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公開番号2024046673
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2024019428,2022054491
出願日2024-02-13,2022-03-29
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240327BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技興趣の向上。
【解決手段】大当たり遊技状態(特別遊技状態)になる期待度を示唆する保留変化演出(示唆演出)の演出態様には、大当たり遊技状態になる期待度が互いに異なる複数の演出態様(青色アイコン、緑色アイコン、赤色アイコン、豹柄アイコン)が含まれる。パチンコ遊技機PY1は、所定の抽選(モード変更抽選)の結果に基づいて、複数の演出態様における期待度の順序を、通常の順序(青色アイコン<緑色アイコン<赤色アイコン<豹柄アイコン)とは異なる特殊順序(豹柄アイコン<赤色アイコン<緑色アイコン<青色アイコン)として保留変化演出を実行することが可能である。所定の抽選は、図柄変動の実行開始時における当否判定の結果、及び、所定の入球口への入球時における事前判定の結果のうち少なくとも一方に基づいて行われる。
【選択図】図37
特許請求の範囲【請求項1】
所定の入球口への入球に基づいて、遊技者に有利な特別遊技状態に制御するかの当否判定を行う第1判定手段と、
所定の図柄を変動表示させたあと前記当否判定の結果を示す態様で停止表示させる図柄変動を行う図柄変動手段と、
前記第1判定手段による当否判定よりも前に前記特別遊技状態になるかの事前判定を行う第2判定手段と、を備え、
前記所定の図柄が特定の停止態様で停止表示された場合に、前記特別遊技状態に制御可能であり、
前記特別遊技状態になる期待度を示唆する示唆演出を実行可能であり、
前記示唆演出の演出態様には、前記期待度が互いに異なる複数の演出態様が含まれ、
前記複数の演出態様における前記期待度の順序を通常の順序として前記示唆演出を実行することと、
所定の抽選の結果に基づいて、前記複数の演出態様における前記期待度の順序を前記通常の順序とは異なる特殊順序として前記示唆演出を実行することと、が可能であり、
前記所定の抽選は、前記図柄変動の実行開始時における前記当否判定の結果、及び、前記所定の入球口への入球時における前記事前判定の結果のうち少なくとも一方に基づいて行われることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば下記特許文献1に記載されているように、始動入賞に応じた保留画像を通常態様とは異なる特殊態様で表示することで、大当たり当選に対する期待度を示唆する遊技機が知られている。この遊技機では、特殊態様の保留画像として、緑色のエフェクト画像を伴う保留画像、赤色のエフェクト画像を伴う保留画像、虹色のエフェクト画像を伴う保留画像を表示可能であり、各特殊態様の保留画像における期待度の順序(関係)は、緑色<赤色<虹色となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-16101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の遊技機では、各特殊態様の保留画像における期待度の順序は常に一定であり、遊技の途中等で変更されることは一切なかった。この点に、遊技興趣の向上の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の遊技機は、
所定の入球口への入球に基づいて、遊技者に有利な特別遊技状態に制御するかの当否判定を行う第1判定手段と、
所定の図柄を変動表示させたあと前記当否判定の結果を示す態様で停止表示させる図柄変動を行う図柄変動手段と、
前記第1判定手段による当否判定よりも前に前記特別遊技状態になるかの事前判定を行う第2判定手段と、を備え、
前記所定の図柄が特定の停止態様で停止表示された場合に、前記特別遊技状態に制御可能であり、
前記特別遊技状態になる期待度を示唆する示唆演出を実行可能であり、
前記示唆演出の演出態様には、前記期待度が互いに異なる複数の演出態様が含まれ、
前記複数の演出態様における前記期待度の順序を通常の順序として前記示唆演出を実行することと、
所定の抽選の結果に基づいて、前記複数の演出態様における前記期待度の順序を前記通常の順序とは異なる特殊順序として前記示唆演出を実行することと、が可能であり、
前記所定の抽選は、前記図柄変動の実行開始時における前記当否判定の結果、及び、前記所定の入球口への入球時における前記事前判定の結果のうち少なくとも一方に基づいて行われることを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、演出を通じて遊技興趣を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
遊技機の正面図である。
遊技盤ユニットの正面図である。
第2大入賞装置等を詳細に示す正面図である。
表示器類の正面図である。
(A)は盤上可動装置と盤下可動装置とが待機状態のときの演出用ユニットの正面図、(B)は盤上可動装置と盤下可動装置とが作動したときの演出用ユニットの正面図である。
主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
サブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
(A)は普図関係乱数を示す表であり、(B)は特図関係乱数を示す表である。
(A)は当たり判定テーブルの一例であり、(B)は普図変動パターン判定テーブルの一例であり、(C)は補助遊技制御テーブルの一例である。
(A)は大当たり判定テーブルの一例であり、(B)は大当たり図柄種別判定テーブルの一例であり、(C)はリーチ判定テーブルの一例である。
特図1変動パターン判定テーブルの一例である。
特図2変動パターン判定テーブルの一例である。
先読み判定テーブルの一例である。
大当たり遊技制御テーブルの一例である。
遊技状態の説明図である。
演出モードの具体例を示す説明図である。
特図変動演出の通常変動の具体例を示す説明図である。
特図変動演出のNリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPリーチの具体例を示す説明図である。
保留演出の具体例を示す説明図である。
可動体演出の具体例を示す説明図である。
操作演出の具体例を示す説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理のフローチャートである。
1msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
パチンコ遊技機PY1の特徴部に係る大当たり遊技制御テーブルである。
パチンコ遊技機PY1の特徴部に係る特図1変動パターン判定テーブルである。
パチンコ遊技機PY1の特徴部に係る特図1先読み判定テーブルである。
客待ち演出の具体例を示す説明図である。
モードの設定変更について示す説明図である。
モードの設定変更に係る選択中画像について示す説明図である。
パチンコ遊技機PY1の特徴部に係る10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
モード選択処理のフローチャートである。
(A)は期待度ノーマルモード中に用いる保留変化演出抽選テーブルであり、(B)は期待度ノーマルモードにおける保留表示の種類と大当たり期待度の関係を示す表である。
(A)は期待度逆順モード中に用いる保留変化演出抽選テーブルであり、(B)は期待度逆順モードにおける保留表示の種類と大当たり期待度の関係を示す表である。
保留変化演出を説明する図である。
変動演出に伴う予告演出の実行タイミングを示すタイミングチャートである。
図柄エフェクト演出を示す説明図である。
可動体駆動演出を示す説明図である。
文字色予告を示す説明図である。
カットイン予告を示す説明図である。
(A)は予告演出抽選テーブルであり、(B)は予告演出の演出態様と大当たり期待度の関係を示す表である。
(A)は変更例の期待度逆順モード中に用いる保留変化演出抽選テーブルであり、(B)は変更例の期待度逆順モードにおける保留表示の種類と大当たり期待度の関係を示す表である。
変更例の保留変化演出を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の遊技機の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述の任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。
【0009】
1.遊技機の構造
第1形態のパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1~図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
【0010】
図1に示すように、パチンコ遊技機PY1は、遊技機枠2を備えている。遊技機枠2は、後述する遊技盤ユニットYUが取り付けられる遊技盤取付枠2Aと、遊技盤取付枠2Aにヒンジ2Bを介して回転自在に支持される前枠23mと、を備える。前枠23mは遊技盤取付枠2Aに対して開閉が可能である。前枠23mには、透明板23tが取り付けられている。前枠23mが閉じられているとき、遊技盤取付枠2Aに取り付けられた遊技盤1と透明板23tとは対面する。よって、パチンコ遊技機PY1が遊技店に設置されると、当該パチンコ遊技機PY1の前方にいる遊技者は、透明板23tを通して、遊技盤1に形成された遊技領域6を視認することができる。透明板23tは、透明なガラス板や透明な合成樹脂板等を用いることができる。透明板23tは、パチンコ遊技機PY1の前方から遊技領域6を視認可能であればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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