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公開番号
2024133214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2024112104,2021001291
出願日
2024-07-12,2021-01-07
発明の名称
遊技機
出願人
サミー株式会社
代理人
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20240920BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】外周面に複数の図柄が等間隔配置された円筒形状のリールを複数有し、外周面の左側縁から外周面の中心に向かって所定の幅を有する左側領域及び外周面の右側縁から外周面の中心に向かって所定の幅を有する右側領域に、各々、外周面の周方向に連続する背景絵柄を表示し、左側領域に表示される左側背景絵柄及び右側領域に表示される右側背景絵柄は、外周面に配置された図柄において連続する複数個の図柄分の長さを1単位として、同じ単位数の背景絵柄を連続して表示し、左側背景絵柄及び右側背景絵柄は、互いに非対称になっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
外周面に複数の図柄が等間隔配置された円筒形状のリールを複数有し、
前記外周面の左側縁から前記外周面の中心に向かって所定の幅を有する左側領域及び前記外周面の右側縁から前記外周面の中心に向かって所定の幅を有する右側領域に、各々、前記外周面の周方向に連続する背景絵柄を表示し、
前記左側領域に表示される左側背景絵柄及び前記右側領域に表示される右側背景絵柄は、前記外周面に配置された図柄において連続する複数個の図柄分の長さを1単位として、同じ単位数の背景絵柄を連続して表示し、
前記左側背景絵柄及び前記右側背景絵柄は、互いに非対称である
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットマシンやぱちんこ機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 6,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、遊技機には、スロットマシン(回胴式遊技機)、ぱちんこ遊技機、アレンジボール遊技機、じゃん球遊技機などがあり、この種の遊技機の中には、例えば特許文献1に示すようなスロットマシンがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-144015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の遊技機では、遊技性を高めて遊技の興趣向上を図るためや、円滑に遊技を行えるようにするために、種々の工夫がなされてきたが更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような特徴を備えている。なお、以下の特徴構成の説明では、後述する実施形態において対応する構成の一例を括弧書きで示している。
【0007】
本発明は、外周面に複数の図柄が等間隔配置された円筒形状のリール(例えば、リール3a,3b,3c)を複数有し、外周面の左側縁から外周面の中心に向かって所定の幅を有する左側領域(例えば、左側領域La)及び外周面の右側縁から外周面の中心に向かって所定の幅を有する右側領域(例えば、右側領域Ra)に、各々、外周面の周方向に連続する背景絵柄(例えば、背景絵柄BPT)を表示し、左側領域に表示される左側背景絵柄及び右側領域に表示される右側背景絵柄は、外周面に配置された図柄において連続する複数個の図柄分の長さを1単位として、同じ単位数の背景絵柄を連続して表示し、左側背景絵柄及び右側背景絵柄は、互いに非対称であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上記構成の遊技機によれば、遊技の興趣を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
上記スロットマシンの構成を概略的に示すブロック図である。
上記スロットマシンのリールの図柄配置を示す図である。
上記スロットマシンのリールに描かれる背景絵柄について説明するための説明図である。
上記スロットマシンにおける図柄組合せ1を示す図である。
上記スロットマシンにおける図柄組合せ2を示す図である。
上記スロットマシンにおける図柄組合せ3を示す図である。
上記スロットマシンにおける図柄組合せ4を示す図である。
上記スロットマシンの機能を概念的に示すブロック図である。
上記スロットマシンにおける各RT状態の関係を示す図である。
上記スロットマシンにおける各遊技モードの関係を示す図である。
上記スロットマシンの制御で使用される変数を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は有利区間移行抽せん、(B)はチャンスモード1抽せん、(C)はチャンスモード2抽せん-1、(D)はチャンスモード2抽せん-2、(E)はチャンスゲーム3抽せんの内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はチャンスゲーム数抽せん、(B)はチャンス周期抽せん、(C)はEX1モード抽せん、(D)はEX2モード抽せん、(E)はATモード抽せん-1、(F)はATモード抽せん-2、(G)はATモード抽せん-3の内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はセブン1抽せん、(B)はセブン2抽せん、(C)はATモード書換抽せん、(D)はセブンループ抽せん、(E)は金セブンループ抽せん、(F)は金セブンループ書換抽せん、(G)は上乗せモード抽せんの内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はベル回数切替抽せん、(B)はセブンストック1抽せん、(C)はセブンストック2抽せん、(D)は演出レバーウェイト抽せんの内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はAT周期抽せん-1、(B)はAT周期抽せん-2、(C)は引き戻し1抽せん-1、(D)は引き戻し1抽せん-2の内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は引き戻し1抽せん-3、(B)は引き戻し2抽せん、(C)はAT周期優遇ゲーム数抽せんの内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はセブンテーブル1抽せん、(B)はセブンテーブル2抽せんの内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はベル回数1抽せん-1、(B)はベル回数1抽せん-2、(C)はベル回数2抽せん、(D)はベル回数3抽せんの内容をそれぞれ示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はボーナス条件装置と演出グループA番号との対応関係を示し、(B)は入賞再遊技条件装置と演出グループB番号との対応関係を示す図である。
上記スロットマシンにおける演出グループ番号と条件装置グループ番号との対応関係を示す図である。
上記スロットマシンにおける各条件装置に割り当てた当選置数を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)はボーナス条件装置を示し、(B)は入賞再遊技条件装置(1)を示す図である。
上記スロットマシンにおける入賞再遊技条件装置(2)を示す図である。
上記スロットマシンにおける入賞再遊技条件装置(3)を示す図である。
上記スロットマシンにおける入賞再遊技条件装置(4)を示す図である。
上記スロットマシンにおける入賞再遊技条件装置(5)を示す図である。
上記スロットマシンにおける入賞再遊技条件装置(6)を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は設定変更処理、(B)は遊技進行制御処理、(C)は遊技開始待機処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)は内部抽せん処理、(B)はグループ番号セット処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける区間種別番号管理レバー処理の流れを示すフローチャートである。
上記区間種別番号管理レバー処理の続きの流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)は有利区間移行処理、(B)はチャンスゲーム数抽せん処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるAT当せん時処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はセブン番号補正処理、(B)は補正カウンタ処理、(C)は到達フラグ処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるAT突入時レバー処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はループCUランクセット処理、(B)はセブンループ抽せん処理、(C)は金セブンループ抽せん補正処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるベル回数カウンタ補正処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるレバー時ウェイト処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はメイン遊技状態番号1レバー処理、(B)はチャンスモード番号判定処理、(C)はメイン遊技状態番号2,5レバー処理、の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるAT当せん後レバー処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はメイン遊技状態番号3レバー処理、(B)は金セブンループ書換抽せん補正処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はメイン遊技状態番号4レバー処理、(B)はAT周期優遇ゲーム数抽せん処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける待機演出処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける区間種別番号管理遊技終了処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける累積カウンタ処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるメイン遊技状態番号0全停処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるAT突入後終了処理の流れを示すフローチャートである。
上記AT突入後終了処理の続きの流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はメイン遊技状態番号1全停処理、(B)はメイン遊技状態番号2,5全停処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるはメイン遊技状態番号3全停処理の流れを示すフローチャートである。
上記メイン遊技状態番号3全停処理の続きの流れを示すフローチャートである。
上記メイン遊技状態番号3全停処理の別の続きの流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるメイン遊技状態番号4全停処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)はメイン遊技状態番号6全停処理、(B)はメイン遊技状態番号7全停処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるは有利区間クリアカウンタ管理処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおけるタイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)は第1の会話演出表示、(B)は第2の会話演出表示を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は会話演出表示のセリフ表示における範囲画の別態様、(B)は会話演出表示のセリフ表示を重ねて表示する態様を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は会話演出表示のセリフ表示を重ねて表示する別態様、(B)は会話演出表示に重ねてエラー報知表示を表示する態様を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は押しナビ演出表示の表示中に会話演出表示を表示する場合の態様、(B)は押しナビ演出表示の表示中に会話演出表示を表示する場合の別態様を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は第1の字幕演出表示、(B)は第2の字幕演出表示を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は第1の字幕演出表示の別態様、(B)は第2の字幕演出表示の別態様を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は第2の字幕演出表示の文字に背景枠を付けた態様、(B)は第2の字幕演出表示と一緒にエラー報知表示を表示する態様を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は押しナビ演出表示の表示中に字幕演出表示を表示する場合の態様、(B)は字幕演出表示の文字が文字化けしたように表示される態様を示す図である。
上記スロットマシンにおける期待度演出表示を示す図である。
上記スロットマシンにおけるGET演出を実行する際の表示の変遷を(A)~(F)の順序で示す図である。
上記スロットマシンにおけるGET演出を実行する際の第三停止操作、押しナビ演出表示、遊技価値付与、GET演出音声、GET演出表示および字幕演出表示のタイミングの関係を示すタイミングチャートである。
上記スロットマシンにおける(A)は第1のシーン切替演出、(B)は第2のシーン切替演出を示す図である。
上記スロットマシンにおける(A)は暗転演出が実行される直前の画像表示部の表示状態、(B)は暗転演出が実行された際の画像表示部の表示状態を示す図である。
第2実施形態における清算スイッチが単独で操作された場合のタイミングチャートである。
第2実施形態におけるマックスベットスイッチが単独で操作された場合のタイミングチャートである。
第2実施形態における清算スイッチの操作中にマックスベットスイッチが操作された場合のタイミングチャートである。
第2実施形態における清算スイッチの操作中にサブスイッチが操作された場合のタイミングチャートである。
第2実施形態における(A)は清算スイッチの操作中にストップスイッチが操作された場合のタイミングチャート、(B)はストップスイッチの操作中に清算スイッチが操作された場合のタイミングチャートである。
第2実施形態における清算スイッチの操作中にエラーが発生した場合のタイミングチャートである。
第2実施形態におけるエラー中に操作された清算スイッチの操作中にリセットスイッチが操作された場合のタイミングチャートである。
第2実施形態における(A)は第1停止操作の押し順正解時の押し順ナビ演出画像の変遷例、(B)は第1停止操作の押し順失敗時の押し順ナビ演出画像の変遷例を示す図である。
第2実施形態における(A)は第1~第3停止操作の押し順正解時の押し順ナビ演出画像の変遷例、(B)は第1~第3停止操作の押し順失敗時の押し順ナビ演出画像の変遷例を示す図である。
第2実施形態における押し順正解時のGET演出とバックランプ演出の実行タイミングの一例を示す図である。
第2実施形態におけるGET演出及びバックランプ演出の実行タイミングとクレジット数の表示更新タイミングの一例を示す図である。
第2実施形態におけるリール制御の一例を示す図である。
第2実施形態における(A)は第3停止操作受付後に電源断が発生した場合の制御処理の流れを示すフローチャート、(B)は再回転処理Aの流れを示すフローチャート、(C)は再回転処理Bの流れを示すフローチャートである。
第2実施形態におけるリール再回転中のストップスイッチランプの点灯状態の一例を示す図である。
第3実施形態の遊技機における各リールの図柄配列を示す図である。
第3実施形態の遊技機における図柄組合せを示す図である。
第3実施形態の遊技機における図柄組合せを示す図である。
第3実施形態の遊技機における図柄組合せを示す図である。
第3実施形態の遊技機における図柄組合せを示す図である。
第3実施形態の遊技機における条件装置の種類を示す図である。
第3実施形態の遊技機において、小役再遊技条件装置番号が紐付けられた当せん番号の当せん確率に応じた置数表を示す図である。
第3実施形態の遊技機において、ボーナス条件装置番号が紐付けられた当せん番号の当せん確率に応じた置数表を示す図である。
第3実施形態の遊技機において、各種条件装置と、演出グループ番号及び条件装置グループ番号との対応を示す図である。
第3実施形態の遊技機におけるRT状態の移行条件を示す遷移図である。
第3実施形態の遊技機において、メイン遊技状態の移行制御で参照される各種変数を示す図である。
第3実施形態の遊技機におけるメイン遊技状態の移行条件を示す遷移図である。
第3実施形態の遊技機における各メイン遊技状態で実行される抽せんの種類を示す図である。
第3実施形態の遊技機において、遊技者に対する指示内容の種類を示す図である。
第3実施形態の遊技機において、ビタ押しとみなされるタイミングを説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、上記図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
なお、以下の説明における「役決定処理」とは予め設定された複数の役決定結果番号(1つまたは複数の遊技役またはハズレ(ハズレを設定しない場合は除く)により構成される)の中から、1つまたは複数の役決定結果番号(当選項目)を無作為に選択するために、電子機器等を用いて実行される抽選等の選択行為(「役決定」とも称する)を意味している。ここで、役決定結果番号とは、当該役決定結果番号が決定(選出)された遊技において成立することが許容される1つもしくは複数の遊技役(「成立許容役」や「当選役」とも称する)またはハズレを規定するものである。なお、役決定のことを「内部抽せん」または「役抽選」とも称し、抽選や当選における「選」は「籤」または「せん」とも称する。
(【0011】以降は省略されています)
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