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公開番号2024063415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171345
出願日2022-10-26
発明の名称生海苔の異物分離装置
出願人渡邊機開工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A23L 17/60 20160101AFI20240502BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】生海苔混合液に混入している細長い糸状の異物を分離、除去することを可能にする生海苔の異物分離装置を提供する。
【解決手段】生海苔と水との混合液である生海苔混合液が投入され、異物分離槽底面2eに円形の開口を有する異物分離槽2と、開口の内周縁との間に環状のクリアランス4を形成して開口内に配備されている回転円板5と、を備え、回転円板が回転することで異物分離槽内で流動している生海苔混合液をクリアランスを介して異物分離槽より下側に向けて吸引し、クリアランスを通過できない異物を分離する生海苔の異物分離装置である。異物を、異物分離槽内で生海苔混合液が流動している間にからめとる異物除去具10、15が異物分離槽底面から上方向に向けて突設されている又は、回転円板から上方向に向けて突設されている又は、異物分離槽底面から上方向に向けて突設されていると共に、回転円板から上方向に向けて突設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
異物分離処理が施される生海苔と水との混合液である生海苔混合液が投入され、鉛直方向における下側である異物分離槽底面に円形の開口を有する異物分離槽と、
前記開口の内周縁との間に平面視で環状のクリアランスを形成して前記開口内に回転可能に配備されている回転円板と、
を備えていて、
前記回転円板が前記開口内で回転することで前記異物分離槽内で流動している前記生海苔混合液を前記クリアランスを介して前記異物分離槽より下側に向けて吸引し、前記クリアランスを通過できない異物を分離する生海苔の異物分離装置であって、
前記生海苔混合液に混入している細長い糸状の異物を、前記異物分離槽内で前記生海苔混合液が流動している間にからめとる異物除去具が
前記異物分離槽底面から上方向に向けて突設されている又は、
前記回転円板から上方向に向けて突設されている又は、
前記異物分離槽底面から上方向に向けて突設されていると共に、前記回転円板から上方向に向けて突設されている
生海苔の異物分離装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記異物除去具が突設されている前記異物分離槽底面は、上面が平坦で前記異物分離槽底面の一部を形成して前記開口を囲むリング状部材からなり、前記クリアランスは、前記開口の前記内周縁を形成する前記リング状部材の内周縁と、前記回転円板の外周縁との間に形成されている請求項1記載の生海苔の異物分離装置。
【請求項3】
前記クリアランスの前記回転円板の半径方向における大きさが0.7mm~1.0mmである請求項1又は2記載の生海苔の異物分離装置。
【請求項4】
前記異物除去具は、前記異物分離槽底面及び/又は前記回転円板から上方向に向けて突出する小径の柱状部からなる請求項1又は2記載の生海苔の異物分離装置。
【請求項5】
前記柱状部の径より径が大きい上端部が前記柱状部の上に形成されている請求項4記載の生海苔の異物分離装置。
【請求項6】
前記上端部と前記異物分離槽底面との間の間隔及び/又は前記上端部と前記回転円板との間の間隔が0.3mm~5.0mmである請求項5記載の生海苔の異物分離装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、異物分離処理が施される生海苔(海苔の原藻)と水(海水)との混合液である生海苔混合液が投入され、鉛直方向における下側である異物分離槽底面に円形の開口を有する異物分離槽と、前記開口の内周縁との間に平面視で環状のクリアランスを形成して前記開口内に回転可能に配備されている回転円板とを備えていて、前記回転円板が前記開口内で回転することで前記異物分離槽内で流動している前記生海苔混合液を前記クリアランスを介して前記異物分離槽より下側に向けて吸引し、前記クリアランスを通過できない異物を分離する生海苔の異物分離装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
特に、前記生海苔混合液に混入している細長い糸状の異物を、前記異物分離槽内で前記生海苔混合液が流動している間に、前記生海苔混合液から分離、除去することを可能にする生海苔の異物分離装置に関する。
【背景技術】
【0003】
異物分離処理が施される生海苔(海苔の原藻)と水(海水)との混合液である生海苔混合液が投入され、鉛直方向における下側である異物分離槽底面に円形の開口を有する異物分離槽と、前記開口の内周縁との間に平面視で環状のクリアランスを形成して前記開口内に回転可能に配備されている回転円板とを備えていて、前記回転円板が前記開口内で回転することで前記異物分離槽内で流動している前記生海苔混合液を前記クリアランスを介して前記異物分離槽より下側に向けて吸引し、前記クリアランスを通過できない異物を分離する生海苔の異物分離装置に関しては従来から種々の提案が行われている。本願出願人もいくつかの提案を行っている(例えば、特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-306832号公報
特開2016-168037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した生海苔混合液に混入している異物の中には、海苔養殖場の海苔養殖網などに使用されていたロープ、綱、網などが切断されたり、ほぐれたりすることで発生している細長い糸状の異物が含まれていることがある。
【0006】
そこで、この発明は、生海苔混合液に混入している細長い糸状の異物を、異物分離槽内で生海苔混合液が流動している間に、生海苔混合液から分離、除去することを可能にする生海苔の異物分離装置を提供することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下のように例示することができる。
〔1〕
異物分離処理が施される生海苔と水との混合液である生海苔混合液が投入され、鉛直方向における下側である異物分離槽底面に円形の開口を有する異物分離槽と、
前記開口の内周縁との間に平面視で環状のクリアランスを形成して前記開口内に回転可能に配備されている回転円板と、
を備えていて、
前記回転円板が前記開口内で回転することで前記異物分離槽内で流動している前記生海苔混合液を前記クリアランスを介して前記異物分離槽より下側に向けて吸引し、前記クリアランスを通過できない異物を分離する生海苔の異物分離装置であって、
前記生海苔混合液に混入している細長い糸状の異物を、前記異物分離槽内で前記生海苔混合液が流動している間にからめとる異物除去具が
前記異物分離槽底面から上方向に向けて突設されている又は、
前記回転円板から上方向に向けて突設されている又は、
前記異物分離槽底面から上方向に向けて突設されていると共に、前記回転円板から上方向に向けて突設されている
生海苔の異物分離装置。
【0008】
〔2〕
前記異物除去具が突設されている前記異物分離槽底面は、上面が平坦で前記異物分離槽底面の一部を形成して前記開口を囲むリング状部材からなり、前記クリアランスは、前記開口の前記内周縁を形成する前記リング状部材の内周縁と、前記回転円板の外周縁との間に形成されている〔1〕の生海苔の異物分離装置。
【0009】
〔3〕
前記クリアランスの前記回転円板の半径方向における大きさが0.7mm~1.0mmである[1]又は[2]の生海苔の異物分離装置。
【0010】
〔4〕
前記異物除去具は、前記異物分離槽底面及び/又は前記回転円板から上方向に向けて突出する小径の柱状部からなる〔1〕又は[2]の生海苔の異物分離装置。
(【0011】以降は省略されています)

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