意匠ウォッチ

発行日2024-10-09
公報種別意匠公報(S)
登録番号1781861
登録日2024-10-01
意匠に係る物品包装用箱
意匠分類F4-710(包装紙、包装用容器等)
出願番号2023024139
出願日2023-11-22
意匠権者明和工芸印刷株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、菓子や加工食品のような食品,装飾品,日用雑貨等の内容物を1個又は複数個収納するための、箱状の包装用箱である。本願の包装用箱の蓋部分は、箱本体に対して着脱自在又は分離自在に構成されている。
意匠の説明背面図は、正面図と同一にあらわれるため、省略する。左側面図は、右側面図と同一にあらわれるため、省略する。実線で表された蓋部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。本物品の包装用箱は、直方体で、箱本体と蓋部分とから構成される。箱本体(点線で示す)は、平面形状が四角形からなり、その上面に開口部を有していて、当該開口部から商品を収納した後、開口部の上部から蓋部分を被せることにより、蓋部分が装着される。本願の包装用箱の蓋部分は、天板と、天板の4辺の下方(平面から見て裏面)に伸びる4つの側面部とから構成され、1枚のカートン紙を型取りし裁断した後、組立てられる。 4つの各側面部は、外側面部と内側面部の二重構造とされ、天板の4つの辺と外側面部の上辺が連結され、外側面部の下辺と内側面部の下辺が連結するように形成される。内側面部の高さが蓋部分の高さとなり、外側面部の高さが内側面部の高さよりも長く選ばれ、外側面部の長手方向の端部が円弧状に形成される。組立てに際して、各外側面部を外側に湾曲させ、かつ隣接する各外側面部の円弧状の端部の辺同士を接触させるように、内側面部を内側に折込んで組立てることによって、4つの外側面部が円弧状に膨出した形状とする。天板の4辺の下方に伸びる4つの外側面部を円弧状に膨出させた形状なので、デザイン的に斬新で美観に優れ高級感の漂う紙製の包装用容器を実現できる。それによって、需要者の注目を集めるとともに興味を引き、内容物の商品の需要増大に役立つ。

関連意匠