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公開番号2025181345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024089284
出願日2024-05-31
発明の名称発電装置および人力駆動車用のコンポーネント
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類H02N 2/18 20060101AFI20251204BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】好適に発電できる発電装置および人力駆動車用のコンポーネントを提供する。
【解決手段】発電装置であって、磁歪式発電によって発電するように構成される発電部を備え、前記発電部は、磁歪部材を有する揺動部と、前記揺動部の揺動によって発電する複数のコイルと、少なくとも1つの磁束発生部と、を含み、前記複数のコイルは、第1コイル、および、前記第1コイルとは異なる第2コイルを含み、前記第1コイルの単位長さ当たりの巻き数は、前記第2コイルの単位長さ当たりの巻き数と異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
発電装置であって、
磁歪式発電によって発電するように構成される発電部を備え、
前記発電部は、
磁歪部材を有する揺動部と、
前記揺動部の揺動によって発電する複数のコイルと、
少なくとも1つの磁束発生部と、を含み、
前記複数のコイルは、第1コイル、および、前記第1コイルとは異なる第2コイルを含み、
前記第1コイルの単位長さ当たりの巻き数は、前記第2コイルの単位長さ当たりの巻き数と異なる、発電装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
複数の整流回路をさらに備え、
前記複数の整流回路は、第1整流回路と第2整流回路とを含み、
前記第1整流回路には、前記第1コイルが接続され、
前記第2整流回路には、前記第2コイルが接続される、請求項1に記載の発電装置。
【請求項3】
整流回路をさらに備え、
前記整流回路には、前記複数のコイルが接続される、請求項1に記載の発電装置。
【請求項4】
前記複数のコイルのうちの少なくとも1つは、前記揺動部に設けられる、請求項1に記載の発電装置。
【請求項5】
第1方向に延び、かつ、前記揺動部を揺動可能に支持する支持部をさらに備え、
前記揺動部は、前記支持部に支持される第1揺動部端部と、前記第1揺動部端部とは反対側の第2揺動部端部とを含む、請求項4に記載の発電装置。
【請求項6】
前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記揺動部に設けられ、
前記第1コイルは、前記第2コイルよりも前記第1揺動部端部側に配置される、請求項5に記載の発電装置。
【請求項7】
前記第1コイルの単位長さ当たりの巻き数は、前記第2コイルの単位長さ当たりの巻き数よりも多い、請求項6に記載の発電装置。
【請求項8】
前記複数のコイルのうちの少なくとも1つは、前記第1揺動部端部に近いほど単位長さ当たりの巻き数が多い、請求項5に記載の発電装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つの磁束発生部は、複数の磁束発生部を含む、請求項5に記載の発電装置。
【請求項10】
前記複数の磁束発生部は、第1磁束発生部と、前記第1磁束発生部とは異なる第2磁束発生部と、を含み、
前記第1磁束発生部は、前記第2磁束発生部よりも前記第1揺動部端部側に配置され、
前記第2磁束発生部は、前記第1磁束発生部よりも前記第2揺動部端部側に配置される、請求項9に記載の発電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発電装置および人力駆動車用のコンポーネントに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、例えば、磁歪材料を用いた発電装置の一例が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-136826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、好適に発電できる発電装置および人力駆動車用のコンポーネントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う発電装置は、発電装置であって、磁歪式発電によって発電するように構成される発電部を備え、前記発電部は、磁歪部材を有する揺動部と、前記揺動部の揺動によって発電する複数のコイルと、少なくとも1つの磁束発生部と、を含み、前記複数のコイルは、第1コイル、および、前記第1コイルとは異なる第2コイルを含み、前記第1コイルの単位長さ当たりの巻き数は、前記第2コイルの単位長さ当たりの巻き数と異なる。
第1側面の発電装置によれば、単位長さ当たりの巻き数が異なる複数のコイルを含むため、複数のコイルのそれぞれが配置される部分に好適な巻き数のコイルを配置できる。したがって、発電装置は、好適に発電できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の発電装置において、複数の整流回路をさらに備え、前記複数の整流回路は、第1整流回路と第2整流回路とを含み、前記第1整流回路には、前記第1コイルが接続され、前記第2整流回路には、前記第2コイルが接続される。
第2側面の発電装置によれば、複数のコイルのそれぞれが異なる整流回路に接続されるため、複数のコイルのそれぞれから発生した電力を好適に整流できる。
【0007】
本開示の第1側面に従う第3側面の発電装置において、整流回路をさらに備え、前記整流回路には、前記複数のコイルが接続される。
第3側面の整流回路によれば、複数のコイルの全てを1つの整流回路に接続できるため、部品点数の増加を抑制できる。
【0008】
本開示の第1側面に従う第4側面の発電装置において、前記複数のコイルのうちの少なくとも1つは、前記揺動部に設けられる。
第4側面の発電装置によれば、揺動部に設けられる複数のコイルのうちの少なくとも1つが揺動部とともに揺動するため、発電部が揺動部の揺動によって、好適に発電できる。
【0009】
本開示の第4側面に従う第5側面の発電装置において、第1方向に延び、かつ、前記揺動部を揺動可能に支持する支持部をさらに備え、前記揺動部は、前記支持部に支持される第1揺動部端部と、前記第1揺動部端部とは反対側の第2揺動部端部とを含む。
第5側面の発電装置によれば、揺動部が第1方向に延びる支持部によって好適に支持される。
【0010】
本開示の第5側面に従う第6側面の発電装置において、前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記揺動部に設けられ、前記第1コイルは、前記第2コイルよりも前記第1揺動部端部側に配置される。
第6側面の発電装置によれば、揺動部に第1コイルおよび第2コイルが設けられるため、第1コイルおよび第2コイルが揺動部とともに揺動する。したがって、発電部が揺動部の揺動によって、より好適に発電できる。
(【0011】以降は省略されています)

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