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公開番号
2025181902
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2025155492,2024078405
出願日
2025-09-19,2021-01-15
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社藤商事
代理人
弁理士法人テイクオフ
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20251204BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】 複数の電気部品に接続された複数のハーネスを一纏めに纏めて配線できるようにする。
【解決手段】 所定部位1に設けられた遊技部品16を備え、遊技部品16は、複数の電気部品145,172と、複数の電気部品145,172を遊技部品16以外に設けられた外部電気部品25,26に接続するための複数のハーネス166,174とを備えている。電気部品145,172から離れた側へと引き出された複数のハーネス166,174を遊技部品16の裏側で一纏めに留める留め具216を備えている。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
所定部位に設けられた遊技部品を備え、
前記遊技部品は、遊技部品本体に設けられた複数の電気部品と、該各電気部品に夫々接続され且つ配線経路に沿って並行に配線された複数のハーネスとを備えた遊技機において、
前記配線経路は、複数のハーネスが並行に配線される複数の並行配線区間を備え、
前記並行配線区間毎に前記ハーネスを前記遊技部品本体側の留め部に一纏めに留める留め具を備え、
前記複数の並行配線区間は、経路方向に隣り合う第1並行配線区間と第2並行配線区間とを含み、
前記留め具は、前記第1並行配線区間において特定ハーネスを含む複数の前記ハーネスを一纏めに留める第1留め具と、前記第2並行配線区間において前記特定ハーネスを含まない複数の前記ハーネスを一纏めに留める第2留め具とを含み、
前記配線経路の途中には、前記第1留め具と前記第2留め具との間に湾曲経路部を備え、
前記湾曲経路部の内周部分に前記ハーネスを案内する配線案内部を備え、
前記特定ハーネスは、前記配線案内部よりも前記第2留め具側で前記第1並行配線区間から分岐し、
前記留め具は、前記ハーネスが前記留め部に略密着する程度に前記ハーネスを締め付ける
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機では、遊技盤の遊技領域の略中央に遊技情報表示手段が配置されると共に、その遊技情報表示手段の周辺部分に普通入賞手段、始動口手段、大入賞手段等の遊技部品が配置されている。遊技情報表示手段には液晶表示手段が使用され、また普通入賞手段、始動口手段、大入賞手段等には、入賞スイッチ、駆動ソレノイド、LEDが使用される等、多数の電気部品が使用されている。
これらの電気部品には各電気部品毎にコネクタを介してハーネスが接続され、その各ハーネスの他端側がコネクタを介して中継基板等に接続され、更にその電気部品が遊技制御系であるか演出制御系であるかに応じて、中継基板からコネクタを介して主制御基板、演出制御基板へと夫々接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3058765号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遊技機には多数の電気部品が使用されており、その各電気部品に接続された各ハーネスが遊技部品の裏側に引き出されて配線経路に沿って配線され、その配線経路を経て中継基板等に接続されている。しかし、従来は遊技部品の裏側にハーネスを配線しているものの、1個の遊技部品に複数の電気部品を備える場合には、各電気部品からのハーネスが個々に独立して別々に配線されているため、遊技部品の取り扱い時に各ハーネスが錯綜して他のものに引っ掛かり易くなる等の問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、複数の電気部品に接続された複数のハーネスを配線経路に沿って配線する場合にも、そのハーネスを一纏めに纏めて配線できる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、所定部位に設けられた遊技部品を備え、前記遊技部品は、遊技部品本体に設けられた複数の電気部品と、該各電気部品に夫々接続され且つ配線経路に沿って並行に配線された複数のハーネスとを備えた遊技機において、前記配線経路は、複数のハーネスが並行に配線される複数の並行配線区間を備え、前記並行配線区間毎に前記ハーネスを前記遊技部品本体側の留め部に一纏めに留める留め具を備え、前記複数の並行配線区間は、経路方向に隣り合う第1並行配線区間と第2並行配線区間とを含み、前記留め具は、前記第1並行配線区間において特定ハーネスを含む複数の前記ハーネスを一纏めに留める第1留め具と、前記第2並行配線区間において前記特定ハーネスを含まない複数の前記ハーネスを一纏めに留める第2留め具とを含み、前記配線経路の途中には、前記第1留め具と前記第2留め具との間に湾曲経路部を備え、前記湾曲経路部の内周部分に前記ハーネスを案内する配線案内部を備え、前記特定ハーネスは、前記配線案内部よりも前記第2留め具側で前記第1並行配線区間から分岐し、前記留め具は、前記ハーネスが前記留め部に略密着する程度に前記ハーネスを締め付けるものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、複数の電気部品に接続された複数のハーネスを配線経路に沿って配線する場合にも、そのハーネスを一纏めに纏めて配線できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
同遊技盤の背面図である。
同第1特別図柄始動手段の平面図である。
同第1特別図柄始動手段の平面断面図である。
同第1特別図柄始動手段の背面図である。
同ハーネスの位置決め状態の側面図である。
同ハーネスの接続関係の説明図である。
同ハーネスの説明図である。
同留め具の説明図である。
本発明の第2の実施形態を示す複合入賞手段の平面図である。
同複合入賞手段の背面図である。
同複合入賞手段の分解斜視図である。
同中継基板、LED基板等の背面図である。
同中継基板、LED基板等の側面断面図である。
同ハーネスの配線関係の説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1~図9は本発明をパチンコ機である遊技機に採用した第1の実施形態を例示する。遊技盤1は、図1、図2に示すように構成されており、機枠の遊技盤装着部に着脱自在に装着されている。
【0009】
遊技盤1は概ね矩形状であり、この遊技盤1の前面側には、図1に示すように、遊技領域2と、この遊技領域2を取り囲む外周部材3とが設けられている。遊技領域2の一側には、外周部材3とガイドレール4との間に遊技球の打ち込み通路5が形成されており、機枠側の発射手段により発射された遊技球を、打ち込み通路5を経て遊技領域2の上部へと打ち込むようになっている。
【0010】
遊技領域2の中央部には液晶式等の画像表示手段6と、この画像表示手段6の前側に対応するセンターケース7とが装着されている。画像表示手段6は液晶式等であって、演出図柄表示手段10等を構成している。センターケース7は、遊技盤1の前面に当接して遊技盤1から前側に突出するように装着されており、内周側に画像表示手段6の表示画面に対応する表示窓8が設けられている。センターケース7の前面には、普通図柄表示手段9、第1特別図柄表示手段11、第2特別図柄表示手段12等が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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