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公開番号
2025181560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024098357
出願日
2024-05-31
発明の名称
医薬品情報の暗記を促すカードセット
出願人
個人
代理人
主分類
A63F
1/02 20060101AFI20251204BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】カードセットによる遊戯を通して、医薬品一般的名称に対応した製品名である先発医薬品名または後発医薬品名と、上記の製品外観の意匠を覚えやすくするとともに、医薬品の効能効果や特徴を直感的に想起する事ができるカードセットを提供する。
【解決手段】カードに印刷された医薬品一般的名称に相当する、先発医薬品名または後発医薬品名を遊戯者自らが、図1における符号4,10の空欄部に書き込みを行い、また上記の製品外観輪郭を模した図柄に色付けする事で医薬品の名称と意匠を把握する。さらに上記カードを使用した遊戯を繰り返し行うことで、医薬品の効能効果や特徴を理解すること。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医薬品に関する情報が表示されるカードセットであって、医薬品一般的名称と、医薬品一般的名称の製品名である先発医薬品名または後発医薬品名を記入するための空欄領域と、上記製品外観の意匠を模した輪郭の図柄領域が描かれたカードセット。
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【請求項2】
前記カードセットは、医薬品の効能効果や関係性を表すための分類により色分けされた複数の医薬品カードと、医薬品カードによる遊戯を行う場合に遊戯内容に影響を与える複数のイベントカードにより構成されることを特徴とする請求項1に記載のカードセット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カードを利用した遊戯を通して医薬品の特徴を学習するためのカードセットに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
医薬品の成分名には、基本的に医薬品一般的名称が明示されているが、医薬品一般的名称の製品名である先発医薬品名または後発医薬品名は複数存在する事があり、それらの名称と製品外観の意匠や、医薬品の効能効果を理解しておく事は、医師や薬剤師といった医療従事者にとってインシデントやアクシデントの予防対策として極めて重要な事項である。
【0003】
このような問題に対して、医療現場では各医療従事者の自己研鑽に頼っているところが大きく、各自が医薬品の特徴について調べて十分に理解したうえで記憶しておく必要がある。
【0004】
従来、下記非特許文献1にあるように、医薬品名や効能効果をまとめた書籍において語呂合わせ等で記憶をする方法が知られている。この書籍では、医薬品一般的名称に対応する先発医薬品名等を把握する事ができるが、製品外観の意匠や各診療ガイドラインに対応した使用方法に関して理解するには、必ずしも十分ではない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
笠原英城著、「早おぼえ!医薬品名596」じほう出版、2007年2月1日発行
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記したような問題を鑑みてなされたもので、単なる医薬品名称の一対一対応型の暗記にとどまらず、遊戯者に対して製品外観の意匠との関連や医薬品同士の関係性、また各診療ガイドラインに準じた使用方法について理解を深める事により、実際の医療現場でも役に立つ医薬品に関する知識が習得可能なカードセットと遊戯方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のカードには、医薬品一般的名称の記載があり、上記医薬品一般的名称に対応した先発医薬品名または後発医薬品名を記入する為の空欄部分、各製品外観の意匠を把握する為の製品形状の輪郭を模した図柄部分で構成されている。また効能効果や医薬品の特徴による分類や、医薬品同士の関係性により色分けがされたカードセットである。
【0008】
さらに本発明のカードセットには、各診療ガイドラインに対応した疾病の治療方針を遊戯のルールとして取り込むためのイベントカードを含める。
【発明の効果】
【0009】
本発明のカードセットにおいては、先発医薬品名や後発医薬品名を記入する為の空欄部分、各製品の意匠を把握する為の製品形状の輪郭を模した図柄部分で構成されていることから、医薬品一般的名称に対して複数存在する先発医薬品や後発医薬品といった製品に対応する事が可能である。
【0010】
このように本発明のカードセットによれば、記載された医薬品一般的名称に対応する効能効果や特徴が一目でわかるだけでなく、遊戯者が実際の医療現場で採用されている任意の先発医薬品名や後発医薬品名を空欄部分に記入し、さらに製品外観の輪郭を模した図柄部分に、上記意匠を想起する色付けや錠剤の刻印の記入を行う事で、触覚と視覚を利用した暗記効果が期待される独自のカードを作る事が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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