意匠ウォッチ

発行日2024-01-12
公報種別意匠公報(S)
登録番号1761222
登録日2023-12-28
意匠に係る物品額縁
意匠分類C2-17(室内装飾品)
出願番号2023008026
出願日2023-04-18
意匠権者株式会社アートプリントジャパン
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、スタンド付きの額縁である。斜視図に示すように、額縁は、矩形の枠と、枠の裏面に形成された溝に移動可能に支持される左右一対の第1部品および左右一対の第2部品と、スタンドとして機能する脚部品とを備える。第1部品の拡大図1,2に示すように、第1部品は、溝に移動可能に係合する第1ベース部品と、枠に対して第1ベース部品を固定・解除するための第1レバーと、枠に対して脚部品の角度を変更するための回動部品とを備えている。第1ベース部品は、二股形状部を有する。第1レバーは、二股形状部の間に入った固定位置と、二股形状部の間から外れた解除位置(第1部品の機能を示す側面図参照)との間で回動可能である。第1レバーが固定位置に位置するときには、第1レバーが二股形状部を押し広げることで、二股形状部が溝の内面に圧接され、第1ベース部品の位置が固定される。第1レバーが固定位置から解除位置に移動すると、二股形状部が元の形状に戻って溝の内面への圧接が解除されることで、第1ベース部品が溝に沿って移動可能となる。脚部品は、コ字形に曲げられた円柱状の棒であり、一端と他端が左右の回動部品の穴に嵌まって固定される。回動部品は、脚部品が枠と略平行となる収納位置と、脚部品が枠に対して所定角度傾いたスタンド位置(第1部品の機能を示す側面図参照)との間で回動可能となっている。第2部品の拡大図1,2に示すように、第2部品は、溝に移動可能に係合する第2ベース部品と、枠に対して第2ベース部品を固定・解除するための第2レバーとを備えている。第2ベース部品は、脚部品が嵌まり込む断面視C形状の保持部を有する。第2ベース部品は、第1ベース部品と略同様の二股形状部を有する。第2レバーは、第1レバーと略同様に、二股形状部を押し広げたり元の形状に戻したりすることで、第2ベース部品の枠に対する固定・解除を行う(第2部品のロック解除側面図参照)。この額縁によれば、使用状態を示す斜視図1,2に示すように、第1部品と第2部品の位置を自由に変更することができるので、額縁を設置する床に段差がある場合であっても、適正な角度で額縁を設置することができる。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。正面図は、第1部品、第2部品および脚部品が配置された額縁の裏面を示す。第2部品は左右対称な形状であるため、第2部品を左側から見た拡大図は省略する。脚部品は左右対称な形状であるため、脚部品の左側部分を左右方向内側から見た側面図は省略する。脚部品は前後対称な形状であるため、脚部品を枠側から見た図は省略する。

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