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公開番号2024107385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2024095344,2022212684
出願日2024-06-12,2022-12-28
発明の名称プログラム及びゲーム装置
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63F 13/795 20140101AFI20240801BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性の高いプレイヤマッチングを行う。
【解決手段】プログラムは、コンピュータに、プレイヤに対応する第1仮想キャラクターと、対戦ゲームの対戦相手の候補である候補プレイヤに対応する第2仮想キャラクターとを配置した仮想空間を表示する表示処理と、プレイヤが参加を希望する対戦ゲームに関する対戦情報が設定されたことを条件として、第1仮想キャラクターをマッチング待機状態に制御する制御処理と、を実行させる。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
プレイヤに対応する第1仮想キャラクターと、マッチングを行うマッチング段階及びプレイ体験を提供する実行段階を含む対戦ゲームの対戦相手の候補である候補プレイヤに対応する第2仮想キャラクターであって、マッチング待機状態にある第2仮想キャラクターと、を配置した仮想空間を表示する表示処理と、
前記プレイヤが前記マッチング待機状態にある前記第2仮想キャラクターに対するマッチング要求を行ったことを契機として、前記対戦ゲームを前記実行段階に遷移させ、当該第2仮想キャラクターに対応する前記候補プレイヤが参加を希望する前記対戦ゲームに関する対戦情報に基づいて、当該候補プレイヤと前記プレイヤとを参加させた前記対戦ゲームのプレイ体験を提供する提供処理と、
前記プレイヤが参加を希望する前記対戦ゲームに関する前記対戦情報が設定されたことを条件として、前記第1仮想キャラクターを前記マッチング待機状態に制御する制御処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記表示処理において、前記第1仮想キャラクターと前記第2仮想キャラクターとは、当該第2仮想キャラクターに対応する前記候補プレイヤと前記プレイヤとの前記対戦ゲームにおけるレベル差が小さいほど離間距離が短くなるように前記仮想空間に配置され、
前記表示処理において、前記第2仮想キャラクターが、
当該第2仮想キャラクターに対応する前記候補プレイヤと前記プレイヤとの前記対戦ゲームにおけるレベル差が閾値に収まる場合には、マッチング可能な表示態様で表示される一方で、
当該第2仮想キャラクターに対応する前記候補プレイヤと前記プレイヤとの前記対戦ゲームにおけるレベル差が閾値を上回る場合には、マッチング不可能な表示態様で表示される
よう制御され、
前記提供処理において、前記マッチング不可能な表示態様の前記第2仮想キャラクターに対する前記マッチング要求がなされた場合に、前記対戦ゲームを前記実行段階に遷移させないよう制御されるプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記対戦情報は、前記対戦ゲームの仕様を規定する情報と前記対戦ゲームに関する前記プレイヤのメッセージの少なくともいずれかを含み、
前記プログラムは、前記対戦情報の少なくとも一部を前記プレイヤに入力させる処理をさらに前記コンピュータに実行させる
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記提供処理はさらに、前記マッチング待機状態にある前記第1仮想キャラクターに対するマッチング要求がなされたことを契機として、前記対戦ゲームを前記実行段階に遷移させ、前記対戦情報に基づいて、当該マッチング要求を行った前記候補プレイヤと前記プレイヤとを参加させた前記対戦ゲームのプレイ体験を提供する請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記実行段階において、所定の操作入力を要する第1種別ゲームを実行する処理と、
前記マッチング段階において、前記第1仮想キャラクターがマッチング待機状態であることを条件として、所定の操作入力を要する第2種別ゲームを実行する処理と、
をさらに前記コンピュータに実行させる
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記第2種別ゲームは、前記マッチング待機状態にある前記第1仮想キャラクターに対するマッチング要求がなされるまで実行可能に制御される請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記第1種別ゲームの結果が、前記実行段階における前記対戦ゲームの進行に影響を及ぼす一方で、前記第2種別ゲームの結果は、前記実行段階における前記対戦ゲームの進行に影響を及ぼさない請求項4に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第1種別ゲームと前記第2種別ゲームは、同一内容のゲームである請求項4に記載のプログラム。
【請求項8】
前記第1種別ゲームと前記第2種別ゲームは、連続的に態様が変化する画像要素の表示期間に所定の操作入力を要するゲームであり、
前記プログラムは、前記第1種別ゲーム及び前記第2種別ゲームの実行中、所定の操作入力がなされたタイミングにおける前記画像要素の態様に応じた評価を表示する処理をさらに前記コンピュータに実行させる
請求項4に記載のプログラム。
【請求項9】
前記第1仮想キャラクターは、
前記マッチング待機状態にない場合に、前記仮想空間において移動可能に制御され、
前記マッチング待機状態にある場合に、前記仮想空間において移動不可能に制御される
請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記仮想空間は、複数種類設けられ、
前記プログラムは、前記第1仮想キャラクターを配置する前記仮想空間を決定する決定処理をさらに前記コンピュータに実行させ、
前記仮想空間の変更に係る操作入力がなされた場合に、
前記決定処理において、前記第1仮想キャラクターが現在配置されている第1の仮想空間とは異なる第2の仮想空間を決定し、
前記表示処理において、前記第1の仮想空間に代えて前記第2の仮想空間に前記第1仮想キャラクターが配置されて表示される
請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム及びゲーム装置に関し、特にネットワーク上で対戦相手をマッチングする電子ゲームに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
同一グループにマッチングされた複数のプレイヤを参加させたマルチプレイのゲームを提供するゲームシステムがある(特許文献1)。特許文献1のゲームシステムでは、ゲームが開始するまで、同一グループにマッチングされたプレイヤのプレイヤ名を表示する画面が表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-062178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、プレイヤからのマッチング要求に基づいてサーバ装置が同一グループに含めるプレイヤを選択するマッチング方式は、受動的なものであり、興趣性が低いとの印象をプレイヤに与える可能性があった。
【0005】
本発明は、興趣性の高いプレイヤマッチングを行うプログラム及びゲーム装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のプログラムは、コンピュータに、プレイヤに対応する第1仮想キャラクターと、対戦ゲームの対戦相手の候補である候補プレイヤに対応する第2仮想キャラクターとを配置した仮想空間を表示する表示処理と、プレイヤが参加を希望する対戦ゲームに関する対戦情報が設定されたことを条件として、第1仮想キャラクターをマッチング待機状態に制御する制御処理と、を実行させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性の高いプレイヤマッチングを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態及び変形例に係るゲーム装置100のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るゲームシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ200のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係る提示装置110の構成を例示した図
本発明の実施形態1に係る仮想空間を表示する画面を例示した図
本発明の実施形態1に係るマッチング用の各種インタフェースを例示した図
本発明の実施形態1に係るマッチング成立時の表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームの設定画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るミニゲームを説明するための図
本発明の実施形態1に係る対戦ゲーム処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態1に係るマッチング段階処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態1に係る申込待機処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態2に係るマッチング用の各種インタフェースを例示した図
本発明の実施形態2に係る付与条件の達成状況を通知するマップを例示した図
本発明の実施形態2に係る付与制御処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
以下に説明する一実施形態は、ゲーム装置の一例としての、マッチングされた他のプレイヤとの間で対戦ゲームを実行するゲーム装置と、当該ゲーム装置を含むゲームシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、対戦ゲームに係るマッチングを行うゲームシステムに属する任意の機器に適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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