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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025180673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024088166
出願日
2024-05-30
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20251204BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】見開きページにおける画像サイズの差を生じにくくする。
【解決手段】転写手段と、定着手段と、綴じ手段と、制御手段と、を備え、制御手段は、第1シートが最初に定着手段を通過する前に、転写手段により第1シートに第1画像を転写し、定着手段により第1画像を第1シートに定着させ、第2シートが最初に定着手段を通過する前に、転写手段により第2シートに第2画像を転写し、定着手段により第2画像を第2シートに定着させ、第1画像及び第2画像が向かい合うように第1シート及び第2シートを綴じ手段に搬送し、第1シート及び第2シートを綴じ手段により綴じることで、見開きページに第1画像及び第2画像が形成された成果物を作製する、画像形成装置。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を転写する転写手段と、
シートを加熱して画像をシートに定着させる定着手段と、
複数枚のシートを綴じる綴じ手段と、
制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
第1シートが最初に前記定着手段を通過する前に、前記転写手段により前記第1シートに第1画像を転写し、
前記定着手段により前記第1画像を前記第1シートに定着させ、
第2シートが最初に前記定着手段を通過する前に、前記転写手段により前記第2シートに第2画像を転写し、
前記定着手段により前記第2画像を前記第2シートに定着させ、
前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段に搬送し、
前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段により綴じることで、見開きページに前記第1画像及び前記第2画像が形成された成果物を作製する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
シートに画像を転写する転写手段と、
シートを加熱して画像をシートに定着させる定着手段と、
複数枚のシートを綴じる綴じ手段と、
制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
第1シートが少なくとも1回前記定着手段を通過した後で、前記転写手段により前記第1シートに第1画像を転写し、
前記定着手段により前記第1画像を前記第1シートに定着させ、
第2シートが少なくとも1回前記定着手段を通過した後で、前記転写手段により前記第2シートに第2画像を転写し、
前記定着手段により前記第2画像を前記第2シートに定着させ、
前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段に搬送し、
前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段により綴じることで、見開きページに前記第1画像及び前記第2画像が形成された成果物を作製する、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、1枚の入力画像を2枚のシートに割り付けて形成することを指示された場合に、前記入力画像を第1画像データ及び第2画像データに分割し、前記第1画像データに基づいて前記第1シートに前記第1画像を形成し、前記第2画像データに基づいて前記第2シートに前記第2画像を形成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、第1入力画像及び第2入力画像を互いに異なるシートに形成することを指示された場合に、前記第1入力画像に基づいて前記第1シートに前記第1画像を形成し、前記第2入力画像に基づいて前記第2シートに前記第2画像を形成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記転写手段に向けてシートを給送する給送手段と、
前記定着手段を通過したシートを反転させて再び前記転写手段に向けて搬送する再搬送手段と、
を更に備え、
前記制御手段は、前記給送手段により給送されてから前記第1画像を転写されるまでに前記第1シートが前記定着手段を通過する回数と、前記給送手段により給送されてから前記第2画像を転写される前に前記第2シートが前記定着手段を通過する回数とが等しくなるように、前記再搬送手段を用いて前記第1シート及び前記第2シートの反転搬送を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記転写手段に向けてシートを給送する給送手段と、
前記定着手段を通過したシートを反転させて再び前記転写手段に向けて搬送する再搬送手段と、
を更に備え、
前記制御手段は、
前記給送手段により給送された前記第1シートの第1面に画像を形成することなく前記第1シートに最初に前記転写手段及び前記定着手段を通過させた後、前記第1シートを前記再搬送手段により反転搬送し、
前記第1シートが前記転写手段を2回目に通過する際に、前記転写手段により前記第1シートの前記第1面とは反対の第2面に前記第1画像を転写し、
前記給送手段により給送された前記第2シートの第3面に画像を形成することなく前記第2シートに最初に前記転写手段及び前記定着手段を通過させた後、前記第2シートを前記再搬送手段により反転搬送し、
前記第2シートが前記転写手段を2回目に通過する際に、前記転写手段により前記第2シートの前記第3面とは反対の第4面に前記第2画像を転写する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記定着手段を通過したシートを反転させて再び前記転写手段に向けて搬送する再搬送手段を更に備え、
前記制御手段は、前記綴じ手段において前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように、前記定着手段により前記第1画像が定着された後で前記再搬送手段を用いて前記第1シートに再び前記転写手段及び前記定着手段を通過させてから前記第1シートを前記綴じ手段に搬送する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着手段を通過したシートを反転させて再び前記転写手段に向けて搬送する再搬送手段を更に備え、
前記制御手段は、前記綴じ手段において前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように、前記定着手段により前記第2画像が定着された後で前記再搬送手段を用いて前記第2シートに再び前記転写手段及び前記定着手段を通過させてから前記第2シートを前記綴じ手段に搬送する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記定着手段から前記綴じ手段に向かう経路の途中で分岐した第1搬送パス及び第2搬送パスであって、シートが反転搬送される第1搬送パス及びシートが反転されることなく搬送される第2搬送パスと、
シートの搬送経路を前記第1搬送パスと前記第2搬送パスとの間で切り替える切替部材と、
を更に備え、
前記制御手段は、前記綴じ手段において前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように、前記切替部材を用いて前記第1シート及び前記第2シートの搬送経路を制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記綴じ手段は、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも一方に接着剤が塗布された状態で前記第1シート及び前記第2シートを加熱及び加圧することで前記第1シート及び前記第2シートを接着する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、接着剤としてのトナーが塗布されたシートを重ねた状態で加熱及び加圧することでシート同士を接着するシート接着装置、及びこれを備えた画像形成装置が記載されている。特許文献2には、元画像を複数枚の印刷用紙に割り付け印刷すると共に、複数枚の印刷用紙を互いに貼り合わせる順序や糊代領域の境界を示す情報を印刷用紙に印刷することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-209859号公報
特開2004-289660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置において、それぞれ画像が形成された2枚のシートを画像同士が向かい合うように重ねた状態で綴じることで、見開きページに画像が形成された成果物を作製する構成が考えられる。しかしながら、定着装置から受ける熱によってシートが縮むことに起因して、見開きページを構成する2枚のシートの間で画像サイズに差が生じ、結果として見開きページにおける画像品質が低下する可能性があった。
【0005】
そこで、本発明は、見開きページにおける画像サイズの差が生じにくい画像形成装置を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートに画像を転写する転写手段と、シートを加熱して画像をシートに定着させる定着手段と、複数枚のシートを綴じる綴じ手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、第1シートが最初に前記定着手段を通過する前に、前記転写手段により前記第1シートに第1画像を転写し、前記定着手段により前記第1画像を前記第1シートに定着させ、第2シートが最初に前記定着手段を通過する前に、前記転写手段により前記第2シートに第2画像を転写し、前記定着手段により前記第2画像を前記第2シートに定着させ、前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段に搬送し、前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段により綴じることで、見開きページに前記第1画像及び前記第2画像が形成された成果物を作製する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、シートに画像を転写する転写手段と、シートを加熱して画像をシートに定着させる定着手段と、複数枚のシートを綴じる綴じ手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、第1シートが少なくとも1回前記定着手段を通過した後で、前記転写手段により前記第1シートに第1画像を転写し、前記定着手段により前記第1画像を前記第1シートに定着させ、第2シートが少なくとも1回前記定着手段を通過した後で、前記転写手段により前記第2シートに第2画像を転写し、前記定着手段により前記第2画像を前記第2シートに定着させ、前記第1画像及び前記第2画像が向かい合うように前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段に搬送し、前記第1シート及び前記第2シートを前記綴じ手段により綴じることで、見開きページに前記第1画像及び前記第2画像が形成された成果物を作製する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、見開きページにおける画像サイズの差が生じにくい画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図。
第1実施形態に係る画像形成装置の概略図。
第1実施形態に係るシート処理装置のバッファ部を示す図。
第1実施形態に係る熱圧着部の説明図(a~f)。
第1実施形態に係る画像形成装置が形成するトナー像の例。
第1実施形態における見開き成果物の作製方法の説明図。
比較例1における見開き成果物作製ジョブの手順を表すフローチャート。
実施例1における見開き成果物作製ジョブの手順を表すフローチャート。
実施例2における見開き成果物作製ジョブの手順を表すフローチャート。
第2実施形態に係る画像形成装置の概略図。
第2実施形態における見開き成果物作製ジョブの手順を表すフローチャート。
第3実施形態における見開き成果物の作製方法の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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