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公開番号
2025181549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024097036
出願日
2024-05-30
発明の名称
皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物
出願人
池田物産株式会社
代理人
主分類
A61K
8/37 20060101AFI20251204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 アンチエイジングにはみずみずしく潤いのある肌を保つことが大切である。皮膚の細胞膜に存在するアクアポリンは水を透過させる膜タンパク質で、角質層に水分を行きわたらせ、肌の潤い保持を担っている。アクアポリンは加齢や酸化ストレス等により減少することが知られており、この減少は肌の乾燥やハリの低下につながる。肌の水分低下を防ぐために、アクアポリンの減少を抑制、または産生を促進する成分の研究が進められ、外用剤が開発されてきたが、これまでは必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【解決手段】 本発明は、ジカプリル酸イソソルバイドを配合することにより、アクアポリンの産生を促進し肌の水分量を高める新規な皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物を提供するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ジカプリル酸イソソルバイドを含有することを特徴とする皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物。
続きを表示(約 70 文字)
【請求項2】
ジカプリル酸イソソルバイドが0.01~95.0質量%である請求項1に記載の皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はジカプリル酸イソソルバイドを含有する皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物に関する。ここで皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物とは、洗顔料、化粧水、クリーム、パック等のスキンケア化粧品、ファンデーション、口紅、マスカラ等のメークアップ化粧品、シャンプー、リンス、ヘアスタイリング剤、育毛剤、ヘアカラー、パーマネント・ウェーブ剤等のヘアケア化粧品、ボディソープ、スリミング剤、UVケア剤、浴用剤、制汗剤などのボディーケア化粧品、香水、オーデコロン等のフレグランス化粧品であって、法律上の化粧品、医薬部外品、医薬品を含む。
続きを表示(約 850 文字)
【背景技術】
【0002】
スキンケアへの関心は性別、年齢に関わらず高く、アンチエイジングにはみずみずしく潤いのある肌を保つことが大切である。
【0003】
皮膚は表皮、真皮、皮下組織からなる。表皮はこの内最も外側に位置し、外部からの刺激に対するバリア機能、水分保持機能を有する。
【0004】
細胞膜に存在するアクアポリンは水を透過させる膜タンパク質で、角質層に水分を行きわたらせ、肌の潤い保持を担っている。
【0005】
しかしながらアクアポリンは加齢や酸化ストレス等により減少することが知られており、この減少は肌の乾燥やハリの低下につながる。
【0006】
このような肌の水分低下を防ぐために、アクアポリンの減少を抑制、または産生を促進する手段が求められる。特許文献1にはシロキクラゲ抽出発酵物によるアクアポリン3mRNA発現促進効果が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-090544号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
以上のような背景の中で、アクアポリンに着目し肌の水分保持に寄与する成分の研究が進められ、皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物が開発されてきたが、その効果は必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記のような状況下でなされたものであり、ジカプリル酸イソソルバイドを配合することにより、アクアポリンの産生を促進し肌の水分量を高める新規な皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物を提供するものである。
【0010】
本発明の請求項1に示すものは、ジカプリル酸イソソルバイドを含有することを特徴とする皮膚用外用剤組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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