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公開番号2024049116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155381
出願日2022-09-28
発明の名称照明器具および照明制御システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/16 20200101AFI20240402BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】本開示は照明器具に関し、照明をフェード動作させる際に、調光の見た目の品位を改善することのできる照明器具を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の照明器具は、ユーザが所望する調光条件およびフェード時間に関する信号を他の装置から受信し、シリアル通信により点灯回路へコマンドを送信する通信モジュールと、点灯回路と、光源とを備える。通信モジュールは、ユーザが所望する調光条件およびフェード時間に基づき、今回行なうコマンド送信の時刻から次回行なうコマンド送信の時刻までの、調光の変化率を示す第一データを備えるコマンドを点灯回路へ送信する処理を実行する。点灯回路は、コマンドを受信するたびに、第一データが示す調光の変化率が実現されるよう、光源の電力駆動を行う処理を実行する。通信モジュールは、フェード時間が経過するまで、コマンド送信処理を繰り返し実行するように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが所望する調光条件およびフェード時間を示す信号を他の装置から受信し、シリアル通信により点灯回路へコマンドを送信する通信モジュールと、
前記点灯回路と、
光源と、
を備え、
前記通信モジュールは、
ユーザが所望する前記調光条件および前記フェード時間に基づき、今回行なうコマンド送信の時刻から次回行なうコマンド送信の時刻までの、調光の変化率を示す第一データを備えるコマンドを前記点灯回路へ送信する、コマンド送信処理を実行し、
前記点灯回路は、
前記コマンドを受信するたびに、前記第一データが示す調光の変化率が実現されるよう、前記光源の電力駆動を行う、電力駆動処理を実行し、
前記通信モジュールは、
前記フェード時間が経過するまで、前記コマンド送信処理を繰り返し実行するように構成される、照明器具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
互いに色温度の異なる前記光源を複数備え、
前記通信モジュールは、前記コマンド送信処理においては、
前記第一データと、
ユーザが所望する前記調光条件、前記フェード時間、および調色条件に基づき算出される、前記第一データが示す時間における調色の変化率を示す第二データと、
を備えるコマンドを前記点灯回路へ送信する処理を実行し、
前記点灯回路は、前記電力駆動処理においては、
前記コマンドを受信するたびに、前記第一データが示す調光の変化率と、前記第二データが示す調色の変化率とが実現されるよう、前記光源の夫々を電力駆動する処理を実行する、請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記第一データは、
今回行なうコマンド送信の時刻から次回行なうコマンド送信の時刻までの時間を示す第三データと、
ユーザが所望する前記調光条件および前記フェード時間に基づき算出される、前記第三データが示す時間における調光の変化量を含む第四データと、
を含む、請求項1または2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記第二データは、
今回行なうコマンド送信の時刻から次回行なうコマンド送信の時刻までの時間を示す第三データと、
ユーザが所望する前記調色条件および前記フェード時間に基づき算出される、前記第三データが示す時間における調色の変化量を示す第五データと、
を含む、請求項2に記載の照明器具。
【請求項5】
前記第一データが示す前記調光の変化率は、調光率の変化率である、請求項1に記載の照明器具。
【請求項6】
前記第二データが示す前記調色の変化率は、色比率の変化率である、請求項2に記載の照明器具。
【請求項7】
前記第三データが示す前記時間は、前記シリアル通信における信号間隔である、請求項3に記載の照明器具。
【請求項8】
前記第四データが示す前記調光の変化量は、調光率の変化量である、請求項3に記載の照明器具。
【請求項9】
前記第四データは、今回行なうコマンド送信の時刻に実現される調光率と、前記調光率の変化量の和を示す、請求項8に記載の照明器具。
【請求項10】
前記第五データが示す調色の変化量は、色比率の変化量である、請求項4に記載の照明器具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明器具および照明制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通信モジュール、制御モジュール、光源、および光源を点灯制御する点灯回路を備える照明器具が開示されている。そこでは、シリアル通信により調光制御を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6492732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シリアル通信で用いる信号は離散時間信号であるため、上述の方法では、照明をフェード動作させる際に調光が途切れ途切れに変化してしまい、見た目の品位が良くないという問題があった。
【0005】
本開示は上述の問題を解決するため、照明をフェード動作させる際に、調光の見た目の品位を改善することのできる照明器具を提供することを第一の目的とする。
【0006】
また、本開示は、照明をフェード動作させる際に、調光の見た目の品位を改善することのできる照明制御システムを提供することを第二の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第一の態様は、ユーザが所望する調光条件およびフェード時間を示す信号を他の装置から受信し、シリアル通信により点灯回路へコマンドを送信する通信モジュールと、
前記点灯回路と、
光源と、
を備え、
前記通信モジュールは、
ユーザが所望する前記調光条件および前記フェード時間に基づき、今回行なうコマンド送信の時刻から次回行なうコマンド送信の時刻までの、調光の変化率を示す第一データを備えるコマンドを前記点灯回路へ送信する、コマンド送信処理を実行し、
前記点灯回路は、
前記コマンドを受信するたびに、前記第一データが示す調光の変化率が実現されるよう、前記光源の電力駆動を行う、電力駆動処理を実行し、
前記通信モジュールは、
前記フェード時間が経過するまで、前記コマンド送信処理を繰り返し実行するように構成される、照明器具であることが好ましい。
【0008】
本開示の第二の態様は、第一の態様に係る照明器具と、
ユーザが所望する調光条件およびフェード時間を含む情報を調光コントローラに通知する設定器と、
前記設定器から通知された前記情報を、前記照明器具に通知する前記調光コントローラと、
を備える照明制御システムであることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の第一から第二の態様によれば、照明をフェード動作させる際に、調光の見た目の品位を改善することのできる照明器具および照明制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態1に係る、照明制御システムのブロック図である。
本開示の実施の形態1に係る、調光コントローラの機能構成例を示すブロック図である。
本開示の実施の形態1に係る、照明器具の構成を示すブロック図である。
本開示の比較例に係る、コマンドのデータ構成を示す模式図である。
本開示の比較例に係る、コマンドの具体例である。
本開示の比較例に係る、従来のコマンドを用いた場合の、照明器具の調光率の時間変化を示す図である。
本開示の実施の形態1に係る、コマンドのデータ構成を示す模式図である。
本開示の実施の形態1に係る、コマンドの具体例である。
本開示の実施の形態1に係る、通信モジュールがコマンドにより点灯回路に伝えるデータの詳細を説明する図である。
本開示の実施の形態1に係る、照明器具の調光率を低い値からフェード動作させる場合の時間変化を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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