意匠ウォッチ

発行日2024-07-31
公報種別意匠公報(S)
登録番号1776783
登録日2024-07-23
意匠に係る物品バッグ
意匠分類B4-15(かばん又は携帯用袋物)
出願番号2023012496
出願日2023-06-19
意匠権者個人
代理人個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、トレイルランニング等のスポーツ現場や災害現場等にて使用可能なバッグに関するものである。参考斜視図1から参考斜視図3に示すように、バッグ1の外側には、例えば、AEDを安定状態にて固定するための固定具10が備えられる。通常、AEDは、学校や店舗等の建物に備え付けられ、管理される。そしてAEDは、スポーツ中等に心臓に致死性不整脈を発症した人に対して、上記建物から持ち出して使用され、救急隊の到着前に緊急措置を施すことで、生存率を高める。しかしながら、トレイルランニング等のように山中を走る場合には、近くにAEDが備え付けられた建物がなく、上記致死性不整脈を発症した人に対して緊急対応をし難い問題がある。本物品であるバッグ1では、医療関係者等のランナーが、AEDが装着されたバッグ1を背負った状態にてレースに参加することで、上記致死性不整脈を発症した人に対して緊急対応が可能となる。また、バッグ1を背負ったランナーも両腕が自由な状態にて走ることが出来る。固定具10は、AEDのケースを底面及び側面から支持するフレーム部20と、AEDのケースをフレーム部20に対して締め付けて固定する締め付け調整部30と、フレーム部20をバッグ1に固定する固定部40と、を備える。そして、AEDは、高度管理医療機器であり、振動による衝撃を出来る限り回避した状態にて搬送されることが望ましく、ランナーの肩部近傍の体幹に沿ってバッグ1に装着することで、レース時の走行による衝撃からAEDが保護される。また、トレイルランニング等の大会に参加される参加者は、バッグ1の外部に装着されたAEDを目視出来ることで、安心感を持って走ることが出来る。尚、本物品であるバッグ1では、山中の測量現場で使用する測量機器や事故現場で使用する医療機器を搬送する際にも使用可能である。
意匠の説明実線にて表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。

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