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公開番号2024051539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157758
出願日2022-09-30
発明の名称生体認証監視システム
出願人文化シヤッター株式会社
代理人個人
主分類E05B 65/06 20060101AFI20240404BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】個室内の利用者の安全性を確保する。
【解決手段】一方の施錠対象物に固定されるメス係合部と他方の施錠対象物に固定されメス係合部と係合可能なオス係合部とメス係合部の表面に設けられ生体情報を検出するセンサー40と検出された生体情報に基づき生体認証を実行する生体認証手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方の施錠対象物に固定されるメス係合部と、
他方の施錠対象物に固定され、前記メス係合部と係合可能なオス係合部と、
前記メス係合部の表面に設けられ、生体情報を検出するセンサーと、
検出された生体情報に基づき、生体認証を実行する生体認証手段と、
を備えたことを特徴とする生体認証監視システム。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記センサーが、顔認証センサーであることを特徴とする請求項1に記載の生体認証監視システム。
【請求項3】
前記センサーが、心拍検知センサーであることを特徴とする請求項1に記載の生体認証監視システム。
【請求項4】
前記顔認証センサーがミラーガラスで覆われたことを特徴とする請求項2に記載の生体認証監視システム。
【請求項5】
一方の施錠対象物に固定されるメス係合部と、
他方の施錠対象物に固定され、前記メス係合部と係合可能なオス係合部と、
前記オス係合部の接触可能部に設けられ、生体情報を検出するセンサーと、
検出された生体情報に基づき、生体認証を実行する生体認証手段と、
を備えたことを特徴とする生体認証監視システム。
【請求項6】
前記センサーが、指紋認証センサーであることを特徴とする請求項5に記載の生体認証監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生体認証監視システムに関し、特に、生体認証を用いた個室内の生体認証監視システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
個室の一例として、トイレ内の個室を施錠する場合、ラッチをスライドさせてハット型金具に挿入、係合させるスライドラッチ錠や打掛錠等を用いることが一般的である。
【0003】
従来、トイレ内の個室では、施錠をすることで密室となり、個室外から個室内の様子を窺うことは困難であった。したがって、個室内で利用者に急病などの不測の事態が起きた場合であっても、個室外の者が個室内の事態を把握することは困難である。また、正当な理由で個室を使用しない者、すなわち不審者等が個室を利用することもあり、防犯の観点から、不審者が何者であるかを確認することで犯罪等を抑止する必要もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-200499公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に提案されるトイレ監視システムでは、トイレの入り口に取り付けられた入室用認識センサーによって認識された人数と、退出用人認識センサーによって認識された人数の差分がある状態が継続した場合に警報を発するもので、トイレ個室内の利用者の直接的な健康状態等を把握することができない。また、このトイレ監視システムでは、利用人数の差分状態を用いることから、利用者が不審者であるかを確認することができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための生体認証監視システムとして、一方の施錠対象物に固定されるメス係合部と、他方の施錠対象物に固定され、メス係合部と係合可能なオス係合部と、メス係合部の表面に設けられ、生体情報を検出するセンサーと、検出された生体情報に基づき、生体認証を実行する生体認証手段とを備えた構成とした。
本構成によれば、個室内の利用者の健康状態を把握可能であると共に、防犯性や犯罪抑止力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
スライドラッチ錠を示す概略図である。
他の実施形態に係るスライドラッチ錠を示す概略図である。
個室監視システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、個室の扉を施錠する施錠手段の一例としてのスライドラッチ錠10を示す図である。以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。同図において、スライドラッチ錠10は、ハット金具20、ラッチ部30および生体認証センサー40から構成される。スライドラッチ錠10は、個室の一例としてのトイレ内の扉50と扉枠60とを施錠することでトイレ内に密室を作り出す錠である。扉50は、図外のヒンジを介して扉枠60に対して枢動可能に設置され、床と天井間に固定される扉枠60との間に閉口部を形成すると共に施錠時においてトイレ個室内を密室にする。
【0009】
図1に示すように、メス係合部としてのハット金具20は、ステンレスやアルミニウム等を板金加工することで断面コの字型に形成され、一方の施錠対象物であるトイレの扉50と対向する他方の施錠対象物である扉枠60の扉側の一端部の中央に取り付けられる部材である。ハット金具20は、一方側に孔21aが形成された取付面22Aと他方側に孔21bが形成された取付面22Bを備え、取付面22A;22Bから個室内側に突出してコの字を形成することで後述の角ラッチ32が挿入可能となる挿入部24を有する。ハット金具20の突出した表面、すなわち挿入部24の裏側にはセンサー取付面26が形成され、後述の生体認証センサー40が取り付けられる。なお、本実施形態では、ハット金具20の断面形状をコの字にしたが、U字形状や山形の形状としてもよい。
【0010】
メス係合部に係合可能なオス係合部としてのラッチ部30は、ラッチ部30の土台となるベース31,ベース31上に摺動可能に配置される矩形の角ラッチ32、角ラッチ32から個室内側に突出する取手部34、ベース31とともに角ラッチ32を支持する支持部36A;36Bを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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