意匠ウォッチ

発行日2025-08-26
公報種別意匠公報(S)
登録番号1722859
登録日2022-08-12
意匠に係る物品既製杭の傾斜測定装置
意匠分類J1-610(計量器、測定機械器具及び測量機械器具)
出願番号2021022989
出願日2021-10-22
意匠権者ジャパンパイル株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、意匠に係る物品の使用状態を示す参考図1、2、3に示したように、杭打機を用いて杭穴に沈設される既製杭の傾斜測定に用いられる。本物品は、複数のガイド部材、及び、ガイド部材によって上下動可能に保持される複数の検尺棒を備えている。複数のガイド部材は、既製杭の杭頭部に係合するヤットコと杭打機のモータとの間を延びるロッドに取り付けられる。検尺棒はガイド部材の筒部に挿通され、検尺棒の下端は、既製杭の上端に当接させられる。各検尺棒の上端側には目盛りが設けられ、レベルという測定装置を用いて目盛りの上下方向位置を測定することで、各検尺棒の上下方向位置を測定可能であり、それによって既製杭の傾斜を測定可能である。ガイド部材の投影図を示す参考図4、ガイド部材の分解斜視図を示す参考図5、ガイド部材のブラケットの投影図を示す参考図6、及び、ガイド部材のガイド本体の投影図を示す参考図7に示したように、ガイド部材は、ボルトによって締結される2つのブラケット及び2つのガイド本体によって構成されている。
意匠の説明本物品の検尺棒は極めて長尺であるため、一点鎖線を用いて中間省略している。そして中間省略に際し、複数のガイド部材の上下方向の間隔が偏らないように表現するため、複数個所を中間省略している。また、本物品は上下方向に長いため、作図の都合上、正面図、背面図、左側面図、及び、右側面図では、本物品の上下方向をこれら図面の左右方向に一致するように描画している(本物品の上側が図面の右側、本物品の下側が図面の左側に位置している)。正面図、背面図、左側面図、及び、右側面図中、省略部分の長さは、願書添付図面上、右側から順に336mm、328mm、38mmである。

関連意匠