意匠ウォッチ

発行日2023-12-21
公報種別意匠公報(S)
登録番号1760016
登録日2023-12-13
意匠に係る物品オフィスの内装
意匠分類L3-71(組立て家屋、屋外装備品等)
出願番号2021023069
出願日2021-10-22
意匠権者TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明この内装はオフィスの内装であって、会議や各種作業、執務のために使用されるものである。各部の名称を示す参考A-A断面図に示すように、本内装においては、透明な窓部に一枚の調光シートが貼付されており、調光シートへ通電を行うことにより光の透過率を変化させ、透明状態から不透明状態まで任意に透明度を調整できるようになっている。これにより、室内の用途に応じて、プライバシーの確保と開放感のバランスを自在に調整することができる。さらに本願の調光シートは、一枚の調光シートの中に、肉眼視できない絶縁部によって電気的に絶縁された複数の調光エリアを備えており、各調光エリアへの通電量を変化させることによって、調光エリア毎に透過率を変化させることができる。このような構造を有することで、調光シートの透過率が変化した状態の正面図1,2,5に例を示すように、各調光エリアをシームレスに組み合わせることができる。また、同正面図3,4に示すように、隣接する調光エリアを異なる透過率とした場合は、透過率の差のみが認識され、絶縁部それ自体は肉眼視されないため、窓部の装飾性やデザイン性を高めることができる。
意匠の説明意匠登録を受けようとする部分を実線で、それ以外の部分を破線で表している。一点鎖線は意匠登録を受けようとする部分とそれ以外の部分との境界のみを表すものである。天井と手前側の壁を省略して表した左側面図は、天井と手前側の壁を省略して表した右側面図と対称に表れるため、省略する。透明部を示す参考A-A断面図において、格子状の斜線を施した部分(窓部)は透明である。絶縁部を示す参考A-A断面図において二点鎖線で表した部分は、肉眼視できない絶縁部である。調光シートの透過率が変化した状態の各正面図は、手前の壁の外から見たものであって天井を省略して表している。調光シートの透過率が変化した状態の各正面図において、調光シートに施された濃淡は透過率の変化を表しており、薄い方が透過率が高く、濃い方が透過率が低いことを示している。なお、調光シートの透過率が変化した状態の各正面図に示す透過率の変化は一例であって変化の態様はこれらに限られない。

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