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公開番号2025181551
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024097038
出願日2024-05-30
発明の名称皮膚用外用剤組成物
出願人池田物産株式会社
代理人
主分類A61K 8/9789 20170101AFI20251204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 目元のくまや目袋は睡眠不足や疲労による血行不良など種々の原因から生じる。くまは血流が滞ることにより、また目袋は加齢によるたるみ等によっても表れるが、疲労などのストレスにより微小循環に異常が生じると、細胞間を接着しているタイトジャンクションからの白血球および赤血球の血管外への遊走が起こり、くまや目袋の発生につながる。このような背景の中で、目元のくまや目袋を改善する成分の研究が進められ、皮膚用外用剤が開発されてきたが、これまでは必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【解決手段】 本発明は、ウミクロウメモドキの葉の抽出液を配合することにより、内皮バリア機能を改善し目元のくまや目袋の発生を防ぐ新規な皮膚用外用剤組成物を提供するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ウミクロウメモドキの葉の抽出液を含有することを特徴とする皮膚用外用剤組成物。
続きを表示(約 65 文字)【請求項2】
ウミクロウメモドキの葉の抽出液が0.01~95.0質量%である請求項1に記載の皮膚用外用剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はウミクロウメモドキの葉の抽出液を含有する皮膚用外用剤組成物に関する。ここで皮膚用外用剤組成物とは、洗顔料、化粧水、クリーム、パック等のスキンケア化粧品、ファンデーション、口紅、マスカラ等のメークアップ化粧品、ボディソープ、スリミング剤、UVケア剤、浴用剤、制汗剤等のボディーケア化粧品、香水、オーデコロン等のフレグランス化粧品であって、法律上の化粧品、医薬部外品、医薬品を含む。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
目元のくまや目袋は睡眠不足や疲労による血行不良など種々の原因から生じ、美容の観点からも好ましいものではない。
【0003】
くまは血流が滞ることにより、また目袋は加齢によるたるみ等によっても表れるが、疲労などのストレスにより微小循環に異常が生じると、細胞間を接着しているタイトジャンクションからの白血球および赤血球の血管外への遊走が起こり、色素沈着によるくまの発生や、浮腫(目袋)の発生につながる。
【0004】
血流促進のために、特許文献1にはビタミンKにより鬱血を改善し目の下のくま、くすみを消去改善する方法が。また、特許文献2には多糖類を構成単位として含む吸水性樹脂等を含む化粧料により目袋のたるみを解消する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-51627号公報
特開2018-43971号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上のような背景の中で、目元のくまや目袋を改善する成分の研究が進められ、皮膚用外用剤が開発されてきたが、その効果は必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記のような状況下でなされたものでありウミクロウメモドキの葉の抽出液を配合することにより、内皮バリア機能を改善し目元のくまや目袋の発生を防ぐ新規な皮膚用外用剤組成物を提供するものである。
【0008】
本発明の請求項1に示すものは、ウミクロウメモドキの葉の抽出液を含有することを特徴とする皮膚用外用剤組成物である。
【0009】
本発明の請求項2に示すものは、ウミクロウメモドキの葉の抽出液が0.01~95.0質量%である請求項1に記載の皮膚用外用剤組成物である。
【発明の効果】
【0010】
本発明のウミクロウメモドキの葉の抽出液は、内皮バリア機能を高め、色素沈着の原因となる赤血球遊走、浮腫の原因となる白血球遊走を防ぐことから、外用剤組成物に配合した際に目元のくまや目袋の発生を抑制する効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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