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公開番号2025181548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024097035
出願日2024-05-30
発明の名称皮膚用外用剤組成物
出願人池田物産株式会社
代理人
主分類A61K 8/34 20060101AFI20251204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 紫外線により肌は種々のダメージを受け、炎症が引き起こされたりシワやたるみの原因となる他、過剰なメラニン生成により色素沈着が起こり、シミ・ソバカスは外観に影響を及ぼす。メラニン生成による色素沈着を防ぐためには、日焼け止めを塗布することで紫外線から肌を守る、また紫外線により誘導されるメラニン生成の経路を阻害することが有用である。このような背景の中で、メラニン生成による色素沈着を防ぐ成分の研究が進められ、皮膚用外用剤が開発されてきたが、これまでは必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【解決手段】 本発明は、ヘキシルレゾルシノールを配合することにより、メラニン生成を抑制し色素沈着を防ぐ新規な皮膚用外用剤組成物を提供するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヘキシルレゾルシノールを含有することを特徴とする皮膚用外用剤組成物。
続きを表示(約 60 文字)【請求項2】
ヘキシルレゾルシノールが0.01~5.0質量%である請求項1に記載の皮膚用外用剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はヘキシルレゾルシノールを含有する皮膚用外用剤組成物に関する。ここで皮膚用外用剤組成物とは、洗顔料、化粧水、クリーム、パック等のスキンケア化粧品、ファンデーション、口紅、マスカラ等のメークアップ化粧品、ボディソープ、スリミング剤、UVケア剤、浴用剤、制汗剤等のボディーケア化粧品、香水、オーデコロン等のフレグランス化粧品であって、法律上の化粧品、医薬部外品、医薬品を含む。
続きを表示(約 900 文字)【背景技術】
【0002】
紫外線により肌は種々のダメージを受け、炎症が引き起こされたりシワやたるみの原因となる他、過剰なメラニン生成により色素沈着が起こり、シミ・ソバカスは外観に影響を及ぼす。
【0003】
メラニン生成による色素沈着を防ぐためには、日焼け止めを塗布することで紫外線から肌を守る、また紫外線により誘導されるメラニン生成の経路を阻害することが有用である。
【0004】
メラニン生成を阻害する成分として例えばハイドロキノンが知られているが、ハイドロキノンは酸化されやすいなど安定性が悪く、特許文献1にはハイドロキノンを錯体として安定化させる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-99542号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上のような背景の中で、メラニン生成による色素沈着を防ぐ成分の研究が進められ、皮膚用外用剤が開発されてきたが、その効果は必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記のような状況下でなされたものであり、ヘキシルレゾルシノールを配合することにより、メラニン生成を抑制し色素沈着を防ぐ新規な皮膚用外用剤組成物を提供するものである。
【0008】
本発明の請求項1に示すものは、ヘキシルレゾルシノールを含有することを特徴とする皮膚用外用剤組成物である。
【0009】
本発明の請求項2に示すものは、ヘキシルレゾルシノールが0.01~5.0質量%である請求項1に記載の皮膚用外用剤組成物である。
【発明の効果】
【0010】
本発明のヘキシルレゾルシノールは、メラニン生成を阻害し色素沈着を防ぐことから、外用剤組成物に配合した際に肌を明るくする効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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