意匠ウォッチ

発行日2025-05-13
公報種別意匠公報(S)
登録番号1798219
登録日2025-04-30
意匠に係る物品折り畳みベッド用枠
意匠分類D7-390(家具)
出願番号2024021338
出願日2024-10-15
意匠権者株式会社エムール
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
意匠に係る物品の説明この意匠に係る物品は、折り畳みベッドのフレームを構成する枠である。本物品は、折り畳みベッドの長手方向に延びる一対の側板と、該一対の側板に直交配置されると共に一対の側板どうしを連結する複数の連結板とからなる、スノコ状の枠となっている。なお、本物品は、折り畳みベッド用スノコ枠とも言える。また、「各部位の名称を示す参考斜視図」に示すように、折り畳みベッドは、回動支持部を介して折り畳み可能とされた本物品である一対の枠と、各枠を回動可能に支持する複数の脚部と、一対の枠の側板、脚部、及び回動支持部を連結する複数のリンクと、一対の枠を近接する方向に回動付勢する付勢ばねと(「使用状態を示す参考正面図1」参照)、一対の枠を所定の回動状態に維持するストッパーとから構成されている。ストッパーはその裏側に一対の凸部が突設されており、一対の枠が水平状態に展開した状態で、一対の凸部がリンクに形成された一対の凹部に凹凸嵌合し、リンク外側面にストッパーが保持されるようになっている。更に、「正面図」、「背面図」、「斜視図」、及び「A-A部参考拡大正面図」に示すように、本物品を構成する各側板の長手方向の一端部の外面には、2つの嵌合溝部が形成されている。また、「B-B線断面図」、「拡大箇所を示すB-B線参考断面図」、及び「C部参考拡大断面図」に示すように、本物品を構成する各側板の長手方向の一端部には、板厚方向に貫通する貫通孔が形成されている。そして、付勢ばねの付勢力に抗して、一対の枠どうしを互いに離反する方向に回動させると、「使用状態を示す参考拡大斜視図」及び「使用状態を示す参考拡大正面図1」に示すように、一方の嵌合溝部に脚部内側から突設した嵌合突部が嵌合して、「使用状態を示す参考斜視図1」及び「使用状態を示す参考正面図1」に示すように、一対の枠が水平に展開した状態に維持される。また、一対の枠が水平に展開した状態から、一対の枠どうしを互いに近接する方向に回動させると、「使用状態を示す参考拡大正面図2」に示すように、2つの嵌合溝部の間に脚部内側の嵌合突部が位置し、この状態でリンクから取り外したストッパーの一方の凸部を各枠の側板に形成された凹部に凹凸嵌合させると共に、他方の突部を各枠の側板に対応するリンクの凹部に凹凸嵌合させることで、「使用状態を示す参考斜視図2」及び「使用状態を示す参考正面図2」に示すように、一対の枠が略逆V字状に回動した状態に維持される。更に、一対の枠が略逆V字状に回動した状態からストッパーを外して、一対の枠どうしを互いに近接する方向に更に回動させると、「使用状態を示す参考拡大正面図3」に示すように、他方の嵌合溝部に脚部内側の嵌合突部が嵌合し、この状態でストッパーを斜めに配置して、その一方の凸部を対向配置された一方の枠の側板の凹部に凹凸嵌合させると共に、他方の凸部を他方の枠の側板の凹部に凹凸嵌合させて、当該ストッパーで一対の枠の対向配置されたリンクどうしを固定することで、「使用状態を示す参考斜視図3」及び「使用状態を示す参考正面図3」に示すように、一対の枠が互いに平行となるように折り畳まれた状態に維持される。
意匠の説明実線で表された部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。「正面図」、「背面図」、「平面図」、「底面図」、「斜視図」、「B-B線断面図」に示す一点鎖線は、部分意匠として登録を受けようとする部分と、その他の部分との境界のみを示す線である。右側面図は左側面図と同様に表れるため、省略する。

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