TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024058680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-26
出願番号2022165928
出願日2022-10-16
発明の名称クリップ
出願人個人,個人
代理人
主分類B42F 1/02 20060101AFI20240419BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】綴じ込み用紙と綴じ込み用紙とを接続して1つのページとして扱うことが可能なクリップ。
【解決手段】
第1基板1Aと、第1基板1Aの長手方向Nにて、第1基板1Aから略垂直に立ち上げた第1背板2Aと、第1背板2Aの上端3Aから第1基板1A側に鋭角に折り曲げた第1挟持板4Aとからなり、第1基板1Aに第1開口部8A、第1挟持板4Aに第2開口部9Aが配置され、第1当接部5Aを第2開口部9Aの外周部22Aに配置した第1クリップ体10Aと、第2クリップ体10Bと、第1クリップ体10Aの第1背板2Aの短手方向Tと、第2クリップ体10Bの第2背板2Bの短手方向Tとを接続し、または、第1クリップ体10Aの第1挟持板4Aの短手方向Tと、第2クリップ体10Bの第2挟持板4Bの短手方向Tとを接続したクリップ11。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
弾性を有する金属板を使用し、
第1基板と、
該第1基板の長手方向にて、第1基板から略垂直に立ち上げた第1背板と、
該第1背板の上端から第1基板側に鋭角に折り曲げた第1挟持板とからなり、
前記第1基板から第1挟持板へ貫通可能なように第1基板に第1開口部、第1挟持板に第2開口部が配置され、
前記第1挟持板を弾性力により第1基板に当接した第1当接部が第1基板の略中央部に対向する位置の第1挟持板に設けられ、
前記第1当接部を第2開口部の外周部に配置した第1クリップ体と、
第2基板と、
該第2基板の長手方向にて、第2基板から略垂直に立ち上げた第2背板と、
該第2背板の上端から第2基板側に鋭角に折り曲げた第2挟持板とからなり、
前記第2基板から第2挟持板へ貫通可能なように第2基板に第3開口部、第2挟持板に第4開口部が配置され、
前記第2挟持板を弾性力により第2基板に当接した第2当接部が第2基板の略中央部に対向する位置の第2挟持板に設けられ、
前記第2当接部を第4開口部の外周部に配置した第2クリップ体と、
前記第1クリップ体の第1背板の短手方向と、前記第2クリップ体の第2背板の短手方向とを接続し、
あるいは、
前記第1クリップ体の第1基板の短手方向と、前記第2クリップ体の第2基板の短手方向とを接続し、
あるいは、
前記第1クリップ体の第1挟持板の短手方向と、前記第2クリップ体の第2挟持板の短手方向とを接続したことを特徴とするクリップ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
綴じ具に設けたリング部またはパイプまたは綴じ足によって、第1の被綴じ物または第2の被綴じ物を綴じるように形成された該綴じ具について、
該綴じ具のリング部またはパイプまたは綴じ足によって貫通できるように、前記第1クリップ体の第1開口部、第2開口部の位置を第1の被綴じ物の取り付け孔に合わせて、第1クリップ体で第1の被綴じ物を挟持して、
前記綴じ具のリング部またはパイプまたは綴じ足によって貫通できるように、前記第2クリップ体の第3開口部、第4開口部の位置を第2の被綴じ物の取り付け孔に合わせて、第2クリップ体で第2の被綴じ物を挟持して、
前記第1クリップ体で挟持した第1の被綴じ物の取り付け孔と、第2クリップ体で挟持した第2の被綴じ物の取り付け孔とが、綴じ具のリング部またはパイプまたは綴じ足に取り付けられ、
第1の被綴じ物と第2の被綴じ物とを綴じ具によって綴じることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
【請求項3】
前記第1クリップ体の前記第1基板を断面への字状に折り曲げて、その頂点が弾性力により前記第1当接部に当接する位置に第1基板の第3当接部が設けられ、
該第3当接部を前記第1開口部の外周部に配置した第1クリップ体と、
前記第2クリップ体の前記第2基板を断面への字状に折り曲げて、その頂点が弾性力により前記第2当接部に当接する位置に第2基板の第4当接部が設けられ、
該第4当接部を前記第3開口部の外周部に配置した第2クリップ体とを有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のクリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に、穴をもって共に一時的に取付けられたシート、そのための手段にて、2つの舌状片の先端が間隔を置かれている2つの舌状片をした取付手段に関する。
続きを表示(約 7,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、英文の勉強において、英単語を組み替えて文章を作る学習をする場合に、組み替えが容易なようにしたファイル(特許文献1参照)がある。表紙本体と、任意の綴じ込み用紙を縦あるいは横方向に並列させるように綴じこむ綴じ具とよりなるファイルと、前記綴じ具に対応した複数の綴じ穴を有する複数の用紙本体と、用紙本体に構成された仕切り線と単語記入欄下線と、単語記入部と、挿入する段の判別のために設けられた綴じ込み段識別用記入欄と、品詞記入欄とよりなる綴じ込み用紙とよりなる単語ファイル、としてある。
特開2007-118549
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
第1の課題について記す。例えば、特許文献1の図8の綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)を、図2の単語ファイルに、図1のように綴じ込んだ場合について、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)のグループの組み替えを行わずにそのままその順番で固定したい時、綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)を扱いたい場合に、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)はそれぞれ、別々の綴じ込み用紙となっていて独立しているため、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)を各々接続して1つのページとして扱うことが容易ではない、という問題がある。(課題1-1)(課題2-1)(課3-1)(課題4-1)。前記問題を解消し、綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)を扱うことが可能なクリップを提供することを目的とする。
【0004】
次に、第2の課題について記す。例えば、特許文献1の図8の綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)のグループAを、図2の単語ファイルに、図1のように綴じ込んだ単語ファイルAと、例えば、特許文献1の図8の綴じ込み用紙(2a2)(2b2)(2c2)のグループBを、図2の単語ファイルに、図1のように綴じ込んだ単語ファイルBとの2つの単語ファイルが存在する場合について説明する。課題1と同様に、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)のグループA、および、綴じ込み用紙(2a2)(2b2)(2c2)のグループBの組み替えを行わずにそのままその順番で、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)を1つのページとして、単語ファイルごと、固定したい時について説明する。組み替えを行わずにそのままその順番で固定したい時、単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して、同様に、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)と綴じ込み用紙(2b2)とを、綴じ込み用紙(2b2)と綴じ込み用紙(2c2)とを各々接続して、さらには、単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2c1)と、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)とを接続して、1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)を扱いたい場合に、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)はそれぞれ、別々の綴じ込み用紙となっていて独立しているため、綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)を各々接続して1つのページとして扱うことが容易ではない、という問題がある。(課題5-1)。前記問題を解消し、単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して、同様に、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)と綴じ込み用紙(2b2)とを、綴じ込み用紙(2b2)と綴じ込み用紙(2c2)とを各々接続して、さらには、単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2c1)と、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)とを接続して、1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)を扱うことが可能なクリップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によると上記課題は、次のようにして解決される。弾性を有する金属板を使用し、第1基板と、該第1基板の長手方向にて、第1基板から略垂直に立ち上げた第1背板と、該第1背板の上端から第1基板側に鋭角に折り曲げた第1挟持板とからなり、前記第1基板から第1挟持板へ貫通可能なように第1基板に第1開口部、第1挟持板に第2開口部が配置され、前記第1挟持板を弾性力により第1基板に当接した第1当接部が第1基板の略中央部に対向する位置の第1挟持板に設けられ、前記第1当接部を第2開口部の外周部に配置した第1クリップ体と、第2基板と、該第2基板の長手方向にて、第2基板から略垂直に立ち上げた第2背板と、該第2背板の上端から第2基板側に鋭角に折り曲げた第2挟持板とからなり、前記第2基板から第2挟持板へ貫通可能なように第2基板に第3開口部、第2挟持板に第4開口部が配置され、前記第2挟持板を弾性力により第2基板に当接した第2当接部が第2基板の略中央部に対向する位置の第2挟持板に設けられ、前記第2当接部を第4開口部の外周部に配置した第2クリップ体と、前記第1クリップ体の第1背板の短手方向と、前記第2クリップ体の第2背板の短手方向とを接続し、あるいは、前記第1クリップ体の第1基板の短手方向と、前記第2クリップ体の第2基板の短手方向とを接続し、あるいは、前記第1クリップ体の第1挟持板の短手方向と、前記第2クリップ体の第2挟持板の短手方向とを接続したことを特徴とするクリップとする。
【0006】
綴じ具に設けたリング部またはパイプまたは綴じ足によって、第1の被綴じ物または第2の被綴じ物を綴じるように形成された該綴じ具について、該綴じ具のリング部またはパイプまたは綴じ足によって貫通できるように、前記第1クリップ体の第1開口部、第2開口部の位置を第1の被綴じ物の取り付け孔に合わせて、第1クリップ体で第1の被綴じ物を挟持して、前記綴じ具のリング部またはパイプまたは綴じ足によって貫通できるように、前記第2クリップ体の第3開口部、第4開口部の位置を第2の被綴じ物の取り付け孔に合わせて、第2クリップ体で第2の被綴じ物を挟持して、前記第1クリップ体で挟持した第1の被綴じ物の取り付け孔と、第2クリップ体で挟持した第2の被綴じ物の取り付け孔とが、綴じ具のリング部またはパイプまたは綴じ足に取り付けられ、第1の被綴じ物と第2の被綴じ物とを綴じ具によって綴じることを特徴とするクリップとする。
【0007】
前記第1クリップ体の前記第1基板を断面への字状に折り曲げて、その頂点が弾性力により前記第1当接部に当接する位置に第1基板の第3当接部が設けられ、該第3当接部を前記第1開口部の外周部に配置した第1クリップ体と、前記第2クリップ体の前記第2基板を断面への字状に折り曲げて、その頂点が弾性力により前記第2当接部に当接する位置に第2基板の第4当接部が設けられ、該第4当接部を前記第3開口部の外周部に配置した第2クリップ体とを有することを特徴とするクリップとする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)例えば、特許文献1の綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)を扱うことが可能なクリップを提供することができる、という効果がある(効果1-1)(効果2-1)(効果3-1)(効果4-1)。また、例えば、凹凸状で係止するような形態でないので、紙片等を綴じる際に係止するため押圧する必要はなく、押圧するような力を必要とはせず、同様に、取り外す際も、引っ張って外さなくてはいけないような、引っ張る力を必要とするものではない。紙片等を挟持する際に、すべらせるように挿入し、また、取り外す際も、すべらせるようにして外せばよく、特には、力を必要とはせず、操作が容易にできる、という効果がある(効果1-2)。また、例えば、合成樹脂等で制作したものであると、一定の強度を確保する必要があることから、部厚くなり比較的大型のものとなりやすい。しかし、弾性を有する金属板を使用してあるので、部厚くなく小型で薄くコンパクトにできる、という効果がある(効果1-3)。また、例えば、綴じ具のパイプによって貫通できるように、第1クリップ体の第1開口部、第2開口部の位置を第1の被綴じ物の取り付け孔に合わせて、第1クリップ体で第1の被綴じ物を挟持してある。挟持した紙片等の書類が落下、衝突等しても、金属板で形成してあるので、挟持した部分について、第1の被綴じ物の取り付け孔周辺を第1クリップ体で保護できるという利点がある。紙片等で構成されている第1の被綴じ物の取り付け孔周辺が外力により汚れたり破れたりするのを防止できる、という効果がある。また、綴じ具のリング部、綴じ具の綴じ足の場合も同様の効果がある(効果1-4)。また、例えば、挟持する紙片等の取り付け孔が最初から少し破れたりしていても、第1クリップ体で紙片等を挟持するので、綴じ具のパイプに取り付けられた第1の被綴じ物が、取り付け孔から外れる可能性を低くできる、という効果がある。また、綴じ具のリング部、綴じ具の綴じ足の場合も同様の効果がある(効果1-5)。また、市販のクリップ等と同様に、取り付け孔のない被綴じ物について、そのまま使用できる、という効果がある(効果1-7)。また、取り付け孔のない被綴じ物について、市販のクリップ等を使用する場合については、紙片等の長さが大きい時に、1個のクリップで対応して固定しても、固定してある面積が少ないので、紙片等が上下左右にぶれたりして安定性に劣り、また、紙片等がまくれやすくなったりする時がある。しかし、当該発明は、長さによっては、1個のクリップでも、挟持した紙片等に対して、紙片等が上下左右にぶれることなく安定性が比較的よく、また、紙片等がまくれやすくなったりするのを防止できる、という効果がある(効果1-8)また、取り付け孔のない被綴じ物について、市販のクリップ等を使用する場合については、紙片等の長さが大きい時に、その長さに対して2~3個のクリップで対応して固定しようとする。しかし、本願発明は、長さによっては、1個のクリップでも対応可能であり、取り付け、取り外しの手間を軽減できる、という効果がある(効果1-9)。また、例えば、特許文献1の単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して、同様に、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)と綴じ込み用紙(2b2)とを、綴じ込み用紙(2b2)と綴じ込み用紙(2c2)とを各々接続して、さらには、単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2c1)と、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)とを接続して、1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)を扱うことが可能なクリップ(11d)を提供するができる、という効果がある(効果5-1)。
(2)例えば、特許文献1の綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)を扱うことが可能なクリップを提供することができる、という効果がある(効果1-1)(効果2-1)(効果3-1)(効果4-1)。また、例えば、凹凸状で係止するような形態でないので、紙片等を綴じる際に係止するため押圧する必要はなく、押圧するような力を必要とはせず、同様に、取り外す際も、引っ張って外さなくてはいけないような、引っ張る力を必要とするものではない。紙片等を挟持する際に、すべらせるように挿入し、また、取り外す際も、すべらせるようにして外せばよく、特には、力を必要とはせず、操作が容易にできる、という効果がある(効果1-2)。また、例えば、合成樹脂等で制作したものであると、一定の強度を確保する必要があることから、部厚くなり比較的大型のものとなりやすい。しかし、弾性を有する金属板を使用してあるので、部厚くなく小型で薄くコンパクトにできる、という効果がある(効果1-3)。また、例えば、綴じ具のパイプによって貫通できるように、第1クリップ体の第1開口部、第2開口部の位置を第1の被綴じ物の取り付け孔に合わせて、第1クリップ体で第1の被綴じ物を挟持してある。挟持した紙片等の書類が落下、衝突等しても、金属板で形成してあるので、挟持した部分について、第1の被綴じ物の取り付け孔周辺を第1クリップ体で保護できるという利点がある。紙片等で構成されている第1の被綴じ物の取り付け孔周辺が外力により汚れたり破れたりするのを防止できる、という効果がある。また、綴じ具のリング部、綴じ具の綴じ足の場合も同様の効果がある(効果1-4)。また、例えば、挟持する紙片等の取り付け孔が最初から少し破れたりしていても、第1クリップ体で紙片等を挟持するので、綴じ具のパイプに取り付けられた第1の被綴じ物が、取り付け孔から外れる可能性を低くできる、という効果がある。また、綴じ具のリング部、綴じ具の綴じ足の場合も同様の効果がある(効果1-5)。また、市販のクリップ等と同様に、取り付け孔のない被綴じ物について、そのまま使用できる、という効果がある(効果1-7)。また、取り付け孔のない被綴じ物について、市販のクリップ等を使用する場合については、紙片等の長さが大きい時に、1個のクリップで対応して固定しても、固定してある面積が少ないので、紙片等が上下左右にぶれたりして安定性に劣り、また、紙片等がまくれやすくなったりする時がある。しかし、当該発明は、長さによっては、1個のクリップでも、挟持した紙片等に対して、紙片等が上下左右にぶれることなく安定性が比較的よく、また、紙片等がまくれやすくなったりするのを防止できる、という効果がある(効果1-8)。また、取り付け孔のない被綴じ物について、市販のクリップ等を使用する場合については、紙片等の長さが大きい時に、その長さに対して2~3個のクリップで対応して固定しようとする。しかし、本願発明は、長さによっては、1個のクリップでも対応可能であり、取り付け、取り外しの手間を軽減できる、という効果がある(効果1-9)。また、例えば、特許文献1の単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2a1)と綴じ込み用紙(2b1)とを、綴じ込み用紙(2b1)と綴じ込み用紙(2c1)とを各々接続して、同様に、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)と綴じ込み用紙(2b2)とを、綴じ込み用紙(2b2)と綴じ込み用紙(2c2)とを各々接続して、さらには、単語ファイルAのグループAの綴じ込み用紙(2c1)と、単語ファイルBのグループBの綴じ込み用紙(2a2)とを接続して、1つのページとして綴じ込み用紙(2a1)(2b1)(2c1)(2a2)(2b2)(2c2)を扱うことが可能なクリップ(11d)を提供するができる、という効果がある(効果5-1)。
(3)対向するように形成してある第1当接部と第3当接部との間での紙片等を挟み込むための力が大きくなる、という効果がある。同様に、対向するように形成してある第2当接部と第4当接部との間での紙片等を挟み込むための力が大きくなる、という効果がある(効果1-6)。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に、添付図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明の範囲は、以下に説明される実施の形態に限定されるものではない。また、前記(発明が解決しようとする課題)の項で記載した各課題に付した番号については、例えば、(課題1-1-1)の初めの数字「1」は実施例1を、2番目の数字は課題の番号を、3番目の数字がある場合は、その連番を表現している。前記(発明の効果)の項で記載した各効果に付した番号について、課題の記載がある場合は、各課題に付した番号に対応するかたちで記載してある。例えば、(課題1-1-1)に対応する効果に付した番号は(効果1-1-1)というようにしてある。また、当該明細書に記載してある各効果であって、前記(発明が解決しようとする課題)の項または当該明細書にて、対応する課題を特に記載していないものについては、当該明細書に記載してある各効果に付してある番号については、例えば、(効果1-6)の初めの数字「1」は実施例1を、2番目の数字は、その連番を表現している。
【0010】
次に、当該明細書にて、記載の用語の意味等について補完する。「連接」について記す。「連接」という用語は広辞苑に記載がある。つながりつづくこと。つながりつづけること。と記載されている。また、関連用語として「連接棒」が記載されている。往復機関で、ピストンあるいはピストン棒とクランクとを連結する棒。等記載されている。特許技術用語集第2版(日刊工業新聞社)にも記載がある。「連接」は、連なって接続していること。と記載されている。以上から、「連接」は、AとBとをつなげるもの、という意味合いをも含んでいると解釈できる。当該明細書においては、そのような意味合いで使用してある。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ノート
3か月前
個人
暗記用具
7か月前
個人
クリップ
25日前
個人
頁押え具
11日前
個人
クリップ
7か月前
個人
ブックカバー
6か月前
個人
朱印帳
2か月前
個人
冊子体
8か月前
個人
ページホルダー
3か月前
個人
クリップ
17日前
個人
カレンダー
3か月前
個人
カルテフォルダ
1か月前
個人
書籍等を含む創る絵本
1か月前
個人
ブックキーパー
26日前
個人
ガイド部材
20日前
個人
プルタブ付き囲碁シール
10か月前
個人
斜め掛け補正機構
12か月前
コクヨ株式会社
ファイル
3か月前
コクヨ株式会社
ファイル
5か月前
コクヨ株式会社
ファイル
3か月前
コクヨ株式会社
ファイル
3か月前
コクヨ株式会社
ファイル
10か月前
コクヨ株式会社
ファイル
2か月前
コクヨ株式会社
ファイル
10か月前
コクヨ株式会社
クリップ
2か月前
株式会社へいわ
ファイル
2か月前
凸版印刷株式会社
複写防止媒体
11か月前
発想法株式会社
筆記用紙
6か月前
発想法株式会社
筆記用紙
21日前
コクヨ株式会社
ファイル類
8か月前
個人
上製合紙本及びその組立方法
1か月前
個人
組み合わせ語式発案用ツール
8か月前
株式会社幸道
書籍用の栞
3か月前
株式会社バンダイ
物品保持用スタンド
5か月前
個人
スケジュール管理帳
11か月前
合同会社フードマーク
クリップ
27日前
続きを見る