TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024137444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023048968
出願日
2023-03-24
発明の名称
弾球遊技機
出願人
サミー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20240927BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】演出効果の向上と操作性向上の両立を図ることができる遊技機を提供する。
【解決手段】図柄変動中における音量調整の実行可能期間は、図柄変動中におけるモード設定の実行可能期間より相対的に長く、当否判定の結果が所定結果とは異なる特定結果である場合に実行される図柄変動であり、リーチ演出を伴わない図柄変動である所定の図柄変動と、当否判定の結果が所定結果とは異なる特定結果である場合に実行される図柄変動であり、高期待度リーチ演出を伴う図柄変動である特定の図柄変動とを有し、所定の図柄変動中における音量調整の実行可能期間とモード設定の実行可能期間との差は、特定の図柄変動中における音量調整の実行可能期間とモード設定の実行可能期間との差より小さい。
【選択図】図32
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、
開放したときには遊技球が入球可能または入球容易となる大入賞口と、
前記始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定する当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果を示すための図柄が変動表示される図柄表示装置と、
前記図柄の変動表示過程が定められた複数種類の変動パターンからいずれかを選択する変動パターン決定手段と、
前記始動入賞口へ新たな入球があったときにそれ以前の前記始動入賞口への入球に対応する図柄変動が表示されている場合、所定個数を上限に前記始動入賞口への新たな入球に対応する抽選値を保留として記憶する保留制御手段と、
前記当否判定手段による当否判定の結果が所定結果である場合、大入賞口の開放を伴う特別遊技を実行可能とする特別遊技制御手段と、
演出的な内容が表示される演出表示装置と、
前記演出表示装置に表示させる演出内容を決定する演出決定手段と、
前記演出決定手段により決定された演出内容を前記演出表示装置に表示させる演出表示制御手段と、を備え、
前記始動入賞口への新たな入球があった場合にその入球に対応する抽選値に関する事前情報を前記演出決定手段へ送信し、
前記事前情報に基づき、その事前情報に対応する保留に係る特別遊技移行期待度を示唆する特定演出を、その事前情報に対応する保留に係る図柄変動よりも前の図柄変動にて実行可能であり、
前記特定演出の実行頻度に関するモードとして、第1モードと第2モードとを有しており、前記第1モードおよび前記第2モードのいずれに設定するかのモード設定を遊技者の操作に応じて実行可能であり、
遊技者による第1の操作により所定の演出内容を変化可能であり、
遊技者による第2の操作により音量調整を実行可能であり、
遊技者による第3の操作により前記モード設定を実行可能であり、
図柄変動中における前記音量調整の実行可能期間は、図柄変動中における前記モード設定の実行可能期間より相対的に長く、
当否判定の結果が所定結果とは異なる特定結果である場合に実行される図柄変動であり、リーチ演出を伴わない図柄変動である所定の図柄変動と、当否判定の結果が所定結果とは異なる特定結果である場合に実行される図柄変動であり、高期待度リーチ演出を伴う図柄変動である特定の図柄変動とを有し、前記所定の図柄変動中における前記音量調整の実行可能期間と前記モード設定の実行可能期間との差は、前記特定の図柄変動中における前記音量調整の実行可能期間と前記モード設定の実行可能期間との差より小さく、
前記モード設定の実行不可能期間の前から前記第3の操作が継続されて前記モード設定の実行不可能期間中も前記第3の操作が継続されて前記モード設定の実行不可能期間の後も前記第3の操作が継続されていた場合、前記モード設定の実行不可能期間の後の期間である前記モード設定の実行可能期間に前記モードは変更しないことを特徴とする弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
遊技球が発射される遊技領域を備えた弾球遊技機に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当りと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当りとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出や、特別遊技への移行期待度の高さを予告的に示唆する予告演出によっても遊技者の期待感を高めている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-230714号公報
特開2017-70532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、機種ごとに設計される様々な演出要素や様々な操作性との関係によっては、演出の相乗効果を図ることができることもあれば、演出の効果を減退させてしまうことも考えられるため、各要素の組合せには慎重な設計が要求される。
【0005】
本願発明は上記課題に鑑みたもので、演出効果の向上と操作性向上の両立を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、開放したときには遊技球が入球可能または入球容易となる大入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定する当否判定を実行する当否判定手段と、当否判定の結果を示すための図柄が変動表示される図柄表示装置と、図柄の変動表示過程が定められた複数種類の変動パターンからいずれかを選択する変動パターン決定手段と、始動入賞口へ新たな入球があったときにそれ以前の始動入賞口への入球に対応する図柄変動が表示されている場合、所定個数を上限に始動入賞口への新たな入球に対応する抽選値を保留として記憶する保留制御手段と、当否判定手段による当否判定の結果が所定結果である場合、大入賞口の開放を伴う特別遊技を実行可能とする特別遊技制御手段と、演出的な内容が表示される演出表示装置と、演出表示装置に表示させる演出内容を決定する演出決定手段と、演出決定手段により決定された演出内容を演出表示装置に表示させる演出表示制御手段と、を備える。始動入賞口への新たな入球があった場合にその入球に対応する抽選値に関する事前情報を演出決定手段へ送信し、事前情報に基づき、その事前情報に対応する保留に係る特別遊技移行期待度を示唆する特定演出を、その事前情報に対応する保留に係る図柄変動よりも前の図柄変動にて実行可能であり、特定演出の実行頻度に関するモードとして、第1モードと第2モードとを有しており、第1モードおよび第2モードのいずれに設定するかのモード設定を遊技者の操作に応じて実行可能であり、遊技者による第1の操作により所定の演出内容を変化可能であり、遊技者による第2の操作により音量調整を実行可能であり、遊技者による第3の操作によりモード設定を実行可能であり、図柄変動中における音量調整の実行可能期間は、図柄変動中におけるモード設定の実行可能期間より相対的に長く、当否判定の結果が所定結果とは異なる特定結果である場合に実行される図柄変動であり、リーチ演出を伴わない図柄変動である所定の図柄変動と、当否判定の結果が所定結果とは異なる特定結果である場合に実行される図柄変動であり、高期待度リーチ演出を伴う図柄変動である特定の図柄変動とを有し、所定の図柄変動中における音量調整の実行可能期間とモード設定の実行可能期間との差は、特定の図柄変動中における音量調整の実行可能期間とモード設定の実行可能期間との差より小さく、モード設定の実行不可能期間の前から第3の操作が継続されてモード設定の実行不可能期間中も第3の操作が継続されてモード設定の実行不可能期間の後も第3の操作が継続されていた場合、モード設定の実行不可能期間の後の期間であるモード設定の実行可能期間にモードは変更しない。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の弾球遊技機によれば、演出効果の向上と操作性向上の両立を図ることができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。
ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。
ぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。
メイン基板の機能構成を示すブロック図である。
当否判定テーブルを模式的に示す図である。
設定値ごとの当否抽選値の範囲設定を模式的に示す図である。
図柄判定テーブルを模式的に示す図である。
変動パターンテーブルを模式的に示す図である。
事前当否判定で参照される事前当否判定テーブルを模式的に示す図である。
遊技設定に対応した事前当否判定テーブルを模式的に示す図である。
サブ基板の構成を示すブロック図である。
携帯連携システムの概略を模式的に示す図である。
メイン基板およびサブ基板のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
演出制御装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
ぱちんこ遊技機におけるメイン基板の制御開始処理を示すフローチャートである。
図15におけるS124の設定変更処理を詳細に示すフローチャートである。
図15におけるS126の設定確認処理を詳細に示すフローチャートである。
図15におけるS120のメイン処理を詳細に示すフローチャートである。
割込処理の詳細を示すフローチャートである。
ぱちんこ遊技機におけるサブ基板の制御開始処理を示すフローチャートである。
図20におけるS518のメイン処理を詳細に示すフローチャートである。
メイン基板からコマンドを受信した場合の割込処理を示すフローチャートである。
演出表示制御のためのタイマ割込が発生した場合の割込処理を示すフローチャートである。
サブCPUが制御CPUからコマンドを受信した場合の割込処理を示すフローチャートである。
各種デバイス制御のためのタイマ割込が発生した場合の割込処理を示すフローチャートである。
特別図柄変動表示の過程を示すフローチャートである。
装飾図柄変動表示の過程を示すフローチャートである。
特別遊技の過程を示すフローチャートである。
小当り遊技の過程を示すフローチャートである。
演出表示装置の画面例を示す図である。
画面変形演出におけるフレーム画像の収縮の例を模式的に示す図である。
画面変形演出におけるフレーム画像の揺動の例を模式的に示す図である。
画面変形演出における演出画面のレイヤー構造を模式的に示す図である。
画面変形演出と同時並行的に実行される可動役物演出の過程を模式的に示す図である。
フレームバッファを分割した複数のバッファ領域を模式的に示す図である。
フレーム画像の表示サイズとフレームバッファ領域の容量の関係を模式的に示す図である。
バッファ領域に格納されたフレーム画像を変形させる過程を模式的に示す図である。
第3の特殊演出パターンの画面例を示す図である。
第3の特殊演出パターンにおいてバッファ領域を使用する過程を模式的に示す図である。
カスタム機能の案内画面例を示す図である。
先読みチャンスモードの変更画面例を示す図である。
入球先読みモードの変更画面例を示す図である。
ステージ背景画像の表示有無と演出設定変更の可否の関係を示す図である。
ECOぱちんこ遊技機の仕様を採用した第1の態様におけるぱちんこ遊技機の前面側の基本構造を示す図である。
ECOユニット-賞球払出制御基板間の処理イメージを示す図である。
ECOぱちんこ遊技機の仕様を採用した第2の態様におけるぱちんこ遊技機の前面側の基本構造を示す図である。
図46における操作部装置の詳細を示す図である。
ぱちんこ遊技機の電気的な概略構成を示す図である。
封入式のぱちんこ遊技機の仕様を採用した第3の態様におけるぱちんこ遊技機の前面側の基本構造を示す図である。
操作部装置の詳細を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(前提技術)
本実施例のぱちんこ遊技機においては、従来にいう第1種ぱちんこ遊技機に相当する遊技が複数混在する。その複数の遊技としての第1の遊技と第2の遊技とが、同時に実行されないよう第2の遊技が優先的に実行される。またこれらの遊技性を両立させるために、複数の始動入賞口、複数の特別図柄表示装置、複数の保留ランプを備える。第1の遊技における大当りの出玉より、第2の遊技における大当りの出玉の方がおおむね多くなるように設計される。例えば、第2の遊技の方が確変を伴う大当りとなる確率が高く、また、第2の遊技の方が大当りした際の特別遊技を構成する単位遊技数が多い(大入賞口の開放時間が長い長開放単位遊技と開放時間が短い短開放単位遊技とが一つの特別遊技中に混在し、同一単位遊技数であっても第2の遊技の方が第1の遊技よりも長開放単位遊技の数が多い場合を含む)など、第2の遊技の方が第1の遊技より相対的に利益が高くなる設計がされている。その上で、最初は第1の遊技にて初当りを狙い、第1の遊技における大当りで時短が付与された後は第2の遊技を繰り返し狙って多くの出玉を得る、という遊技性を実現する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
サミー株式会社
ぱちんこ遊技機
1か月前
個人
運動補助具
4か月前
個人
ブロック玩具
5か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る