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公開番号2024127910
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024106642,2022136640
出願日2024-07-02,2018-02-23
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240912BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の興趣向上を図ることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】スロットマシン10は、ベット操作を行った後、スタートレバー41の操作に基づく各リール32L,32M,32Rの回転が開始される。そして、ストップスイッチ42~44の操作によって対応するリールが停止し、抽選結果に応じた停止出目が停止し得る。更に、抽選結果に基づいて、押し順ベルや押し順リプレイの押し順報知が行われ得る有利区間への移行抽選等が行われる場合がある。有利区間中は所定条件が成立するまでは、2ベットのほうが3ベットよりも有利であるものの、所定条件が成立すると、3ベットのほうが2ベットよりも有利となる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数種の絵柄が周方向に付された複数の周回体と、
各前記周回体について一部の絵柄を視認可能とする表示部と、
操作された場合に各前記周回体の周回が開始される始動操作手段と、
操作された場合に各前記周回体の周回が停止される停止操作手段と、
前記始動操作手段が操作された場合に各前記周回体の周回を開始させ、前記停止操作手段が操作された場合に各前記周回体の周回を停止させる駆動制御手段と、
前記始動操作手段の操作に基づき、遊技者に特典を付与するか否かの抽選を行う抽選手段と、
前記抽選手段による抽選結果が所定結果である場合に、前記所定結果に対応する特典を付与可能な特典付与手段と、
を備える遊技機であって、
前記抽選手段による抽選結果として、各前記停止操作手段が第1の停止操作態様で操作された場合に第1結果が入賞可能となり、各前記停止操作手段が前記第1の停止操作態様とは異なる第2の停止操作態様で操作された場合に前記第1結果とは異なる第2結果が入賞可能となる特別結果を有し、
前記停止操作手段の操作態様に関する態様報知を実行可能な態様報知手段を備え、
遊技状態として、通常遊技状態と、前記態様報知手段による前記態様報知の実行頻度を前記通常遊技状態よりも高くすることが可能な特定遊技状態と、を少なくとも設け、
前記通常遊技状態において前記抽選手段による抽選結果が予め定められた特定結果である場合に、前記特定遊技状態への移行抽選を実行する移行抽選手段と、
前記移行抽選手段による抽選結果が前記特定遊技状態へ移行させることに対応する結果である場合に、前記特定遊技状態へ移行させる手段と、
前記特定遊技状態の遊技進行に応じて所定の数値情報を更新可能な手段と、
前記数値情報が特定情報となった場合に、当該特定遊技状態を終了させる手段と、
前記数値情報に関する特別報知を実行可能な手段と、
前記特定遊技状態において、第1状況では前記特別報知を実行可能な一方、前記第1状況とは異なる第2状況では前記特別報知の実行を制限可能な手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機の一種として、パチンコ機やスロットマシン等が知られている。これらの遊技機では、所定の抽選条件が成立したことに基づいて内部抽選が行われ、当該内部抽選の結果に応じて遊技者に特典が付与される構成が知られている。
【0003】
スロットマシンについて具体的には、遊技媒体としてのメダルがベットされている状況でスタートレバーが操作されると、内部抽選が実施されるとともに、リールの回転が開始され、当該リールの回転中にストップスイッチが操作された場合には、リールの回転が停止する。そして、リールの停止結果が内部抽選の結果に対応したものである場合には、結果に応じた特典が付与される(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-295707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記例示等した遊技機においては遊技の興趣向上を図る必要があり、この点について、未だ改良の余地がある。
【0006】
本発明は上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、遊技の興趣向上を図ることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
複数種の絵柄が周方向に付された複数の周回体と、
各前記周回体について一部の絵柄を視認可能とする表示部と、
操作された場合に各前記周回体の周回が開始される始動操作手段と、
操作された場合に各前記周回体の周回が停止される停止操作手段と、
前記始動操作手段が操作された場合に各前記周回体の周回を開始させ、前記停止操作手段が操作された場合に各前記周回体の周回を停止させる駆動制御手段と、
前記始動操作手段の操作に基づき、遊技者に特典を付与するか否かの抽選を行う抽選手段と、
前記抽選手段による抽選結果が所定結果である場合に、前記所定結果に対応する特典を付与可能な特典付与手段と、
を備える遊技機であって、
前記抽選手段による抽選結果として、各前記停止操作手段が第1の停止操作態様で操作された場合に第1結果が入賞可能となり、各前記停止操作手段が前記第1の停止操作態様とは異なる第2の停止操作態様で操作された場合に前記第1結果とは異なる第2結果が入賞可能となる特別結果を有し、
前記停止操作手段の操作態様に関する態様報知を実行可能な態様報知手段を備え、
遊技状態として、通常遊技状態と、前記態様報知手段による前記態様報知の実行頻度を前記通常遊技状態よりも高くすることが可能な特定遊技状態と、を少なくとも設け、
前記通常遊技状態において前記抽選手段による抽選結果が予め定められた特定結果である場合に、前記特定遊技状態への移行抽選を実行する移行抽選手段と、
前記移行抽選手段による抽選結果が前記特定遊技状態へ移行させることに対応する結果である場合に、前記特定遊技状態へ移行させる手段と、
前記特定遊技状態の遊技進行に応じて所定の数値情報を更新可能な手段と、
前記数値情報が特定情報となった場合に、当該特定遊技状態を終了させる手段と、
前記数値情報に関する特別報知を実行可能な手段と、
前記特定遊技状態において、第1状況では前記特別報知を実行可能な一方、前記第1状況とは異なる第2状況では前記特別報知の実行を制限可能な手段と、
を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遊技の興趣向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施の形態におけるスロットマシンの正面図である。
前面扉を閉じた状態を示すスロットマシンの斜視図である。
前面扉を開いた状態を示すスロットマシンの斜視図である。
前面扉の背面図である。
筐体の正面図である。
各リールの図柄配列を示す図である。
表示窓から視認可能となる図柄と有効ラインとの関係を示す説明図である。
表示窓から視認可能となる図柄と有効ラインとの関係を示す説明図である。
入賞態様と付与される特典との関係を示す説明図である。
入賞態様と付与される特典との関係を示す説明図である。
入賞態様と付与される特典との関係を示す説明図である。
主制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
表示制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置によるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主制御装置による通常処理を示すフローチャートである。
抽選処理を示すフローチャートである。
2ベットゲームにおける通常遊技状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
リール制御処理を示すフローチャートである。
ストップボタンの操作順序と成立する入賞態様との関係を示す説明図である。
リールの停止制御を説明するための説明図である。
ボーナス状態処理を示すフローチャートである。
BB状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
抽選結果対応処理を示すフローチャートである。
第1特定役処理を示すフローチャートである。
ナビモード用の各種テーブルの例を示す図である。
第2特定役処理を示すフローチャートである。
モード移行報知用処理を示すフローチャートである。
押し順報知の概要を示す説明図である。
押し順役処理を示すフローチャートである。
入賞結果対応処理を示すフローチャートである。
指示モニタ及び区間表示器の概要を説明するための図である。
区間表示第1処理を示すフローチャートである。
区間表示第2処理を示すフローチャートである。
残ゲーム数管理処理を示すフローチャートである。
有利区間の開始ゲーム及び終了ゲームと区間表示器の表示との関係を説明するための図である。
サブ側の表示制御装置による演出設定処理を示すフローチャートである。
ベット時演出設定処理を示すフローチャートである。
開始時演出設定処理を示すフローチャートである。
停止時演出設定処理を示すフローチャートである。
3ベットゲームにおける通常遊技状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
2ベットゲームにおけるRT状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
3ベットゲームにおけるRT状態用抽選テーブルの一例を示す図である。
両ベットゲームにおける抽選テーブルの差を説明するための説明図である。
両ベットゲームにおけるメダル獲得期待値の差を説明するための説明図である。
遊技の概要を説明するためのタイミングチャートである。
遊技の概要を説明するためのタイミングチャートである。
遊技の概要を説明するためのタイミングチャートである。
ベット数ナビ用処理を示すフローチャートである。
ベット数ナビ報知用処理を示すフローチャートである。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
遊技の推移の概要を説明するための説明図である。
変形例1において、両ベットゲームにおける抽選テーブルの差を説明するための説明図である。
変形例2において、押し順役処理を示すフローチャートである。
両ベットゲームにおけるメダル獲得期待値の差を説明するための説明図である。
変形例3において、抽選結果や抽選テーブル、入賞態様等を説明するための図である。
両ベットゲームにおける抽選テーブルの差を説明するための説明図である。
(a)は押し順役処理を示すフローチャートであり、(b)はRT移行用処理を示すフローチャートである。
両ベットゲームにおけるメダル獲得期待値の差を説明するための説明図である。
第2の実施形態において、ナビモード開始演出設定処理を示すフローチャートである。
上乗せ演出の設定処理を示すフローチャートである。
ナビモード用停止時演出設定処理を示すフローチャートである。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
変形例1における、ナビモード開始時演出設定処理を示すフローチャートである。
ナビモード用停止時演出設定処理を示すフローチャートである。
(a)は開始時演出テーブルの一例を示す図であり、(b)は補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
変形例2における、ナビモード用停止時演出設定処理の一部を示すフローチャートである。
第3の実施形態における、BB入賞時用処理を示すフローチャートである。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
補助表示部による表示演出の一例を示す図である。
変形例における、BB入賞時用処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、遊技機の一種である回胴式遊技機、具体的にはスロットマシンに適用した場合の一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はスロットマシン10の正面図、図2はスロットマシン10の前面扉12を閉じた状態の斜視図、図3はスロットマシン10の前面扉12を開いた状態の斜視図、図4は前面扉12の背面図、図5は筐体11の正面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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