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公開番号
2025180334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024087596
出願日
2024-05-30
発明の名称
水流選別機
出願人
株式会社アーステクニカ
,
井上産業株式会社
代理人
個人
主分類
B03B
5/54 20060101AFI20251204BHJP(液体による,または,風力テーブルまたはジグによる固体物質の分離;固体物質または流体から固体物質の磁気または静電気による分離,高圧電界による分離)
要約
【課題】流路幅方向における水の流速のバラツキを低減可能な水流選別機を提供する。
【解決手段】水流選別機は、水供給部12と、選別流路13bと、第1搬送部13cと、第2搬送部15と、を備える。選別流路13bは、水供給部12が供給した水が流れる流路であり、投入された選別対象物を、水流に流される第1選別対象物と、流路13の第1底面18aまで沈む第2選別対象物と、に選別する。第1搬送部13cは、第1選別対象物を搬送する。第2搬送部15は、第2選別対象物を搬送する。水供給部12は、ボックス21と、給水口22と、排水口23と、整流部24と、を有する。給水口22は、ボックス21の内部空間に水を供給する。排水口23は、ボックス21の内部空間から選別流路13bに向けて水を排出する。整流部24は、ボックス21の内部空間の空間に立設しており、給水口22から供給された水を案内する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水供給部と、
前記水供給部が供給した水が流れる流路であり、投入された選別対象物を、水流に流される第1選別対象物と、流路の底面まで沈む第2選別対象物と、に選別する選別流路と、
水流に流された前記第1選別対象物を第1回収部に向けて搬送する第1搬送部と、
流路の底面まで沈んだ前記第2選別対象物を第2回収部に向けて搬送する第2搬送部と、
を備え、
前記水供給部は、
内部空間に水を貯留するボックスと、
前記ボックスの内部空間に水を供給する給水口と、
前記ボックスの内部空間から前記選別流路に向けて水を排出する排水口と、
前記ボックスの内部空間に立設しており、前記給水口から供給された水を案内する整流部と、
を有する、水流選別機。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の水流選別機であって、
前記給水口の上下方向の中央位置は、前記整流部の下端よりも上にあり、かつ、前記整流部の上端よりも下にある、水流選別機。
【請求項3】
請求項2に記載の水流選別機であって、
前記排水口の下端は、前記整流部の下端よりも上にあり、
前記給水口から供給されて前記整流部に案内された水は、前記整流部と前記ボックスの底面の間を通過した後に、前記排水口から排出される、水流選別機。
【請求項4】
請求項1に記載の水流選別機であって、
前記選別流路は、上方向を成分に含む方向に水が流れる流路であり、
前記第1搬送部は、下方向を成分に含む方向に水が流れる流路であり、
前記選別流路の底面と前記第1搬送部の底面との境界の高さを基準高さと称し、
前記排水口の下端は、前記基準高さよりも上にある、水流選別機。
【請求項5】
請求項3に記載の水流選別機であって、
前記排水口の開口面積が、前記整流部と前記ボックスの底面の隙間の面積よりも大きい、水流選別機。
【請求項6】
請求項1に記載の水流選別機であって、
前記排水口から排出された水を前記選別流路まで流す導入流路を備え、
前記導入流路の一部は、前記ボックスの第1外面で形成され、
前記選別流路の一部は、前記ボックスの第2外面で形成され、
前記第1外面と前記第2外面の境界が外側に凸の円弧形状である、水流選別機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、主として、水流を用いて選別対象物を選別する水流選別機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の砂利純化装置は、採取した砂利に含まれる不純物を分離して純度の高い砂利を得るための装置である。砂利純化装置には傾斜面が形成される。砂利浄化装置は、傾斜面に沿って水が斜め上方に流れる流路を備える。砂利は比重が大きいため、流路から傾斜面に落下する。落下した砂利はベルトによって搬送される。一方、貝殻又は軽石等の比重が小さい不純物は、水流に流されて搬送される。その後、フィルタを通過することにより、水と不純物が分離される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭60-95949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の砂利純化装置のような水流選別機では、水流を用いて選別対象物を選別する。そのため、流路幅方向における水の流速のバラツキが大きい場合は、選別対象物の選別精度が低減する。この点、特許文献1では、流路幅方向における水の流速を均一化するための構造が開示されていない。
【0005】
本出願は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、流路幅方向における水の流速のバラツキを低減可能な水流選別機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本出願の観点によれば、以下の構成の水流選別機が提供される。即ち、水流選別機は、水供給部と、選別流路と、第1搬送部と、第2搬送部と、を備える。前記選別流路は、前記水供給部が供給した水が流れる流路であり、投入された選別対象物を、水流に流される第1選別対象物と、流路の底面まで沈む第2選別対象物と、に選別する。前記第1搬送部は、水流に流された前記第1選別対象物を第1回収部に向けて搬送する。前記第2搬送部は、流路の底面まで沈んだ前記第2選別対象物を第2回収部に向けて搬送する。前記水供給部は、ボックスと、給水口と、排水口と、整流部と、を有する。前記ボックスは、内部空間に水を貯留する。前記給水口は、前記ボックスの内部空間に水を供給する。前記排水口は、前記ボックスの内部空間から前記選別流路に向けて水を排出する。前記整流部は、前記ボックスの内部空間に立設しており、前記給水口から供給された水を案内する。
【発明の効果】
【0008】
本出願によれば、流路幅方向における水の流速のバラツキを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本出願の一実施形態に係る水流選別機の側面図。
選別流路の近傍の水流、第1選別対象物、第2選別対象物の流れを示す側面断面図。
水供給部の近傍の構成を示す断面斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、図面を参照して本出願の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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