意匠ウォッチ

発行日2025-04-07
公報種別意匠公報(S)
登録番号1740410
登録日2023-03-22
意匠に係る物品貯金箱
意匠分類C2-180(室内装飾品)
出願番号2022012618
出願日2022-06-13
意匠権者株式会社サンワ製作所
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、賽銭箱の形状を有する貯金箱である。本物品は、全体が透明な貯金箱である。本貯金箱の全体が透明であることにより、本貯金箱の内部に収納された硬貨が、本貯金箱の外部から見えるようになっている。したがって、本貯金箱に収納された硬貨の枚数や種類などを、外部から、少なくとも大まかに把握することが可能である。本物品を構成する複数の部材は、例えば、切削または射出成形により製作可能であり、或いは、三次元造形機(3Dプリンタ)により製作可能である。これら複数の部材を互いに接着し又は嵌め込むことにより、本物品を組み立て可能である。本物品は、組み立てられた状態で販売されてもよいし、又は、組み立てられる前の上記複数の部材の状態で販売されてもよい。上記複数の部材は、プラスチック(例えば、アクリル、ポリカーボネート、塩化ビニル、ペット、スチレン、ABS、ポリプロピレンなどの樹脂)または硝子により形成されたものであってよい。
意匠の説明正面図、右側面図、平面図、及び底面図は、本物品の全体が不透明体であるとして描いている。背面図は正面図と同じであるため省略し、左側面図は右側面図と同じであるため省略する。断面参考図は、G-G線断面図において各部の名称等を付した図である。断面参考図において、前側板と後側板の内面には、破線で示す窪みが形成されている。これらの窪みは、形状と寸法が棒状部材の両端部と整合しており、これらの窪みには、棒状部材の両端部がそれぞれ嵌っている。断面参考図において、右側板の内面には、斜板の右端部が嵌っている溝が形成されている。なお、この溝の先端部は、断面参考図に示すように、斜板の先端部よりも右側板の内面に沿って広がっていることで、斜板の先端部を当該溝に嵌め易くなっている(右側板と反対側の左側板の内面についても同様である)。断面参考図において、底板には穴(底面図では円形の部分)が形成されている。この穴には、例えば、適宜の栓部材(例えば、シリコンなどの変形可能な透明部材)が取り外し可能に取り付けられてよい。硬貨を、本貯金箱の上方から複数の棒状部材同士の間を通して斜板に落とすことで、硬貨は斜板の上面を滑って斜板の下側の内部に落下して収納される。本貯金箱内の硬貨は、上記穴を通して本貯金箱外に取り出せる。正面側から見た参考図、右側から見た参考図、上側から見た参考図、及び下側から見た参考図は、それぞれ正面図、右側面図、平面図、及び底面図に対応するが、遠近法で描いている。これらの参考図は、本物品の全体が不透明体として描いている。参考写真1は、本物品の試作品を正面側から撮影した写真である。参考写真2は、本試作品を背面側から撮影した写真である。参考写真3は、本試作品を右側から撮影した写真である。参考写真4は、本試作品を左側から撮影した写真である。参考写真5は、本試作品を上側から撮影した写真である。参考写真6は、本試作品を下側から撮影した写真である。参考写真7は、本試作品を右斜め前の上側から撮影した写真である。参考写真8は、本試作品を右斜め後ろの上側から撮影した写真である。なお、参考写真1～5において、緑色の塗りつぶし部分は、本物品の表面に付された文字などの部分を隠すためのものである。

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