意匠ウォッチ

発行日2024-05-20
公報種別意匠公報(S)
登録番号1770775
登録日2024-05-10
意匠に係る物品電子鍵盤楽器
意匠分類E4-600W14(楽器)
出願番号2023014890
出願日2023-07-20
意匠権者ヤマハ株式会社,YAMAHA CORPORATION
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、鍵盤横に表示および操作機能を備えるリボン状のタッチセンサーを設けた電子鍵盤楽器である。
意匠の説明赤色着色部分以外の部分が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。本願の部分意匠として意匠登録を受けようとする意匠(本願意匠)は、タッチセンサー機能を備える表示部兼操作部である。本願意匠は、「要部拡大図(説明図)」に示すとおり、細かく設定されているゲージ様表示部と、区切り表示部、及び、タッチセンサー部を備える。タッチセンサーを指で押すもしくはスライドさせるといった操作により、所望の効果を得ることができる。ゲージ様表示部はタッチセンサー部の操作位置を表す。タッチセンサー部は、所定の機能に従い、区分を持たせ、個々の区分に設定を割り当てることができる。「要部拡大図1-1」～「要部拡大図1-3」は、タッチセンサー部を区分しない場合であり、指でタッチセンサー部をスライド操作することでシームレスな操作および連続的なコントローラー出力が可能となる。例えば、ピッチベンドの操作、フィルターカットオフ、音量など、連続的に変更するような出力コントロールなどに適する。また、「要部拡大図2-1」及び「要部拡大図2- 2」は、タッチセンサー部を3つに区分けし、「要部拡大図3-1」及び「要部拡大図3-2」は、タッチセンサー部を5つに区分けした場合を示している。区分けは、タッチセンサー部の表示により視認できる。「要部拡大図1-3」と同様にタッチしてスライドすると、区切り線を跨ぐまではコントローラー出力は一定で変化せず、区切り線を跨ぐと別の出力にジャンプする。これは各区分け内に、出力を設定することで可能となる機能である。例えば、Beat Repeat の Lengthを4分音符、8分音符、16分音符、32分音符、64分音符を5つの区分けに設定にしたり、RotarySpeakerのRotary Speed を Step, Slow, Fast を区分けに設定可能である。設定の順序、割り当ては自由に設定可能である。この様に、区分けの有無、および、区分けの数に応じた各種機能を設定可能であり、それに応じた操作を可能とするものである。

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