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公開番号
2025180614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024088065
出願日
2024-05-30
発明の名称
流体殺菌装置
出願人
東芝ライテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/32 20230101AFI20251204BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】基板のスペース効率を向上させることができる流体殺菌装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る流体殺菌装置は、筒部と;前記筒部の内部に設けられ、一方の端部に開口する凹部を有するベースと;前記凹部の底部に設けられた少なくとも1つの基板と;前記基板の、前記凹部の底部側とは反対側に設けられ、紫外線を照射する少なくとも1つの発光素子と;前記筒部の内部に設けられ、前記発光素子と対向し、前記発光素子から照射された前記紫外線を透過する窓と;を具備している。前記筒部の中心軸に沿った方向から見た場合に、前記筒部の内側部の形状と、前記凹部の底部の形状は、円であり、前記基板の形状は、五角形以上の多角形である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筒部と;
前記筒部の内部に設けられ、一方の端部に開口する凹部を有するベースと;
前記凹部の底部に設けられた少なくとも1つの基板と;
前記基板の、前記凹部の底部側とは反対側に設けられ、紫外線を照射する少なくとも1つの発光素子と;
前記筒部の内部に設けられ、前記発光素子と対向し、前記発光素子から照射された前記紫外線を透過する窓と;
を具備し、
前記筒部の中心軸に沿った方向から見た場合に、
前記筒部の内側部の形状と、前記凹部の底部の形状は、円であり、
前記基板の形状は、五角形以上の多角形である流体殺菌装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記発光素子から照射された前記紫外線を検出する検出部と;
前記発光素子、および前記検出部と電気的に接続されたコントローラと;
をさらに具備し、
前記コントローラは、前記検出部により検出された前記紫外線の照度が所定の値以下となった場合には、前記発光素子に流す電流を増加させて照射される前記紫外線の照度が所定の範囲内に収まるようにする、および、予め求められたデータに基づいて、前記発光素子の交換時期を演算する、の少なくともいずれかを実行する請求項1記載の流体殺菌装置。
【請求項3】
前記基板を前記凹部の前記底部に押し付ける保持具をさらに具備した請求項1記載の流体殺菌装置。
【請求項4】
前記基板は、前記凹部の前記底部に並べて複数設けられ、
前記保持具は、隣接する2つの前記基板を前記凹部の前記底部に押し付ける請求項3記載の流体殺菌装置。
【請求項5】
前記基板は、前記凹部の前記底部に並べて複数設けられ、
並べて設けられた前記基板と、前記基板との間には、スペーサが設けられている請求項3または4に記載の流体殺菌装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、流体殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
水などの流体に紫外線を照射して、流体に含まれている細菌を殺菌したり、ウイルスを不活性化したりする流体殺菌装置がある。例えば、流体が流れる筒部と、筒部の内部に設けられたベースと、ベースに設けられた基板と、基板のベース側とは反対側に設けられ、紫外線を照射する発光素子と、発光素子の紫外線の出射側に設けられた窓と、を備えた流体殺菌装置が提案されている。
【0003】
ここで、近年においては、細菌の殺菌効果の向上や、ウイルスの不活性化の効果の向上や、処理流量の増大などが求められている。そのため、発光素子の数が増加する傾向にある。この場合、基板のサイズを大きくすれば、発光素子の数を増加させるのが容易となる。ところが、単に、基板のサイズを大きくすれば、筒部の大型化、ひいては流体殺菌装置の大型化を招くことになる。
【0004】
そのため、基板のスペース効率を向上させることができる流体殺菌装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-051290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、基板のスペース効率を向上させることができる流体殺菌装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る流体殺菌装置は、筒部と;前記筒部の内部に設けられ、一方の端部に開口する凹部を有するベースと;前記凹部の底部に設けられた少なくとも1つの基板と;前記基板の、前記凹部の底部側とは反対側に設けられ、紫外線を照射する少なくとも1つの発光素子と;前記筒部の内部に設けられ、前記発光素子と対向し、前記発光素子から照射された前記紫外線を透過する窓と;を具備している。前記筒部の中心軸に沿った方向から見た場合に、前記筒部の内側部の形状と、前記凹部の底部の形状は、円であり、前記基板の形状は、五角形以上の多角形である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、基板のスペース効率を向上させることができる流体殺菌装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る流体殺菌装置を例示するための模式斜視図である。
図1における流体殺菌装置の、筒部の中心軸(管軸)に交差する方向の模式断面図である。
筒部の中心軸に沿った方向から見た場合の照射部を例示するための模式斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。また、本明細書において殺菌とは、細菌の殺菌のみならず、ウイルスの不活性化をも含むものとする。また、殺菌は、滅菌のみならず、減菌をも含むものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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