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公開番号
2024115862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023021738
出願日
2023-02-15
発明の名称
ワイヤハーネス及びワイヤハーネスシステム
出願人
株式会社フジクラ
代理人
弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類
H01R
13/66 20060101AFI20240820BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】他のワイヤハーネスの仕様を取得することなく、ワイヤハーネスの設計の最適化を行うことができるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】第1のワイヤハーネス10は、第1の幹線20と、第1の幹線20の第1~第3の分岐部35b~35dから分岐する第1~第3の支線25b~25dと、第1の幹線20の一端に設けられた第1の機器用コネクタ30aと、を備える。第1のワイヤハーネス10は、第1の幹線20の他端に設けられ、第2のワイヤハーネス50の第2の分割コネクタ80と接続する第1の分割コネクタ40と、第1の分割コネクタ40の内部に設けられる磁性体43と、をさらに備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の幹線と、
前記第1の幹線の分岐部から分岐する支線と、
前記第1の幹線の一端に設けられた第1のコネクタと、を備えるワイヤハーネスであって、
前記ワイヤハーネスは、
前記第1の幹線の他端に設けられ、相手方のワイヤハーネスの第3のコネクタと接続する第2のコネクタと、
前記第2のコネクタの内部に設けられ、又は、前記第2のコネクタと前記第2のコネクタに最も近い前記分岐部との間に設けられるローパスフィルタと、をさらに備えるワイヤハーネス。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記分岐部は、前記第2のコネクタの内部に位置していないワイヤハーネス。
【請求項3】
請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記ローパスフィルタは、磁性体、又は、回路基板であるワイヤハーネス。
【請求項4】
請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記第2のコネクタは、
前記第1の幹線と電気的に接続する第1の端子と、
前記第1の端子を保持する第1のハウジングと、を含み、
前記第1の端子は、前記第3のコネクタの第2の端子と嵌合するワイヤハーネス。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載のワイヤハーネスと、
前記ワイヤハーネスと接続する前記相手方のワイヤハーネスと、を備え、
前記相手方のワイヤハーネスは、
第2の幹線と、
前記第2の幹線の一端に設けられた前記第3のコネクタと、を備えるワイヤハーネスシステム。
【請求項6】
請求項5に記載のワイヤハーネスシステムであって、
前記第2のコネクタは、
前記第1の幹線と電気的に接続する第1の端子と、
前記第1の端子を保持する第1のハウジングと、を含み、
前記第3のコネクタは、
前記第2の幹線と電気的に接続する第2の端子と、
前記第2の端子を保持する第2のハウジングと、を含み、
前記第1のハウジングと前記第2のハウジングが嵌合すると共に、前記第1の端子と前記第2の端子とが嵌合するワイヤハーネスシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス及びワイヤハーネスシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一対の通信線を有するワイヤハーネスが知られている(例えば、特許文献1参照)。このワイヤハーネスの通信線は、幹線と、ジョイントコネクタにおいて幹線から分岐する支線と、ジョイントコネクタに設けられた磁性体と、を含んでいる。幹線は、終端抵抗を備えるECU(Electronic Control Unit)間を接続するのに対し、支線は、当該幹線と、終端抵抗を備えないECUとを接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスは、他のワイヤハーネスと接続されることで一つのワイヤハーネスシステムとして使用されることがある。通信線がこれら二つのワイヤハーネスにわたって存在している場合、他のワイヤハーネスの仕様を取得していないと、ワイヤハーネスシステムにおける他のワイヤハーネスの影響を見積もることができないため、ワイヤハーネスの設計を最適化することが難しい、という問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、他のワイヤハーネスの仕様を取得することなく、ワイヤハーネスの設計の最適化を行うことができるワイヤハーネス、及び、このワイヤハーネスを使用したワイヤハーネスシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の態様1は、第1の幹線と、前記第1の幹線の分岐部から分岐する支線と、前記第1の幹線の一端に設けられた第1のコネクタと、を備えるワイヤハーネスであって、前記ワイヤハーネスは、前記第1の幹線の他端に設けられ、相手方のワイヤハーネスの第3のコネクタと接続する第2のコネクタと、前記第2のコネクタの内部に設けられ、又は、前記第2のコネクタと前記第2のコネクタに最も近い前記分岐部との間に設けられるローパスフィルタと、をさらに備えるワイヤハーネスである。
【0007】
[2]本発明の態様2は、態様1のワイヤハーネスにおいて、前記分岐部は、前記第2のコネクタの内部に位置していないワイヤハーネスであってもよい。
【0008】
[3]本発明の態様3は、態様1又は2のワイヤハーネスにおいて、前記第1のコネクタは、第1の終端抵抗を有する第1の電子制御装置と接続するワイヤハーネスであってもよい。
【0009】
[4]本発明の態様4は、態様1~3のいずれか一つのワイヤハーネスにおいて、前記ローパスフィルタは、磁性体、又は、回路基板であるワイヤハーネスであってもよい。
【0010】
[5]本発明の態様5は、態様1~4のいずれか一つのワイヤハーネスにおいて、前記第2のコネクタは、前記第1の幹線と電気的に接続する第1の端子と、前記第1の端子を保持する第1のハウジングと、を含み、前記第1の端子は、前記第3のコネクタの第2の端子と嵌合するワイヤハーネスであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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