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公開番号
2025180830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024088437
出願日
2024-05-30
発明の名称
ガス器具用リモートコントローラの取付板及びガス器具用リモートコントローラの取付方法
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
主分類
F24H
9/20 20220101AFI20251204BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ガス器具用リモートコントローラの施工を行いやすくする。
【解決手段】ガス器具用リモートコントローラの取付板1は、ガス器具用リモートコントローラを取付対象の壁Wに取り付けるための取付板である。取付板1は、取付対象の壁Wに固定される固定板部10と、固定板部10と一体的に設けられる取付部30と、を有する。取付部30は、リモートコントローラ100を取り付ける部位である。固定板部10には、壁W側から導出された電線180を通す孔部又は切り欠き部として構成される挿通部50が設けられる。挿通部50の内縁部には、電線180を引っ掛けて保持する引っ掛け部54が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス器具用リモートコントローラを取り付ける取付板であって、
取付対象の壁に固定される固定板部と、
前記ガス器具用リモートコントローラを取り付ける部位であり、前記固定板部と一体的に設けられる取付部と、
を有し、
前記固定板部には、前記壁側から導出された電線を通す孔部又は切り欠き部として構成される挿通部が設けられ、
前記挿通部の内縁部には、前記電線を引っ掛ける引っ掛け部が設けられている
ガス器具用リモートコントローラの取付板。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記引っ掛け部は、前記内縁部において前記固定板部の板面に沿って凹むように設けられた凹部を有する
請求項1に記載のガス器具用リモートコントローラの取付板。
【請求項3】
前記凹部は、前記挿通部内の領域における当該凹部以外の領域から横方向に凹む構成をなす
請求項2に記載のガス器具用リモートコントローラの取付板。
【請求項4】
前記凹部は、前記電線が前記固定板部の一方の板面側から他方の板面側へと当該凹部内を通るように通された場合に前記電線の表面を構成する被覆部を挟み込みつつ保持する
請求項2又は請求項3に記載のガス器具用リモートコントローラの取付板。
【請求項5】
前記凹部の幅が前記被覆部の外径よりも小さい
請求項4に記載のガス器具用リモートコントローラの取付板。
【請求項6】
ガス器具用リモートコントローラを取付対象の壁に取り付ける取付方法であって、
前記壁に固定される固定板部と、前記ガス器具用リモートコントローラを取り付ける部位であり且つ前記固定板部と一体的に設けられる取付部と、を有する取付板を用い、
前記固定板部には、前記壁側から導出された電線を通す孔部又は切り欠き部として構成される挿通部が設けられ、
前記挿通部の内縁部には、前記電線を引っ掛ける引っ掛け部が設けられており、
前記壁から導出された前記電線を前記引っ掛け部に引っ掛けて仮止めする工程と、
前記電線を前記ガス器具用リモートコントローラに接続する工程と、
前記固定板部を前記壁に固定する工程と、
前記ガス器具用リモートコントローラを前記取付部に取り付ける工程と、
を含むガス器具用リモートコントローラの取付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ガス器具用リモートコントローラの取付板及びガス器具用リモートコントローラの取付方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガス器具用リモートコントローラの一例が開示される。特許文献1に開示される浴室用リモコンは、基板と、ケースと、シール部材と、ハーネス部とを備える。ケースは、基板の背面と対向する背面部を有するとともに、背面部において前後に貫通した第1開口部が形成されてなる。シール部材は、第1開口部に嵌め込まれ、ケースの外側から内側に通じる孔部を有する。ハーネス部は、孔部に挿し通される1以上の電線部を有し、一端側が基板に電気的に接続される。基板には、前後に貫通した第2開口部が形成される。シール部材の前側に第2開口部の開口領域が位置し、電線部の一部が孔部から第2開口部内に入り込むように配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-92345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ガス器具用のリモートコントローラを壁に取り付ける場合、壁に設けられた孔などを介して壁内から壁外に導出された電線をリモートコントローラに接続するように施工を行う必要がある。しかし、壁から導出された電線をリモートコントローラに接続する際に作業者などが保持し続けなければならず、何らかの原因で保持を損ねると、例えば、電線が壁内に入り込んでしまう事態などの作業負担を増大させる事態が生じやすい。
【0005】
本開示の目的の一つは、ガス器具用リモートコントローラの施工を行いやすくする技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つである取付板は、
ガス器具用リモートコントローラを取り付ける取付板であって、
取付対象の壁に固定される固定板部と、
前記ガス器具用リモートコントローラを取り付ける部位であり、前記固定板部と一体的に設けられる取付部と、
を有し、
前記固定板部には、前記壁側から導出された電線を通す孔部又は切り欠き部として構成される挿通部が設けられ、
前記挿通部の内縁部には、前記電線を引っ掛ける引っ掛け部が設けられている。
【0007】
本開示の一つであるガス器具用リモートコントローラの取付方法は、
ガス器具用リモートコントローラを取付対象の壁に取り付ける取付方法であって、
前記壁に固定される固定板部と、前記ガス器具用リモートコントローラを取り付ける部位であり且つ前記固定板部と一体的に設けられる取付部と、を有する取付板を用い、
前記固定板部には、前記壁側から導出された電線を通す孔部又は切り欠き部として構成される挿通部が設けられ、
前記挿通部の内縁部には、前記電線を引っ掛ける引っ掛け部が設けられており、
前記壁から導出された前記電線を前記引っ掛け部に引っ掛けて仮止めする工程と、
前記電線を前記ガス器具用リモートコントローラに接続する工程と、
前記固定板部を前記壁に固定する工程と、
前記ガス器具用リモートコントローラを前記取付部に取り付ける工程と、
を含む。
【0008】
本開示の一つである取付方法は、
ガス器具用リモートコントローラを取付対象の壁に取り付ける取付方法であって、
前記壁に固定される固定板部と、前記ガス器具用リモートコントローラを取り付ける部位であり且つ前記固定板部と一体的に設けられる取付部と、を有する取付板を用い、
前記固定板部には、前記壁側から導出された電線を通す孔部又は切り欠き部として構成される挿通部が設けられ、
前記挿通部の内縁部には、前記電線を引っ掛ける引っ掛け部が設けられており、
前記壁から導出された前記電線を前記引っ掛け部に引っ掛けて仮止めする工程と、
前記電線を前記ガス器具用リモートコントローラに接続する工程と、
前記固定板部を前記壁に固定する工程と、
前記ガス器具用リモートコントローラを前記取付部に取り付ける工程と、
を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る技術によれば、ガス器具用リモートコントローラの施工を行いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係るガス器具用リモートコントローラの取付板及びガス器具用リモートコントローラをそれぞれ前側から見た構成を例示する斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るガス器具用リモートコントローラの取付板及びガス器具用リモートコントローラをそれぞれ後ろ側から見た構成を例示する斜視図である。
図3は、第1実施形態に係るガス器具用リモートコントローラの取付板にリモートコントローラを取り付けた構成を例示する斜視図である。
図4は、第1実施形態に係るガス器具用リモートコントローラの取付板の正面図である。
図5は、図4の取付板の側面図と共に取付対象の壁の断面構造等を概略的に例示する説明図であり、電線が挿通部に通されていない状態を示す図である。
図6は、図4の取付板の側面図と共に取付対象の壁の断面構造等を概略的に例示する説明図であり、電線が挿通部に通されて引っ掛け部に引っ掛かった状態を示す図である。
図7は、図4の取付板の引っ掛け部に電線が引っ掛かった状態を例示する斜視図である。
図8は、図4の取付板の側面図と共に取付対象の壁の断面構造、リモートコントローラ等を概略的に例示する説明図であり、電線が挿通部に通されて引っ掛け部に引っ掛かった状態で取付板が壁に固定された状態を示す図である。
図9は、図4の取付板の側面図と共に取付対象の壁の断面構造、リモートコントローラ等を概略的に例示する説明図であり、電線が挿通部に通されてリモートコントローラに接続された状態でリモートコントローラが取付板に取り付けられた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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