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公開番号
2025180315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024087545
出願日
2024-05-29
発明の名称
フェンス及びフェンスの製造方法
出願人
株式会社ミクニ
代理人
個人
主分類
E04H
17/16 20060101AFI20251204BHJP(建築物)
要約
【課題】意匠性に優れた複雑なデザインを設けることができると共に、簡便に製造することができるフェンスを提供する。
【解決手段】フェンス1は、複数の第1の縦方向線材6及び複数の第2の縦方向線材7を有するフェンスであって、複数のパターン基本単位5を有しており、パターン基本単位5は、一対の第1の縦方向線材6及び第2の縦方向線材7と、この一対の第1及び第2の縦方向線材6、7の上端部同士に架け渡された上部線材と下端部同士に架け渡された下部線材とを有し、パターン基本単位5の上部線材と、隣接するパターン基本単位の上部線材との一部が重なるように、複数のパターン基本単位5がフェンス左右方向に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の第1の縦方向線材及び複数の第2の縦方向線材を有するフェンスであって、
複数のパターン基本単位を有しており、
前記パターン基本単位は、一対の前記第1の縦方向線材及び前記第2の縦方向線材と、この一対の第1及び第2の縦方向線材の上端部同士に架け渡された上部線材と下端部同士に架け渡された下部線材とを有し、
前記パターン基本単位の前記上部線材と、隣接する前記パターン基本単位の前記上部線材との一部が重なるように、前記複数のパターン基本単位がフェンス左右方向に配置されていることを特徴とするフェンス。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記上部線材は、前記第1の縦方向線材の上端部に一端部が繋がっている第1の上部構成線材と、前記第2の縦方向線材の上端部に一端部が繋がっている第2の上部構成線材と、前記第1の上部構成線材及び前記第2の上部構成線材の他端部同士に架け渡された上部架渡線材とを有し、
前記下部線材は、前記第1の縦方向線材の下端部に一端部が繋がっている第1の下部構成線材と、前記第2の縦方向線材の下端部に一端部が繋がっている第2の下部構成線材と、前記第1の下部構成線材及び前記第2の下部構成線材の他端部同士に架け渡された下部架渡線材とを有しており、
前記上部架渡線材は、前記第1の上部構成線材と前記第2の上部構成線材とが前記第1の上部構成線材の太さ分の段差がある階段型形状になるように、前記第1の上部構成線材と前記第2の上部構成線材とを連結する形状に形成されており、
前記下部架渡線材は、前記第1の下部構成線材と前記第2の下部構成線材とが前記第1の下部構成線材の太さ分の段差がある階段型形状になるように、前記第1の下部構成線材と前記第2の下部構成線材とを連結する形状に形成されていて、
前記複数のパターン基本単位が、前記パターン基本単位の前記第1の上部構成線材と、隣接する前記パターン基本単位の前記第2の上部構成線材との少なくとも一部が重なるように、フェンス左右方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のフェンス。
【請求項3】
前記第1の上部構成線材、前記第2の上部構成線材、前記第1の下部構成線材及び前記第2の下部構成線材がいずれも同じ長さで形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフェンス。
【請求項4】
前記上部線材が直線状に形成されており、前記下部線材が直線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフェンス。
【請求項5】
前記第1の縦方向線材は、弧状に形成されており、
前記第2の縦方向線材は、前記第1の縦方向線材と左右対称形状に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のフェンス。
【請求項6】
複数の第1の縦方向線材及び複数の第2の縦方向線材を有するフェンスの製造方法であって、
複数のパターン基本単位を製造し、
前記パターン基本単位は、一対の前記第1の縦方向線材及び前記第2の縦方向線材と、この一対の第1及び第2の縦方向線材の上端部同士に架け渡された上部線材と下端部同士に架け渡された下部線材とを有するものであり、
前記複数のパターン基本単位を、前記パターン基本単位の前記上部線材と、隣接する前記パターン基本単位の前記上部線材との一部が重なるように、フェンス左右方向に配置して固定するパターン基本単位の配置工程を有することを特徴とするフェンスの製造方法。
【請求項7】
前記パターン基本単位を、1本の線材を曲げて形成することを特徴とする請求項6に記載のフェンスの製造方法。
【請求項8】
前記パターン基本単位の配置工程で製造したフェンス製造用部材の両側部から不要な部位を切除することを特徴とする請求項6に記載のフェンスの製造方法。
【請求項9】
前記パターン基本単位の配置工程で製造したフェンス製造用部材の両側部に、フェンス側部になる側部部材を取り付けることを特徴とする請求項6に記載のフェンスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、線材で形成されたフェンス及びその製造方法に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
敷地の境界等に、ファッショナブルなフェンスとして鉄筋等の線材を組み合せて結合し塗装したフェンスが使用されている。このようなフェンスとして、線材で模様を形成したメッシュフェンスが、例えば特許文献1に記載されている。このフェンスでは、屈曲箇所付きの縦線材と屈曲箇所付きの横線材を用いて多数の模様を分散配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-274532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フェンスの意匠性を高めるためには、フェンス面を構成している線材を屈曲したり線材の密度を高くしたりする必要があるため、複雑なデザインを設けることは難しいという課題がある。
【0005】
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、意匠性に優れた複雑なデザインを設けることができると共に、簡便に製造することができるフェンスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載されたフェンスは、複数の第1の縦方向線材及び複数の第2の縦方向線材を有するフェンスであって、複数のパターン基本単位を有しており、前記パターン基本単位は、一対の前記第1の縦方向線材及び前記第2の縦方向線材と、この一対の第1及び第2の縦方向線材の上端部同士に架け渡された上部線材と下端部同士に架け渡された下部線材とを有し、前記パターン基本単位の前記上部線材と、隣接する前記パターン基本単位の前記上部線材との一部が重なるように、前記複数のパターン基本単位がフェンス左右方向に配置されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載のフェンスは、請求項1に記載のものであり、前記上部線材は、前記第1の縦方向線材の上端部に一端部が繋がっている第1の上部構成線材と、前記第2の縦方向線材の上端部に一端部が繋がっている第2の上部構成線材と、前記第1の上部構成線材及び前記第2の上部構成線材の他端部同士に架け渡された上部架渡線材とを有し、前記下部線材は、前記第1の縦方向線材の下端部に一端部が繋がっている第1の下部構成線材と、前記第2の縦方向線材の下端部に一端部が繋がっている第2の下部構成線材と、前記第1の下部構成線材及び前記第2の下部構成線材の他端部同士に架け渡された下部架渡線材とを有しており、前記上部架渡線材は、前記第1の上部構成線材と前記第2の上部構成線材とが前記第1の上部構成線材の太さ分の段差がある階段型形状になるように、前記第1の上部構成線材と前記第2の上部構成線材とを連結する形状に形成されており、前記下部架渡線材は、前記第1の下部構成線材と前記第2の下部構成線材とが前記第1の下部構成線材の太さ分の段差がある階段型形状になるように、前記第1の下部構成線材と前記第2の下部構成線材とを連結する形状に形成されていて、前記複数のパターン基本単位が、前記パターン基本単位の前記第1の上部構成線材と、隣接する前記パターン基本単位の前記第2の上部構成線材との少なくとも一部が重なるように、フェンス左右方向に配置されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載のフェンスは、請求項2に記載のものであり、前記第1の上部構成線材、前記第2の上部構成線材、前記第1の下部構成線材及び前記第2の下部構成線材がいずれも同じ長さで形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載のフェンスは、請求項1に記載のものであり、前記上部線材が直線状に形成されており、前記下部線材が直線状に形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載のフェンスは、請求項1から4のいずれかに記載のものであり、前記第1の縦方向線材は、弧状に形成されており、前記第2の縦方向線材は、前記第1の縦方向線材と左右対称形状に形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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