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公開番号2024063719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2023036544
出願日2023-03-09
発明の名称表示装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人
主分類G02F 1/13 20060101AFI20240502BHJP(光学)
要約【課題】表示画像の視認性に優れる表示装置を提供する。
【解決手段】調光ユニット、加飾層、及び、表示素子をこの順で有する、表示装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
調光ユニット、加飾層、及び、表示素子をこの順で有する、表示装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記調光ユニットと前記加飾層との間に、λ/4位相差層を更に有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記調光ユニットが電気的に駆動する方式である、請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記調光ユニットが液晶分子を駆動させる方式である、請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記調光ユニットが、電圧の印加によって配向方向が変化する液晶分子を含む液晶層を含み、
前記液晶層に電圧を印加したときには前記液晶分子が一方向へと水平配向し、前記液晶層に電圧を印加しないときには前記液晶分子が垂直配向している、請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記液晶層に電圧を印加した際に、前記一方向と平行な直線偏光を前記調光ユニットに入射した場合の直線偏光の平行線透過率が20%未満である、請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記液晶層に電圧を印加した際に、前記一方向と平行な直線偏光を前記調光ユニットに入射した場合の直線偏光の平行線透過率が10%未満である、請求項5に記載の表示装置。
【請求項8】
前記調光ユニットの厚みが10~500μmである、請求項1、2及び5~7のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記加飾層が、印刷層、コレステリック液晶層及び誘電体多層膜よりなる群から選択される少なくとも1種の層である、請求項1、2及び5~7のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項10】
前記調光ユニットと前記加飾層との間の距離が10~500μmである、請求項1、2及び5~7のいずれか一項に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の調光フィルムとしては、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1には、第1の積層体と、第2の積層体と、第1の積層体及び第2の積層体により挟持された液晶層と、液晶層の厚みを一定に保持するためのスペーサーと、を備える調光フィルムであって、第1の積層体及び第2の積層体は、透明フィルムからなる基材と、基材に形成された電極とを有し、電極による駆動により液晶層の液晶分子の配向を制御して透過光を制御し、透過状態と遮光状態とを切り替え、スペーサーは、直径1~20μmのビーズスペーサーであり、液晶層の調光可能領域における、この調光フィルムを正面視した場合の単位面積当たりのスペーサーの占有率が0.1%以上10%以下であり、スペーサーは、第1の積層体の電極の上に設けられた配向層に埋設され、移動困難に保持され、第2の積層体の電極の上に設けられた配向層には埋設されていない、調光フィルムが記載されている。
【0003】
特許文献2には、意匠層と、上記意匠層と積層された透明樹脂層と、を有し、上記意匠層の開口部に光透過部が設けられ、上記透明樹脂層の意匠層と反対側の面に凹凸が設けられている加飾シート、及び、これを用いた表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022-145903号公報
特開2022-090637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、表示画像の視認性に優れる表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段には、以下の態様が含まれる。
〔1〕調光ユニット、加飾層、及び、表示素子をこの順で有する、表示装置。
〔2〕上記調光ユニットと上記加飾層との間に、λ/4位相差層を更に有する、〔1〕に記載の表示装置。
〔3〕上記調光ユニットが電気的に駆動する方式である、〔1〕又は〔2〕に記載の表示装置。
〔4〕上記調光ユニットが液晶分子を駆動させる方式である、〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の表示装置。
〔5〕上記調光ユニットが、電圧の印加によって配向方向が変化する液晶分子を含む液晶層を含み、上記液晶層に電圧を印加したときには上記液晶分子が一方向へと水平配向し、上記液晶層に電圧を印加しないときには上記液晶分子が垂直配向している、〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の表示装置。
〔6〕上記液晶層に電圧を印加した際に、上記一方向と平行な直線偏光を上記調光ユニットに入射した場合の直線偏光の平行線透過率が20%未満である、〔5〕に記載の表示装置。
〔7〕上記液晶層に電圧を印加した際に、上記一方向と平行な直線偏光を上記調光ユニットに入射した場合の直線偏光の平行線透過率が10%未満である、〔5〕又は〔6〕に記載の表示装置。
〔8〕上記調光ユニットの厚みが10~500μmである、〔1〕~〔7〕のいずれかに記載の表示装置。
〔9〕上記加飾層が、印刷層、コレステリック液晶層及び誘電体多層膜よりなる群から選択される少なくとも1種の層である、〔1〕~〔8〕のいずれかに記載の表示装置。
〔10〕上記調光ユニットと上記加飾層との間の距離が10~500μmである、〔1〕~〔9〕のいずれかに記載の表示装置。
〔11〕上記調光ユニットと上記加飾層との間に接着層を更に有する、〔1〕~〔10〕のいずれかに記載の表示装置。
〔12〕上記接着層の厚みが3~150μmである、〔11〕に記載の表示装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示画像の視認性に優れる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の表示装置に用いる調光ユニットの一例を示す模式図である。
調光ユニットに用いる透明電極の構成の一例を示す模式図である。
本発明の表示装置の一例を示す模式図である。
実施例で使用するパターンを示す図である。
実施例で使用するパターンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明について説明する。但し、本発明は、以下の実施形態に何ら制限されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。本発明の実施形態について図面を参照して説明する場合、重複する構成要素及び符号については、説明を省略することがある。図面において同一の符号を用いて示す構成要素は、同一の構成要素であることを意味する。図面における寸法の比率は、必ずしも実際の寸法の比率を表すものではない。
【0010】
本明細書における基(原子団)の表記について、置換及び無置換を記していない表記は、置換基を有さないものと共に置換基を有するものをも包含する。例えば、「アルキル基」とは、置換基を有さないアルキル基(無置換アルキル基)のみならず、置換基を有するアルキル基(置換アルキル基)をも包含する。
本明細書における「光」とは、活性光線又は放射線を意味する。
本明細書における「活性光線」又は「放射線」とは、例えば、水銀灯の輝線スペクトル、エキシマレーザーに代表される遠紫外線、極紫外線(EUV光:Extreme Ultraviolet)、X線、及び電子線(EB:Electron Beam)等を意味する。
本明細書における「露光」とは、特に断らない限り、水銀灯の輝線スペクトル、エキシマレーザーに代表される遠紫外線、極紫外線、X線、及びEUV光等による露光のみならず、電子線、及びイオンビーム等の粒子線による露光も含む。
本明細書において、「~」とはその前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味で使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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