方体を基調とすることにより、機械としての精度が高い印象を与える。正面から観察したとき、筐体左半面に対して筐体右半面を後退させ、筐体右半面に正面扉と操作盤を配置することにより、これらの造作物が全体の直方体の中に収まる印象を与える。操作盤はアームによって支持されていて、筐体正面から筐体右側面に向きを変えることができる。筐体左半面右角、正面右側角に大きくアールを付けることにより、印象をやさしくしている。正面扉には窓があり、その内部には加工室がレイアウトされていて、正面扉を閉めた状態で加工の様子を観察することができる。正面扉は窓の上部と下部が一体化した引き戸となっていて、装置内で作業しやすくなっている。「正面扉が開いた状態を表す参考図」および「使用状態を示す参考斜視図2」は正面扉が開いた状態を示している。正面扉を開くと、加工物を搬入および搬出することができる。右側面から観察したとき、上記した筐体左半面右角、正面右側角も観察できるが、さらに上面後側角にも大きなアールを付けて、印象をやさしくしている。さらに右側面は、左から順に、メンテナンス扉を配置した第1面、右側面扉を配置した第2面、筐体背面に至る第3面に分けられていて、この順に波打つように段階的に後退している。これにより機械全体をやさしく清潔感のある印象にしつつ、美観を向上させている。また、メンテナンス扉の左側辺および下辺を傾斜させてワンポイントを生じさせている。「右側面扉が開いた状態を表す参考図」は右側面扉およびメンテナンス扉が開いた状態を示している。筐体の上面には上面扉が取り外し可能に設けられていて、クレーンなどを使用して装置内の機械を搬入または搬出可能になっている。

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