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公開番号2025175761
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2024082005
出願日2024-05-20
発明の名称ガイダンス装置、ガイダンス方法およびプログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人
主分類G05B 23/02 20060101AFI20251126BHJP(制御;調整)
要約【課題】制御対象をガイダンス値に従って操作することが適切であるのか否かの判断を支援することが可能なガイダンス装置を得ること。
【解決手段】制御対象の制御に用いる制御パラメータをガイダンスするガイダンス装置1は、制御パラメータの値に応じて値が変化する目的関数を、制約条件を満たす範囲で設定する処理によって求められる制御パラメータのガイダンス値を取得するガイダンス値取得部10と、目的関数の値に基づいて制御パラメータのガイダンス値の根拠を示すメッセージを出力するガイダンス部13と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御対象の制御に用いる制御パラメータをガイダンスするガイダンス装置であって、
前記制御パラメータの値に応じて値が変化する目的関数を、制約条件を満たす範囲で設定する処理によって求められる前記制御パラメータのガイダンス値を取得するガイダンス値取得部と、
前記目的関数の値に基づいて前記制御パラメータの前記ガイダンス値の根拠を示すメッセージを出力するガイダンス部と、
を備えることを特徴とするガイダンス装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記ガイダンス部は、前記制約条件が設定された変数の値に基づいて、前記メッセージの内容を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のガイダンス装置。
【請求項3】
前記ガイダンス部は、前記ガイダンス値に基づいて、前記制御パラメータの値に応じて値が変化する変数の予測値を算出し、前記予測値に基づいて計算した前記目的関数の値に基づいて前記メッセージの内容を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のガイダンス装置。
【請求項4】
前記メッセージは、前記ガイダンス値の増減の根拠を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のガイダンス装置。
【請求項5】
前記メッセージは、前記ガイダンス値の値の根拠を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のガイダンス装置。
【請求項6】
前記ガイダンス部は、前記目的関数の値と予め定められたしきい値との比較結果に基づいて、前記メッセージの内容を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のガイダンス装置。
【請求項7】
前記ガイダンス部は、前記目的関数の値が前記しきい値と同一になる時点までの時間を算出し、算出した時間を含む前記メッセージを出力する
ことを特徴とする請求項6に記載のガイダンス装置。
【請求項8】
前記ガイダンス部は、前記制約条件が設定された変数の値と予め定められたしきい値との比較結果に基づいて、前記メッセージの内容を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載のガイダンス装置。
【請求項9】
前記制御対象は、下水処理システムであり、
前記制御パラメータは、前記下水処理システムが有する揚水ポンプの揚水量である
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のガイダンス装置。
【請求項10】
前記ガイダンス値は、前記下水処理システムに貯めた処理前の下水の水位と、前記下水処理システムの消費電力と、前記下水処理システムから放流する処理水の水質とを前記目的関数として求められる
ことを特徴とする請求項9に記載のガイダンス装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御対象の運転ガイダンスを行うガイダンス装置、ガイダンス方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
制御パラメータの値を変更することによって制御対象の運転制御を行うシステムでは、従来は操作員が過去の経験などに基づいて制御パラメータの値を決定していた。また、制御パラメータの目標値を算出することで、操作員の手間を低減する支援システムも提供されている。例えば、特許文献1では、制御パラメータの値に応じて値が変化する変数のうち目的関数として設定されたものの値が最適化されるような制御パラメータの値を探索する最適化処理によって、制御パラメータのガイダンス値を操作員に提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-10072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術によれば、操作員は、本当に制御対象をガイダンス値に従って操作することが適切であるのか否かを判断することが困難であるという問題があった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、制御対象をガイダンス値に従って操作することが適切であるのか否かの判断を支援することが可能なガイダンス装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかるガイダンス装置は、制御対象の制御に用いる制御パラメータをガイダンスするガイダンス装置であって、制御パラメータの値に応じて値が変化する目的関数を、制約条件を満たす範囲で設定する処理によって求められる制御パラメータのガイダンス値を取得するガイダンス値取得部と、目的関数の値に基づいて制御パラメータのガイダンス値の根拠を示すメッセージを出力するガイダンス部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、制御対象をガイダンス値に従って操作することが適切であるのか否かの判断を支援することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかるガイダンス装置の構成例を示す図
図1に示すガイダンス装置の動作を説明するためのフローチャート
制御対象が下水処理システムである場合の適用例を示す図
図3に示すガイダンス装置の動作を説明するためのフローチャート
図3に示すガイダンス部が出力するメッセージの第1の例を示す図
図3に示すガイダンス部が出力するメッセージの第2の例を示す図
制御対象が空気調和システムである場合の適用例を示す図
図7に示すガイダンス部が出力するメッセージの第1の例を示す図
図7に示すガイダンス部が出力するメッセージの第2の例を示す図
図7に示すガイダンス部が出力するメッセージの第3の例を示す図
ガイダンス装置を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施の形態に係るガイダンス装置、ガイダンス方法およびプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるガイダンス装置1の構成例を示す図である。ガイダンス装置1は、制御対象2の運転ガイダンスを行う。制御対象2は、制御パラメータの値を変更することで運転操作される。このとき、ガイダンス装置1は、制御対象2および情報提供サーバ3から取得した情報を用いて、運転ガイダンスを行う。ガイダンス装置1は、情報取得部11と、最適化部12と、ガイダンス部13とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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