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公開番号2025000842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024170119,2022196931
出願日2024-09-30,2018-04-26
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241224BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技への注目度を好適に向上させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機は遊技領域PEが形成された遊技盤60を備えている。遊技領域PEに設けられた作動入球部62,63への入球に基づいて保留情報が取得され、これら保留情報に基づいて第1特別遊技状態対応の開閉実行モードへ移行させるか否かの当否抽選が順次実行される。第1特別遊技状態においては遊技領域PEに設けられた上側可変入賞装置64が閉状態/開状態に交互に切り替わる。上側可変入賞装置64の上流側には右一般入賞口61Rが配設されており、上側可変入賞装置64へ向けて発射された遊技球の一部が当該右一般入賞口61Rへ入球する。第1特別遊技状態にて上側可変入賞装置64が閉状態となるインターバル中に右一般入賞口61Rへの入球が発生した場合には、当該入球に基づいて遊技機の設定値を遊技者に示唆するか否かの抽選が行われる。
【選択図】 図51
特許請求の範囲【請求項1】
遊技領域が形成されている遊技盤を備え、前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な入球手段が設けられている遊技機であって、
前記入球手段に入球した遊技球を検知可能な検知手段と、
前記検知手段により遊技球が検知された場合、所定情報を取得可能な取得手段と、
前記所定情報を記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている所定情報に基づいて遊技者に特典を付与することの付与判定を実行可能な手段と、
前記記憶手段に記憶されている所定情報が、前記付与判定の対象となるよりも前に、当該付与判定の対象となった場合の情報を特定可能な先特定手段と、
前記先特定手段による特定の結果に基づいて特定報知を実行可能な特定報知手段と、
遊技者によって操作される操作手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機には、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技者による発射操作に基づいて当該遊技領域へ遊技球を発射する遊技球発射手段とを備えているものがある。遊技球発射手段から発射された遊技球が遊技領域に設けられた入球部へ入球することにより、所定数の遊技球の払い出し等の特典が遊技者に付与される(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-78904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したタイプの遊技機においては、遊技への注目度を向上させる上で、その構成に未だ改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、遊技への注目度を好適に向上させることのできる遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
遊技領域が形成されている遊技盤を備え、前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な入球手段が設けられている遊技機であって、
前記入球手段に入球した遊技球を検知可能な検知手段と、
前記検知手段により遊技球が検知された場合、所定情報を取得可能な取得手段と、
前記所定情報を記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている所定情報に基づいて遊技者に特典を付与することの付与判定を実行可能な手段と、
前記記憶手段に記憶されている所定情報が、前記付与判定の対象となるよりも前に、当該付与判定の対象となった場合の情報を特定可能な先特定手段と、
前記先特定手段による特定の結果に基づいて特定報知を実行可能な特定報知手段と、
遊技者によって操作される操作手段と、
を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遊技への注目度を好適に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態におけるパチンコ機を示す斜視図である。
パチンコ機の主要な構成を展開して示す斜視図である。
パチンコ機の主要な構成を展開して示す斜視図である。
(a)遊技盤の構成を示す正面図、(b)主表示ユニットの正面図である。
上側可変入賞装置の正面図である。
入球ユニットの正面図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
当否抽選などに用いられる各種カウンタの内容を説明するための概略図である。
第1作動口用の当否テーブルを示す概略図である。
第2作動口用の当否テーブルを示す概略図である。
(a)第1作動口用の振分テーブルを示す概略図、(b)第2作動口用の振分テーブルを示す概略図である。
主制御装置のMPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主制御装置のMPUにて実行される通常処理を示すフローチャートである。
遊技回制御処理を示すフローチャートである。
第1作動口用制御処理を示すフローチャートである。
第1作動口用変動開始処理を示すフローチャートである。
第2作動口用制御処理を示すフローチャートである。
第2作動口用変動開始処理を示すフローチャートである。
遊技状態移行処理を示すフローチャートである。
大入賞口開閉処理を示すフローチャートである。
第1開閉処理を示すフローチャートである。
第2開閉処理を示すフローチャートである。
開閉実行モード終了時の移行処理を示すフローチャートである。
電役サポート用処理を示すフローチャートである。
電役開閉処理を示すフローチャートである。
変動表示時間テーブル切替処理を示すフローチャートである。
第1作動口用の変動表示時間設定処理を示すフローチャートである。
第2作動口用の変動表示時間設定処理を示すフローチャートである。
遊技状態毎の変動表示時間及び確定表示時間の違いを示す概略図である。
各遊技状態の関係を示すブロック図である。
(a)第4通常遊技状態における第2作動口用の変動表示時間テーブルを示す概略図、(b)第4通常遊技状態における第1作動口用の変動表示時間テーブルを示す概略図である。
(a)大当たり結果の種類と第4通常遊技状態にて参照される変動表示時間テーブルの組合せとの関係を示す概略図、(b)残り時間の表示を示す概略図である。
第4通常遊技状態における遊技の流れを示すタイミングチャートである。
遊技進行に伴う持ち球の増減を示すタイミングチャートである。
第2の実施の形態における遊技盤の構成を示す正面図である。
遊技球の振分構造を示す概略図である。
第1入球部用の当否テーブルを示す概略図である。
第2入球部用の当否テーブルを示す概略図である。
(a)第1入球部用の振分テーブルを示す概略図、(b)第2入球部用の振分テーブルを示す概略図である。
(a)低頻度サポートモードと高頻度サポートモードとを対比した概略図、(b)振分結果と各種モードとの関係を示す概略図である。
表示画面における表示内容を示す概略図である。
第1入球部用制御処理を示すフローチャートである。
第2入球部用制御処理を示すフローチャートである。
開閉実行モード終了時の移行処理を示すフローチャートである。
変動表示モード毎の変動表示時間及び確定表示時間の違いを示す概略図である。
各遊技状態の関係を示すブロック図である。
遊技の流れを示すタイミングチャートである。
第3の実施の形態における当否テーブルを示す概略図である。
第4の実施の形態における表示の流れを示す概略図である。
(a),(b)第5の実施の形態における振分テーブルを示す概略図、(c)振分結果と各種モードとの関係を示す概略図である。
第6の実施の形態における遊技盤の構成を示す正面図である。
報知・演出制御装置及び表示制御装置に係る電気的構成を示すブロック図である。
設定値と有利度合いとの関係を示す概略図である。
図柄表示装置の表示画面における表示内容を説明するための概略図である。
開閉実行モードにおける演出の流れを示す概略図である。
(a)報知・演出制御装置のMPUにて実行される第1特別遊技状態用制御処理を示すフローチャート、(b)オープニングパート用処理を示すフローチャートである。
(a)設定示唆用抽選テーブルを示す概略図、(b)設定値とエンディング画像との関係を示す概略図である。
メインパート用処理を示すフローチャートである。
ラウンド用処理を示すフローチャートである。
インターバル用処理を示すフローチャートである。
(a)ラウンド中の表示を示す概略図、(b)インターバル中の表示を示す概略図である。
(a)バトルパートにおける表示を示す概略図、(b)エンディングパートにおける表示を示す概略図である。
第7の実施の形態における表示を示す概略図である。
変形例を示す概略図である。
第8の実施の形態における各種カウンタ等を示す概略図である。
タイマ割込み処理を示すフローチャートである。
作動口用の入賞処理を示すフローチャートである。
情報取得処理を示すフローチャートである。
通常処理を示すフローチャートである。
遊技回制御処理を示すフローチャートである。
データ設定処理を示すフローチャートである。
変動開始処理を示すフローチャートである。
変動表示時間の設定処理を示すフローチャートである。
遊技状態移行処理を示すフローチャートである。
報知・演出制御装置及び表示制御装置に係る電気的構成を示すブロック図である。
図柄表示装置の表示画面における表示内容を説明するための概略図である。
図柄表示装置の表示画面における表示内容を説明するための概略図である。
報知・演出制御装置のMPUによる変動表示制御処理を示すフローチャートである。
変動用開始処理を示すフローチャートである。
(a)変動表示態様の種類を示す概略図、(b)各変動表示態様の概要を示す概略図である。
(a)表示制御装置のMPUによる保留表示制御用コマンド対応処理を示すフローチャート、(b)保留表示の様子を示す概略図である。
主制御装置のMPUによる保留予告用の確認処理を示すフローチャートである。
主制御装置のMPUによる保留コマンドの設定処理を示すフローチャートである。
報知・演出制御装置のMPUによる保留予告演出用設定処理を示すフローチャートである。
(a)保留アイコンの種類を示す概略図、(b)予告演出の概要を示す概略図である。
(a)第1種予告演出の概要を示す概略図、(b)第2種予告演出の概要を示す概略図である。
(c)特殊変化の概要を示す概略図である。
報知・演出制御装置のMPUにて実行される操作対応リーチ表示用制御処理を示すフローチャートである。
(a)第8の実施の形態における遊技盤の部分拡大図、(b)A-A線部分断面図である。
報知・演出制御装置のMPUにて実行される特殊操作判定用処理を示すフローチャートである。
(a)通路構造を示す概略図、(b)特殊操作の受付時間を示す概略図である。
報知・演出制御装置のMPUにて実行される操作対応保留変化用制御処理を示すフローチャートである。
特殊操作に基づいた保留アイコンの表示の様子を示す概略図である。
特殊操作に基づいた保留アイコンの表示の様子を示す概略図である。
(a)遊技球の動きを示す概略図、(b)第9の実施の形態における特殊操作と入賞との対応関係の変形例を示す概略図である。
第10の実施の形態における通路構造を示す概略図である。
第11の実施の形態における遊技盤の部分断面図である。
入賞タイミングと保留アイコンの追加表示タイミングとの関係を示す概略図である。
特殊操作判定用処理を示すフローチャートである。
(a)通路構造を示す概略図、(b)入賞待ち時間を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施の形態>
以下、遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)の第1の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はパチンコ機10を正面側から見た斜視図、図2及び図3はパチンコ機10の主要な構成を展開して示す斜視図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域PE内の構成を省略している。
【0010】
図1に示すように、パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11に取り付けられた遊技機主部12とを有している。
(【0011】以降は省略されています)

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