意匠ウォッチ

発行日2024-03-29
公報種別意匠公報(S)
登録番号1766945
登録日2024-03-21
意匠に係る物品害獣侵入防止具
意匠分類K3-130(農業用機械器具、鉱山機械、建設機械等)
出願番号2023026246
出願日2023-12-18
意匠権者環境機器株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、建物の内外に設置された配管等に外嵌して、ネズミ等の害獣が配管等を伝って建物内に侵入することを防止する、害獣侵入防止具である。円形の一部が欠けたシート状の本物品は、扇形の切り欠き側の両端部を重ねて両面テープ等で貼り合わせ、内側の突起部を折り曲げることによって、組立後の状態を示す参考図1及び2に示したように、中空部が形成された傘状に広がる形状に変化する。このような形状に変化した本物品を、使用状態を示す参考図のように配管等に外嵌すれば、配管等を伝って移動するネズミ等の害獣の進路を妨害し、建物内への侵入を防止することができる。本物品を配管等に固定する際には、使用状態を示す参考図に点線で示したように、傘状の広がりの上部に形成される複数の突起部を、インシュロック(結束バンド)やテープ等で固定することが望ましい。本物品を設置する配管等は、使用状態を示す参考図に示した垂直方向に伸びるものに限定されず、水平や斜めなど様々な方向に伸びる配管等に使用することができる。
意匠の説明左側面図は、右側面図と同一に表れるので省略する。底面図は、平面図と同一に表れるので省略する。本願意匠は、扇形の切り欠き側の両端部を重ねて両面テープ等で貼り合わせて使用する、組立前後の形状が可逆的に変化する動的意匠であるが、貼り合わせる部分の面積の広さに応じて組立後の形状も変化する。組立後の状態を示す参考図1及び2に示したように、貼り合わせる部分の面積が狭く、重なり合う突起部の数が少なくなるほど、全体の高さは相対的に低くなり(組立後の状態を示す参考図1)、貼り合わせる部分の面積が広く、重なり合う突起部の数が多くなるほど、全体の高さは相対的に高くなる(組立後の状態を示す参考図2)。

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