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公開番号2024063640
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171746
出願日2022-10-26
発明の名称判定装置、判定方法、及び判定システム
出願人新東工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61F 5/44 20060101AFI20240502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】対象者による排泄の種類を判定することができる新規な判定装置、及びその関連技術を提供する。
【解決手段】判定装置(1)は、少なくとも1つのプロセッサ(11)を備えており、前記プロセッサ(11)は、第1のガスセンサ(41)により検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第1のガスセンサ(41)よりも対象者(Ua)の遠位に配置された第2のガスセンサ(42)により検出されたガス濃度である第2のガス濃度を参照することによって、対象者(Ua)による排泄の種類を判定する判定処理(M12)を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備えており、
前記プロセッサは、第1のガスセンサにより検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第1のガスセンサよりも対象者の遠位に配置された第2のガスセンサにより検出されガス濃度である第2のガス濃度を参照することによって、対象者による排泄の種類を判定する判定処理を実行する、
ことを特徴とする判定装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記判定処理において、前記プロセッサは、前記第1のガス濃度が予め定められた始動閾値以上となってから予め定められた時間が経過した時点で、
(1)前記第1のガス濃度が予め定められた第1の閾値未満である場合に、対象者による排泄の種類が放屁であると判定し、
(2)前記第1のガス濃度が前記第1の閾値以上であり、且つ、前記第2のガス濃度が予め定められた第2の閾値以上である場合に、対象者による排泄の種類が大便であると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記判定処理において、前記プロセッサは、前記第1のガス濃度が予め定められた始動閾値以上となってから予め定められた時間が経過した時点で、
(1)前記第1のガス濃度が予め定められた第1の閾値未満であり、且つ、前記第2のガス濃度が予め定められた第2の閾値以上である場合に、対象者による排泄の種類が放屁であると判定し、
(2)前記第1のガス濃度が前記第1の閾値以上であり、且つ、前記第2のガス濃度が前記第2の閾値以上である場合に、対象者による排泄の種類が大便であると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
【請求項4】
前記判定処理において、前記プロセッサは、前記第1のガス濃度が予め定められた始動閾値以上となってから予め定められた時間が経過した時点で、
(3)前記第1のガス濃度が予め定められた第1の閾値以上であり、且つ、前記第2のガス濃度が予め定められた第2の閾値未満である場合に、前記予め定められた時間の設定異常であると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記判定処理の結果をサービス提供者が利用する通知端末に通知する通知処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の判定装置。
【請求項6】
少なくとも1つのプロセッサが、第1のガスセンサにより検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第1のガスセンサよりも対象者の遠位に配置された第2のガスセンサにより検出されたガス濃度である第2のガス濃度を取得する取得処理と、
前記プロセッサが、前記第1のガス濃度及び前記第2のガス濃度を参照することによって、対象者による排泄の種類を判定する判定処理と、を含んでいる、
ことを特徴とする判定方法。
【請求項7】
第1のガスセンサと、
前記第1のガスセンサよりも対象者の遠位に配置された第2のガスセンサと、
前記第1のガスセンサにより検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第2のガスセンサにより検出されたガス濃度である第2のガス濃度を参照することによって、対象者による排泄の種類を判定する判定処理を実行する判定装置と、を備えている、
ことを特徴とする判定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排泄の種類を判定する判定装置、判定方法、及び判定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
介護サービス又は医療サービスにおいては、サービス利用者の排泄管理が重要な業務のひとつとなっている。サービス利用者の排泄を、その種類を含めて自動的に検知することができれば、排泄管理におけるサービス提供者の負担を大幅に軽減することができる。
【0003】
サービス利用者の排泄を検知する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の技術では、匂いセンサの出力信号と湿度センサの出力信号とに基づいて、被介護者の排泄物の種類及びオムツ漏れを判断し、介護者に排泄処置の緊急度を通知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-33745号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術は、匂いセンサの信号、及び湿度センサの信号を組み合わせて参照することにより、排泄物の種類を判定する技術である。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、匂いセンサ、湿度センサ、及び吸気ファンを用いるため、判定システムの構成は複雑になることがある。
【0006】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象者による排泄の種類を判定することができる新規な判定装置、及びその関連技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る判定装置は、少なくとも1つのプロセッサを備えており、前記プロセッサは、第1のガスセンサにより検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第1のガスセンサよりも対象者の遠位に配置された第2のガスセンサにより検出されたガス濃度である第2のガス濃度を参照することによって、対象者による排泄の種類を判定する判定処理を実行する。
【0008】
本発明の一態様に係る判定方法は、少なくとも1つのプロセッサが、第1のガスセンサにより検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第1のガスセンサよりも対象者の遠位に配置された第2のガスセンサにより検出されたガス濃度である第2のガス濃度を取得する取得処理と、前記プロセッサが、前記第1のガス濃度及び前記第2のガス濃度を参照することによって、対象者による排泄の種類を判定する判定処理と、を含んでいる。
【0009】
本発明の一態様に係る判定システムは、第1のガスセンサと、前記第1のガスセンサよりも対象者の遠位に配置された第2のガスセンサと、前記第1のガスセンサにより検出されたガス濃度である第1のガス濃度、及び、前記第2のガスセンサにより検出されたガス濃度である第2のガス濃度を参照することによって、対象者による排泄の種類を判定する判定処理を実行する判定装置と、を備えている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、対象者による排泄の種類を判定することができる新規な判定装置、及びその関連技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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