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公開番号2024084010
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022198157
出願日2022-12-12
発明の名称通信装置
出願人アラクサラネットワークス株式会社
代理人藤央弁理士法人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240617BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】冷却効率の向上を図ること。
【解決手段】通信装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、貫通孔と、を有する配線基板を有し、前記第1面は、第1吸気口から第1排気口への第1方向の第1通風路に通信に関する第1電子部品を有する第1ユニットに接続可能であり、前記貫通孔は、第2吸気口から第2排気口への前記第1方向の第2通風路に通信に関する第2電子部品を有する第2ユニットが前記第2面から挿入可能であり、前記貫通孔は、前記第1ユニットが前記第1面に接続され、かつ、前記第2ユニットが前記第2面から前記貫通孔に挿入されると、前記第1ユニットと前記第2ユニットが前記第1面側で接続する位置に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体内に設けられ、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、貫通孔と、を有する配線基板を有し、
前記第1面は、第1吸気口から第1排気口への第1方向の第1通風路に通信に関する第1電子部品を有する第1ユニットに接続可能であり、
前記貫通孔は、第2吸気口から第2排気口への前記第1方向の第2通風路に通信に関する第2電子部品を有する第2ユニットが前記第2面から挿入可能であり、
前記貫通孔は、前記第1ユニットが前記第1面に接続され、かつ、前記第2ユニットが前記第2面から前記貫通孔に挿入されると、前記第1ユニットと前記第2ユニットが前記第1面側で接続する位置に配置される、
ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
筐体と、
前記筐体内に設けられ、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、通風孔と、を有する配線基板を有し、
前記第1面は、第1吸気口から第1排気口への第1方向の第1通風路に通信に関する第1電子部品を有する第1ユニットに接続可能であり、
前記第2面は、第3吸気口から第3排気口への前記第1方向の第3通風路により吸排気するファンを有する第3ユニットに接続可能であり、
前記通風孔は、前記第1ユニットが前記第1面に接続され、かつ、前記第3ユニットが前記第2面に接続されると、前記第1排気口と前記第3吸気口とが前記通風孔で連通する位置に配置される、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項3】
請求項1に記載の通信装置であって、
前記配線基板は、通風孔を有し、
前記第2面は、第3吸気口から第3排気口への前記第1方向の第3通風路により吸排気するファンを有する第3ユニットに接続可能であり、
前記通風孔は、前記第1ユニットが前記第1面に接続され、かつ、前記第3ユニットが前記第2面に接続されると、前記第1排気口と前記第3吸気口とが前記通風孔で連通する位置に配置される、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項4】
請求項3に記載の通信装置であって、
前記第1ユニットと、
前記第2ユニットと、
前記第3ユニットと、
を有することを特徴とする通信装置。
【請求項5】
請求項4に記載の通信装置であって、
前記第1ユニットの前記第1面に対向する第3面は、前記第1方向に突出した第1凸部と前記第1方向とは逆方向である第2方向に凹んだ第1凹部とを有する凹凸形状であり、
前記第1凸部は、前記第1面と接続され、
前記第1凹部は、前記貫通孔に挿入された前記第2ユニットと前記第1面側で接続される、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項6】
請求項3に記載の通信装置であって、
前記貫通孔は、他の第3ユニットが、前記第2面に接続されると、前記第2排気口と前記他の第3ユニットの前記第3吸気口とを連通する位置に配置される、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項7】
請求項1に記載の通信装置であって、
前記第1ユニットと、
前記第2ユニットと、
を有することを特徴とする通信装置。
【請求項8】
請求項7に記載の通信装置であって、
前記筐体および前記第1ユニットは、前記第1ユニットを前記第1方向および前記第1方向とは逆方向である第2方向に案内する第1案内構造を有する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項9】
請求項7に記載の通信装置であって、
前記筐体および前記第2ユニットは、前記第2ユニットを前記第1方向および前記第1方向とは逆方向である第2方向に案内する第2案内構造を有する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項10】
請求項7に記載の通信装置であって、
前記第1ユニットの前記第1面に対向する第3面は、前記第1方向に突出した第1凸部と前記第1方向とは逆方向である第2方向に凹んだ第1凹部とを有する凹凸形状であり、
前記第1凸部は、前記第1面と接続され、
前記第1凹部は、前記貫通孔に挿入された前記第2ユニットと前記第1面側で接続される、
ことを特徴とする通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気通信または光通信が可能な通信装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
シャーシ型ネットワーク通信装置は、データ転送を制御する制御機能を有するコントロールカード、インタフェース機能を有するラインカード、複数のラインカード同士を接続する機能を有するファブリックカード、前記各種カードおよびユニットに電力を供給する電源ユニット、前記各種カードおよびユニットを冷却するためのファンユニットを有する。
【0003】
シャーシ型ネットワーク通信装置における各種カードおよびユニット間の信号の送受信および給電は、シャーシ型ネットワーク通信装置内に配置される中継用回路基板、いわゆる、バックプレーンを介して実行される。
【0004】
なお、これらの各種カードおよびユニットは、脱着可能(プラガブル)な構成である場合が多い。また、これらの各種カードおよびユニットは、必要なパケット処理能力を満たすようにラインカードおよびファブリックカードの搭載数をユーザが選択できる構造となっている。また、信頼性の高いネットワークシステムを構築することが必要な場合、シャーシ型ネットワーク通信装置内の各種カードおよびユニットを複数搭載して、冗長構成を採ることが多い。
【0005】
このように、シャーシ型ネットワーク通信装置に搭載されるカード数は、パケット処理能力や冗長構成によって異なり、シャーシ型ネットワーク通信装置に搭載される各電源ユニットの消費電力値も大きく異なる。このため、シャーシ型ネットワーク通信装置においては、パケット処理能力や消費電力値に見合った各種カード数や電源ユニット数を柔軟に搭載できるような筐体設計がなされている。
【0006】
上記に加え、シャーシ型ネットワーク通信装置では、大容量のパケット伝送を実現するために、ラインカードとファブリックカードとの間の信号伝送を高速化するための工夫が施されている。高速化を実現するための構造が、特許文献1に開示されている。
【0007】
特許文献1のネットワーク通信装置では、筺体内に、中継用回路基板を間にして、中継用回路基板の前方に第1の回路基板ユニットが水平方向に配置され、中継用回路基板の後方に、冷却ユニットと、第2の回路基板ユニットが並んで配置され、各ユニットには、電源ユニットから中継用回路基板を介して給電され、筺体内には、第1の回路基板ユニット正面側の吸気口から導入された吸気を第1の回路基板ユニットを通過した後、中継用回路基板の開口を介して冷却ユニットに導入する第1の空気通路が形成され、且つ、筺体正面の吸気口から導入された吸気を第1の回路基板ユニット側面側を通過した後、第1の回路基板ユニット側面側に設けられる仕切りの通気口から冷却ユニットに導入する第2の空気通路が形成され、第2の空気通路中に、第2の回路基板が配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-254450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述した従来技術では、バックプレーンを挟んで装置正面側より第1のカードが水平方向に挿入され、装置背面側より第2のカードが垂直方向に挿入される構造をとるため、冷却効率の向上については考慮されていない。
【0010】
本発明は、冷却効率の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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