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公開番号2024167011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083518
出願日2023-05-19
発明の名称遊技機
出願人株式会社オリンピア
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20241122BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者が違和感を抱く可能性が低減された遊技機を提供する。
【解決手段】演出制御手段は、所定の契機で、第1遊技と、第1遊技の後の第2遊技と、第2遊技の後の第3遊技と、にわたって連続する連続演出を実行可能であり、演出制御手段は、特定図柄が所定の表示位置に表示されることを示唆する第1演出と、第1演出とは異なる第2演出と、を実行可能であり、第1遊技で特定当選態様が得られた場合に第1演出が実行される確率は、第2遊技で特定当選態様が得られた場合に第1演出が実行される確率よりも高く、かつ第3遊技で特定当選態様が得られた場合に第1演出が実行される確率よりも高くなっており、第2遊技で特定当選態様が得られた場合に第2演出が実行される確率は、第3遊技で特定当選態様が得られた場合に第2演出が実行される確率よりも高くなっている。
【選択図】図38
特許請求の範囲【請求項1】
複数種類の図柄が配列された複数のリールと、
前記複数のリールの回転を停止させる停止操作を行うことが可能な複数のストップボタンと、
役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、
前記停止操作に基づいて前記内部抽選の結果に応じた態様で前記複数のリールを停止させる制御を行うリール制御手段と、
演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記内部抽選において得られる当選態様には、特定当選態様が含まれ、
前記特定当選態様は、前記ストップボタンが特定操作態様で前記停止操作されると、特定図柄が所定の表示位置に表示される当選態様であり、
前記演出制御手段は、所定の契機で、第1遊技と、前記第1遊技の後の第2遊技と、前記第2遊技の後の第3遊技と、にわたって連続する連続演出を実行可能であり、
前記演出制御手段は、前記特定図柄が所定の表示位置に表示されることを示唆する第1演出と、前記第1演出とは異なる第2演出と、を実行可能であり、
前記第1遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率は、前記第2遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率よりも高く、かつ前記第3遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率よりも高くなっており、
前記第2遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第2演出が実行される確率は、前記第3遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第2演出が実行される確率よりも高くなっている、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から遊技機として、外周面に複数の図柄が配列されたリールを複数備えたスロットマシンが知られている。スロットマシンでは、遊技開始に伴ってリールが回転を開始するとともに、抽選テーブルを用いた内部抽選が行われる。また、リールが停止したときに内部抽選に当選した当選役に対応する図柄組合せが複数のリールによって表示され、この当選役が入賞となると、入賞した当選役に対応する処理として、例えば、メダル(遊技価値)を払い出すメダル払出処理や、メダルを新たに消費することなく再度の遊技を可能とする再遊技処理等が行われる。
【0003】
また、スロットマシンには、内部抽選で所定の当選役に当選した場合に、当該当選役の当選を示唆する演出が実行され得るものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-81416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、遊技機では、遊技者が違和感を抱く可能性を低減することが求められている。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、遊技者が違和感を抱く可能性が低減された遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
複数種類の図柄が配列された複数のリール(例えばリール20a~20c)と、
前記複数のリールの回転を停止させる停止操作を行うことが可能な複数のストップボタン(例えばストップボタン26a~26c)と、
役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段(例えば内部抽選手段42)と、
前記停止操作に基づいて前記内部抽選の結果に応じた態様で前記複数のリールを停止させる制御を行うリール制御手段(例えばリール制御手段43)と、
演出を制御する演出制御手段(例えば演出制御手段100)と、を備え、
前記内部抽選において得られる当選態様には、特定当選態様(例えば当選エリア「1枚プラム2」)が含まれ、
前記特定当選態様は、前記ストップボタンが特定操作態様で前記停止操作されると、特定図柄が所定の表示位置に表示される当選態様であり、
前記演出制御手段は、所定の契機で、第1遊技と、前記第1遊技の後の第2遊技と、前記第2遊技の後の第3遊技と、にわたって連続する連続演出を実行可能であり、
前記演出制御手段は、前記特定図柄が所定の表示位置に表示されることを示唆する第1演出と、前記第1演出とは異なる第2演出と、を実行可能であり、
前記第1遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率は、前記第2遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率よりも高く、かつ前記第3遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率よりも高くなっており、
前記第2遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第2演出が実行される確率は、前記第3遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第2演出が実行される確率よりも高くなっている。
【0008】
例えば、連続演出の実行中に特定当選態様が得られたことに基づき連続演出が中断された場合、遊技者が違和感を抱くおそれがある。特に連続演出の前半ほど、中断された場合に遊技者が違和感を抱く可能性が高い。本発明では、前記第1遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率は、前記第2遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率よりも高く、かつ前記第3遊技で前記特定当選態様が得られた場合に前記第1演出が実行される確率よりも高くなっている。例えば、第1遊技は連続演出を実行可能な遊技であるが、その第1遊技で特定当選態様が得られた場合には第1演出が実行される確率が高くなっている。このため、連続演出が中断されるという事態が生じるのを抑制でき、遊技者が違和感を抱く可能性を低減できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、遊技者が違和感を抱く可能性を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、正面側から見た斜視図である。
同、筐体内部の構成を示す斜視図である。
同、受皿とキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)は受皿とキャンセルシュートを近接させた状態を示し、(b)は受皿とキャンセルシュートを離間させた状態を示す。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートを前方から見たもので、(b)はキャンセルシュートを後方から見たものである。
同、ホッパーユニットを前方から見た図である。
同、下扉の背面を示す斜視図である。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートを上方から見た図であり、(b)はキャンセルシュートを左側方から見た図である。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートの前部材を透視した状態を示し、(b)はキャンセルシュートの後部材のみを示す。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線を示す。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、第2仮想直線を示す。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、第3仮想直線を示す。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線の一端を示す。
同、キャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線の他端を示す。
本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、正面側から見た斜視図である。
同、筐体内部の構成を示す斜視図である。
同、電源ボックスを示す斜視図である。
同、リール支持部を示す斜視図である。
同、リール支持部と電源ボックスとの関係について説明するための図であり、(a)は筐体を前方から見た図であり、(b)は(a)のC-C線に沿って切断した断面図である。
同、電源ボックスおよびリール支持部を上方から見た図である。
同、筐体を前方から見た図である。
同、異物侵入防止部を備える放熱口について説明するための図である。
同、筐体背面の孔と電源ボックスとリール支持部との関係の変形例について説明するための図である。
本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、その斜視図である。
同、リールの図柄配列を示す図である。
同、遊技機の概略的な構成を示すブロック図である。
同、内部抽選テーブルを説明するための図である。
同、各当選エリアの当選時における停止操作の態様と入賞役との関係を説明するための図である。
同、入賞役と図柄組合せとの関係を説明するための図である。
同、入賞役と図柄組合せとの関係を説明するための図である。
同、入賞役と図柄組合せとの関係を説明するための図である。
同、遊技状態の状態遷移図である。
同、遊技区間および演出状態の状態遷移図である。
同、所定の小役の入賞形態を示す図柄組合せが有効ライン上に表示された場合を示す図である。
同、レバー押下時演出について説明するための図である。
同、演出について説明するための図であり、(a)は第1演出(特定演出)を示し、(b)は第2演出を示す。
同、第2演出と他の演出が重複して実行された場合について説明するための図である。
本発明の第4の実施の形態に係る遊技機において、特定の停止態様でリールが停止した場合を示す図である。
同、第1演出について説明するための図である。
同、第2演出について説明するための図である。
本発明の第5の実施の形態に係る遊技機において、所定の小役の入賞形態を示す図柄組合せが有効ライン上に表示された場合を示す図であり、(a)は第3小役を示し、(b)は第5小役を示す。
本発明の第6の実施の形態に係る遊技機における、遊技区間および演出状態の状態遷移図である。
同、特定ナビ演出について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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