意匠ウォッチ

発行日2024-03-25
公報種別意匠公報(S)
登録番号1766353
登録日2024-03-14
意匠に係る物品ベルトコンベア用投入ホッパー
意匠分類G1-1900(運搬、昇降又は貨物取扱い用機械器具)
出願番号2023017443
出願日2023-08-29
意匠権者日特建設株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、砂やセメントをベルトコンベア上に投入するためのベルトコンベア用投入ホッパーであり、砂等を投入するための第一ホッパーとセメント等を投入するための第二ホッパーを備えている。第一ホッパーに設けた長孔状の調整孔、第二ホッパーに設けた円形状の固定孔、及び不図示のボルト等を利用して、第二ホッパーは第一ホッパーに対して移動可能に取り付けられる。第一ホッパーに供給された砂等は第一投入口からベルトコンベア上に投入され、駆動するベルトコンベアによって第一ゲートを通過する。そして第二ホッパーに供給されたセメント等は第二投入口から第一ゲートを通過した砂等の上に投入され、駆動するベルトコンベアによって第二ゲートを通過する。「各部の名称を示す参考斜視図1」に示すように第一ゲートの中央部においては第二ホッパーが備える凸状壁が下方に向けて突出しているため、第一ゲートと凸状壁を通過した際、ベルトコンベアによって移動する砂等の中央部の上面は凹んだ形状になる。すなわち第二ゲートを通過した後のベルトコンベア上では、中央部の上面が凹んだ砂等の上にセメント等が載った状態になる。従ってベルトコンベアで砂やセメントを移動させる際、ベルトコンベアにおける進行方向左右両側にセメント等が溢れる不具合を防止することができる。また砂等は第一ゲートを通過する際に所定量となり、セメント等は第二ゲートを通過する際に所定量となるため、ベルトコンベア上での砂とセメントの割合が一定になる。更に第二ホッパーは第一ホッパーに対して移動可能であるため、砂とセメントの割合を容易に変更することができる。
意匠の説明意匠登録を受けようとする部分を実線で、それ以外の部分を破線で表した。一点鎖線は、登録を受けようとする部分とそれ以外の部分の境界を表している。

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