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公開番号
2024161094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024144014,2023012224
出願日
2024-08-26,2016-07-12
発明の名称
エンジン
出願人
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
19/06 20060101AFI20241108BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】ガスモードとディーゼルモードを切り替えて稼動させることが可能なエンジンを提供する。
【解決手段】エンジン21は、気体燃料を燃焼するガスモードと、液体燃料を燃焼する拡散燃焼モードと、に対応可能である。エンジン21は、メイン燃料噴射弁79と、液体燃料供給用レール配管42と、排気マニホールド44と、を備える。メイン燃料噴射弁79は、ガスモードでの燃焼時に燃焼室110に液体燃料を供給する。液体燃料供給用レール配管42は、エンジン21のクランク軸24を含む仮想鉛直平面に対して一側に配置され、メイン燃料噴射弁79に液体燃料を供給する。排気マニホールド44は、仮想鉛直平面に対して液体燃料供給用レール配管42と反対側に配置され、燃焼室110での燃焼により発生した排気を集めて外部に排出する。液体燃料供給用レール配管42は、クランク軸24の軸線24cに平行な方向に延びるように配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
気体燃料を燃焼するガスモードと、液体燃料を燃焼する拡散燃焼モードと、に対応可能なエンジンにおいて、
前記ガスモードでの燃焼時に燃焼室に液体燃料を供給するメイン燃料噴射弁と、
前記エンジンのクランク軸を含む仮想鉛直平面に対して一側に配置され、前記メイン燃料噴射弁に液体燃料を供給する液体燃料供給用レール配管と、
前記仮想鉛直平面に対して前記液体燃料供給用レール配管と反対側に配置され、前記燃焼室での燃焼により発生した排気を集めて外部に排出する排気マニホールドと、
を備え、
前記液体燃料供給用レール配管は、前記クランク軸の軸線に平行な方向に延びるように配置されることを特徴とするエンジン。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエンジンであって、
前記ガスモードでの燃焼時に気体燃料の着火を目的として前記燃焼室にパイロット燃料を供給するパイロット燃料噴射弁と、
前記パイロット燃料噴射弁にパイロット燃料を供給するパイロット燃料供給用レール配管と、
を更に備えることを特徴とするエンジン。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のエンジンであって、
前記仮想鉛直平面に対して前記液体燃料供給用レール配管と同じ側に配置され、前記メイン燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給ポンプと、
前記液体燃料供給用レール配管及び前記燃料供給ポンプを覆う被覆部材と、
を更に備えることを特徴とするエンジン。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のエンジンであって、
前記液体燃料供給用レール配管に送られる燃料が経由する液体燃料供給用主管と、
前記メイン燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給ポンプからの余分な燃料を戻す燃料戻し管と、
を備え、
前記液体燃料供給用主管、及び前記燃料戻し管は、クランプ部材を介して、上下方向に延びるように配置されることを特徴とするエンジン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの構成に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、エンジン負荷を測定するための負荷測定器が設けられたエンジンが知られている。特許文献1は、この種のエンジンを開示する。この特許文献1のエンジンは、エンジンの各部を制御するエンジン制御装置を有し、当該エンジン制御装置は、ワットトランスデューサやトルクセンサ等の負荷測定器による測定信号を受け、エンジン装置の負荷を算出する構成となっている。
【0003】
特許文献1のようにエンジンに掛かる負荷を測定することは、エンジンの適切な燃焼制御を行うために欠かせないものである。仮に、当該負荷測定器が故障した状態でエンジンを稼動させると、燃焼に必要な空気量の過不足が生じて燃焼の安定性を低下させる原因となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-230000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ガスモードとディーゼルモードを切り替えて稼動させることが可能なエンジンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成のエンジンが提供される。即ち、エンジンは、気体燃料を燃焼するガスモードと、液体燃料を燃焼する拡散燃焼モードと、に対応可能である。エンジンは、メイン燃料噴射弁と、液体燃料供給用レール配管と、排気マニホールドと、を備える。前記メイン燃料噴射弁は、前記ガスモードでの燃焼時に燃焼室に液体燃料を供給する。前記液体燃料供給用レール配管は、前記エンジンのクランク軸を含む仮想鉛直平面に対して一側に配置され、前記メイン燃料噴射弁に液体燃料を供給する。前記排気マニホールドは、前記仮想鉛直平面に対して前記液体燃料供給用レール配管と反対側に配置され、前記燃焼室での燃焼により発生した排気を集めて外部に排出する。前記液体燃料供給用レール配管は、前記クランク軸の軸線に平行な方向に延びるように配置される。
【0008】
前記のエンジンにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、エンジンは、パイロット燃料噴射弁と、パイロット燃料供給用レール配管と、を更に備える。前記パイロット燃料噴射弁は、前記ガスモードでの燃焼時に気体燃料の着火を目的として前記燃焼室にパイロット燃料を供給する。前記パイロット燃料供給用レール配管は、前記パイロット燃料噴射弁にパイロット燃料を供給する。
【0009】
前記のエンジンにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、エンジンは、燃料供給ポンプと、被覆部材と、を更に備える。前記燃料供給ポンプは、前記仮想鉛直平面に対して前記液体燃料供給用レール配管と同じ側に配置され、前記メイン燃料噴射弁に燃料を供給する。前記被覆部材は、前記液体燃料供給用レール配管及び前記燃料供給ポンプを覆う。
【0010】
前記のエンジンにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、エンジンは、液体燃料供給用主管と、燃料戻し管と、を備える。前記液体燃料供給用主管は、前記液体燃料供給用レール配管に送られる燃料が経由する。前記燃料戻し管は、前記メイン燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給ポンプからの余分な燃料を戻す。前記液体燃料供給用主管、及び前記燃料戻し管は、クランプ部材を介して、上下方向に延びるように配置される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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