意匠ウォッチ

発行日2024-07-03
公報種別意匠公報(S)
登録番号1774397
登録日2024-06-24
意匠に係る物品バイオマス蒸気発電装置
意匠分類H2-110(回転電気機械、配電機械器具)
出願番号2023027503
出願日2023-12-15
意匠権者個人
代理人
意匠に係る物品の説明この物品は、設置場所を限定する事なく、2～3mの木材、竹から、チップ、ペレットの小間物まで燃料として自動で燃焼できるバイオマス蒸気発電装置。この装置の特徴は1ボイラーは大型円形のパイプを2重にし、水を注入、その円形の2重パイプの中心に平鉄板を添えた耐火性の強いエンドレスチェーンを配置、このエンドレスチェーンの上に前述の通り長尺の木材、竹材や小間物、チップ、ペレット等も同時に載せ、燃焼しながらゆっくり右回りさせる。2重パイプ内での燃焼は火炎効率化が良く、燃料の省力化が向上する。燃料である木材及び竹材は、山林で3メートルにカットし、野ざらしで1年から2年自然乾燥させた後、集荷し燃料とする。乾燥する事により、重量も軽減し、ダイオキシンも大幅にカットできる。 2このバイオマス蒸気発電装置のバイオマス燃料への当初の着火は、正面断面参考図を見て、同装置の中心部にあるバッテリー5から出ている38のヒーターを高温にし同ヒーターの銅線がピンクになると種火となり37のオイル筒ケースから菜種油を少量出し点火、この状態を5分から7分続け8の炉内エンドレスチェーンの上にあるバイオマス燃料に着火させる。バイオマス燃料のチップ、ペレットの乾燥度合により15分から20分38ヒーターの種火を利用、安全に8のエンドレスチェーン上のバイオマス燃料の燃焼状態を感じ、自動的に種火の菜種オイル、ヒーターはOFFとなる。このバイオマス蒸気発電装置は、小・中・大型と製作が出来、重油や灯油などの化石燃料を利用する事なく、わが国内で調達できるバイオマス燃料で発電、その電力をバッテリーへ充電する。バッテリーに電力を充電して利用する利点としては、バッテリーの小・中・大型で容量内であれば電力を場所を選ばず利用できる。そのバッテリーで二輪車、電動農機具、普通車の動力源となり、蒸気は前述の通りビニールハウスなどの暖房用に使用、循環型で自給自足自然エネルギー向上の一方法を提供できる構造とした。このバイオマス蒸気発電装置は前述の通り、木材の長尺、家屋解体の廃材、草木、雑草、モミガラ等すべて燃料として利用でき、火炎の温度を900～1000度以上で燃焼すれば黒煙は出ず発電が可能で、バッテリーへの充電使用は利用範囲が広く、蒸気は発電機を回し発電、その後温水をビニールハウスや屋内ビル野菜工場に利用出来、森林、山頂、草原などがある現地利用も可能で、日本にある資源を利用、電力や温水の自給自足の利用拡大が期待できる。日本国内で必要とする電力を水力、風力、太陽光の自然エネルギー利用の電力と日本国内で植林できる木材、竹林で建築用を除き、雑木材、雑草、家屋解体廃材の発電で、電力需要の自給率を大幅向上と植林ができ循環型事業として定着できる。このバイオマス蒸気発電装置は日本中の中小の鉄工で製作が可能で、大型パイプや鉄板は特殊加工工場でカットして提供する方法と、製作加工機械一式をすべて手元資金不要のレンタルリース方式とする事で、個人や少人数の地方企業の方にも安定した循環事業として起業できると思料する。人類が生きて行く上で、水と電力は最重要品目でわが国では火力発電の燃料には80～90%が輸入の石炭などで、石油も産油国からの輸入で大半占められており、ロシアなどの他国への侵略や産油国の石油価格変動などで、わが国は常時相当の経済連鎖で悪影響を強いられる。従って日本での風力、水力の発電と木材、竹林、雑草等を利用、自給自足の発電方法を向上させる必要があり、わが国で住宅用木材を除き、上記の通り自給できる木材は少なく、水害や、地震、家屋解体等で出る木材資源も燃料とし、1リットルの水でも加熱すれば飽和水蒸気で1400倍となり、今回発明の2重パイプボイラーは水量が少くない様に見えるが正常で、バイオマス蒸気発電装置、小、中、大型の装置を作り利用する必要があると考えられる。
意匠の説明

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