意匠ウォッチ

発行日2024-08-06
公報種別意匠公報(S)
登録番号1777132
登録日2024-07-29
意匠に係る物品ケーブル延線用ローラー
意匠分類H2-410(回転電気機械、配電機械器具)
出願番号2023026673
出願日2023-12-22
意匠権者個人
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、水平ローラー、垂直ローラー、及びテーパー部を備えたケーブル延線用ローラーである。ケーブル延線用ローラーは、例えばケーブルラック上に配置された状態で使用される。水平ローラーは、軸線を前後方向に向けた軸回りに回転可能に設けられる。水平ローラー上にケーブルを載せた状態でケーブルを送ることで、延線の際の抵抗を減少させることができる。垂直ローラーは、起立状態と倒伏状態とに変位可能に設けられている。垂直ローラーを起立状態にした際には、延線途中でのケーブルの脱落を抑制可能であり、倒伏状態にした際には、ケーブル延線用ローラーのコンパクト化を図ることができる。テーパー部は、ケーブル延線用ローラーの左右方向の端部において水平ローラーの近傍に配置される。テーパー部は、ケーブル延線用ローラーの左右方向の先端側から水平ローラー側に向かうに従って、徐々に高さ寸法が大きくなるように傾斜している。ケーブルをテーパー部に沿わせることで、ケーブルを水平ローラー上に好適に案内することができる。これにより、ケーブル延線用ローラーに対してケーブルが引っ掛かることを抑制することができ、延線の際の作業性を向上させることができる。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。背面図は正面図と対称につき省略する。一点鎖線は、意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線である。正面図、平面図、底面図の二点鎖線による2本の平行線は、本物品の中間部分を一部省略した省略箇所を示すものである。省略箇所の図面上の寸法は、7.5cmである。参考図の二点鎖線は、ケーブル及び倒伏状態の垂直ローラーを想像線で示したものである。

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