意匠ウォッチ

発行日2024-05-28
公報種別意匠公報(S)
登録番号1771541
登録日2024-05-20
意匠に係る物品バッグ
意匠分類B4-14(かばん又は携帯用袋物)
出願番号2023011729
出願日2023-06-08
意匠権者個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明(1)本件意匠に係る物品はバッグである。バッグの内部には多様な道具や小物を収納することができる。(2)本件意匠にかかるバッグは開口開放状態と開口閉鎖状態の2状態を持っている。開口閉鎖状態では内部の収納物にアクセスできないが、開口開放状態にすれば内部の収納物にアクセスできる。(3)内部に間仕切り体があり開放状態において内部の間仕切り体が現れる。間仕切り体は底面内部に着脱可能に立設でき、立設位置を変えることができる。間仕切り体は傾斜角度を変えることができ、正面方向に傾けたり背面方向に傾けたりすることができる。(4)間仕切り体によりそれより正面方向に第1の収納空間が形成され、背面方向に第2の収納空間が形成される。
意匠の説明(1)本件意匠にかかるバッグは動的意匠であり、開口開放状態と開口閉鎖状態の2状態に切り換えることができる。また、開口開放状態において内部の間仕切り体の傾斜角度および立設位置を可動できる動的意匠でもある。(2)6面図および斜視図は開口閉鎖状態のものとし、動的意匠として開口開放状態に変化した6面図および斜視図もつけた。(3)開口開放状態は上面に現れる略矩形の開口と4つの側面と底面を持つ開口箱体である。現れている5面のうち正面片と背面片は形状を維持するものであり、底面片は中央の屈曲線に沿って外折れに折れ曲がるものであり、右側面と左側面は、直角三角形で形状を維持するものが正面側に1片と背面側に1片あり、それらの間は可曲な布素材の柔素材で形成されているため、内折りに折れ曲がるものとなっている。(4)開口閉鎖状態は上面と4つの側面と底面で囲まれた直方体であり、いずれの6面も形状を維持する素材で覆われている。(5)底面において底面を前部分と後ろ部分に2分する中央線に外折りの折り目が設けられており、底面は当該折り目を境に外折れに折れる。開口開放状態の右側面および左側面にある柔素材の布素材は内折れに折れて内部に隠れ、開口閉鎖状態はいずれの6面も覆われた直方体となる。(6)開口開放状態で現れる間仕切り体を取り除いた様子を示す図において底面に中央に見える細線は底面が外折れに折り曲がる屈曲線であり、それに近接するエリアは間仕切り体が立設されるエリアで、一方が正面側のエリア、他方が背面側のエリアである。(7)開口開放状態で現れる間仕切り体は底面内部の間仕切り体が立設されるエリアに立設されるところ、6面図では正面側のエリアに立設されて背面側に傾斜する例となっているが、背面側のエリアに立設されても良く傾斜方向は背面側でも正面側でもどちらでも良い。

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