意匠ウォッチ

発行日2023-12-06
公報種別意匠公報(S)
登録番号1758982
登録日2023-11-28
意匠に係る物品踏み台
意匠分類D0-200(D3～D9に属さないその他の住宅設備用品)
出願番号2023015167
出願日2023-07-24
意匠権者個人,個人
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、事務所や店舗における壁面や天井の点検作業、またはトラック荷台への昇降時などに用いられ、収納時は折り畳むことができる踏み台である。本物品は、各部の名称を示す参考斜視図に示すように、踏み台の最上段に位置する折り畳み可能な天板と、段状に配設した複数の踏板と、天板及び踏板の前端部を回動自在に支持する左右の前脚と、天板の前後方向略中央部および踏板の後端部を回動自在に支持する支持桟と、左右の前脚の上端部と連結部を介して回動自在に連結する左右の後脚と、左右の後脚の上下端部近傍および上下方向略中央部に架設した横桟と、前脚と後脚の下端部にそれぞれ設けた滑り止め端具と、左右前脚の上端部から前脚の延長線方向の上側に伸延した把持部と、中央部にバックルを備え着脱可能に構成した通り抜け防止ベルトを把持部の上端部間に架設した通り抜け防止部と、を有する。本物品によれば、E-E、F-F範囲のG-G拡大断面図に示すように、後脚に設けた滑り止め端具の前後端部に切り欠け部を有し、天板を折り畳み式に構成したことにより、踏み台を折り畳んだ際には、切り欠け部が前脚の周面に係合して踏み台の収納形態をコンパクトにできる。本物品によれば、前後脚を開脚した際に、水平面に対して前脚がなす角度よりも後脚がなす角度が大きくなるように構成したことにより、踏み台を作業対象物に近接した態様で設置できる。また、本物品によれば、着脱可能なバックルを備えた通り抜け防止ベルトを把持部の上端部に架設したため、通り抜け防止ベルトをバックル部分で2つに分離することで左右の把持部間を通過でき、昇降用の階段として使用することもできる。
意匠の説明左側面図は、右側面図と対称に表れるため省略する。

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