意匠ウォッチ

発行日2023-08-08
公報種別意匠公報(S)
登録番号1750309
登録日2023-07-28
意匠に係る物品引戸装置用防護柵
意匠分類L3-5300(組立て家屋、屋外装備品等)
出願番号2023001118
出願日2023-01-25
意匠権者文化シヤッター株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、例えば、使用状態を示す参考図(1)及びこの図(1)のD-D線断面図である使用状態を示す参考図(2)に示されているように、無目の内部に収納されている上レール等からなる移動機構から吊り下げられた上吊り式の扉体が自動的に開閉移動する引戸装置に用いられる防護柵であり、床に上向きに埋設されたアンカーの雄ねじ部に螺合される取付ナットにより床に取り付けられるものであって、使用状態を示す参考図(3)及びこの図(3)のE-E線断面図である使用状態を示す参考図(4)に示されているように、出入口を開けるために開き移動した扉体の下部が本物品と壁との間に侵入することにより、人等に対する安全性を確保するために用いられるものである。本物品は、各部の名称を示す参考斜視図に示されているように、全面が透明もしくは乳白色等の透光性もしくは塗料の塗布等による着色で光遮断性となっているガラス又はプラスチック、あるいは金属で形成された板部材の上下両辺部にU字状の上下フレームを取り付け、板部材の上左右2箇所の角部近傍に設けた左右対称形状の上コーナー具と、板部材の下左右2箇所の角部に設けた左右対称形状の下コーナー具とに沿わせて左右2本の柱部材を配置したものであり、これらの柱部材の下端に取り付けたベースプレートには、前記アンカーの雄ねじ部を挿入、突出させるための3個の孔が設けられている。それぞれの上コーナー具は、A-A線参考部分拡大断面図に示されているように、板部材の表裏両面に接触する緩衝材がそれぞれの内面に設けられた本体と平板部材とからなり、本体は、軸部を柱部材側に向けた結合ボルトの頭部が内部に挿入された平面L字状となっており、この結合ボルトの軸部が、四角筒材で形成されている柱部材の内部の裏板に形成された雌ねじ部に螺合されることにより、本体は柱部材に結合されている。本体と平板部材は、各部の名称を示す参考斜視図及びB-B線参考部分拡大断面図に示されているように、上下2本のビスが正面側の平板部材からねじ込まれることにより結合され、これにより、板部材のうち、上左右2箇所の角部近傍が、下フレームよりも長寸となっている上フレームの下側において、上コーナー具によりクランプされている。それぞれの下コーナー具の本体は、B-B線参考部分拡大断面図及びC-C線参考断面図に示されているように、内面に板部材の表裏両面と下面とに接触する緩衝材が設けられたものであって、この本体は、上側と板部材側と柱部材側とが開放された形状となっているため、表裏両面側に設けられた2個の立上り部と、これらの立上り部の下端同士を接続する底部とからなるU字状であり、立上り部同士の間には、柱部材側において、スペーサーが挿入され、このスペーサーは、2個の立上り部のそれぞれから上下2本のビスがねじ込まれることにより、本体に固定されている。また、スペーサーの内部には、軸部を柱部材側に向けた結合ボルトの頭部が挿入され、この結合ボルトの軸部が、柱部材の内部の裏板に形成された雌ねじ部に螺合されることにより、スペーサーは柱部材に結合されている。そして、板部材のうち、下フレームの長さ方向両端部から露出している下左右2箇所の角部が本体の内部に挿入されて、前記底部の上に載せられることにより、この板部材の重量が左右2個の下コーナー具により支持されている。
意匠の説明

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