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公開番号2025181552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024097042
出願日2024-05-29
発明の名称加熱調理器具
出願人株式会社KDW
代理人
主分類F24C 7/04 20210101AFI20251204BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】被加熱物を加熱するとともに被加熱物に含まれるビタミンDの量を増加させることができる加熱調理器具を提供する。
【解決手段】加熱調理器具1は、280nm以上315nm以下の波長帯域の紫外光を放射する光源14と、被加熱物SPを投入するための投入口11aが設けられ内側に投入された被加熱物SPを加熱するための加熱室S1を有する筐体11と、加熱室S1内に投入された被加熱物SPに、280nm以上315nm以下の波長帯域の紫外光を放射する光源14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被加熱物を加熱する加熱手段と、
被加熱物を投入するための投入口が設けられ前記投入口から内側に投入された前記被加熱物を加熱するための加熱室を有する筐体と、
前記加熱室内に投入された被加熱物に、280nm以上315nm以下の波長帯域の紫外光を放射する光源と、を備える、
加熱調理器具。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記光源は、積算光量が一定になるように被加熱物に前記紫外光に照射する、
請求項1に記載の加熱調理器具。
【請求項3】
前記積算光量は、45mJ/cm

以上である、
請求項2に記載の加熱調理器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
筐体内に設けられ、被加熱物を収納する加熱室と、加熱室の後板の背面側であって筐体との間に形成された空間とを備え、後板に設けられた複数の孔と、空間内であって、これらの孔を介して加熱室の底面を照らす位置に設けられ、少なくとも波長0.4~0.8μmの可視光線を発する光源と、前記空間内であって、この光源より上方に配置され、該光源からの光を反射させ、前記孔を介して反射光を加熱室の前面に向けて照射する反射手段と、が設けられた加熱調理器具が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-327676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、人間の正常な骨または歯の発育促進等を目的として、食品からビタミンDを摂取することが推奨されている。そこで、被加熱物を加熱する際に被加熱物に含まれるビタミンDの含有量を増加させることで、被加熱物からビタミンDを効率良く摂取することが要請されつつある。
【0005】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、被加熱物を加熱するとともに被加熱物に含まれるビタミンDの量を増加させることができる加熱調理器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る加熱調理器具は、
被加熱物を加熱する加熱手段と、
被加熱物を投入するための投入口が設けられ前記投入口から内側に投入された前記被加熱物を加熱するための加熱室を有する筐体と、
前記加熱室内に投入された被加熱物に、280nm以上315nm以下の波長帯域の紫外光を放射する光源と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、被加熱物を加熱しつつ、280nm以上315nm以下の波長帯域の紫外光を被加熱物に照射する。これにより、被加熱物を加熱しつつ、被加熱物に含まれるビタミンDの量を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る加熱調理器具を示し、(A)は正面図であり、(B)は(A)のA―A線における断面矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る加熱調理器具について図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る加熱調理器具は、被加熱物を加熱する加熱手段と、被加熱物を投入するための投入口が設けられ投入口から内側に投入された被加熱物を加熱するための加熱室を有する筐体と、加熱室内に投入された被加熱物に、280nm以上315nm以下の波長帯域の紫外光を放射する光源と、を備える。
【0010】
図1(A)および(B)に示すように、本実施の形態に係る加熱調理器具1は、電気式オーブンレンジであり、加熱調理器具1の外郭を構成する筐体11と、光源14と、を備える。また、筐体11の外側には、加熱調理器具1の利用者により操作される操作部21が設けられている。筐体11は、加熱室S1と収納室S2とを有する。加熱室S1は、被加熱物SPを投入するための投入口11aが設けられ、投入口11aから内側に投入された被加熱物SPを加熱するためのものである。収納室S2は、加熱室S1における投入口11a側とは反対側に複数の孔17aが穿設された仕切板17を介して配置され、内側にランプヒータ16が配置されている。筐体11には、加熱室S1の投入口11aを覆うように扉12が装着されている。
(【0011】以降は省略されています)

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