TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025179123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2025144081,2023078701
出願日
2025-08-29,2023-05-11
発明の名称
演算装置およびインクジェットプリンタ
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G01K
7/16 20060101AFI20251202BHJP(測定;試験)
要約
【課題】省電力モードにおける消費電力を低減しつつ温度検出を適切に継続するのに有利な技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る演算装置は、温度検出部を備え、該温度検出部の検出結果を演算する演算装置であって、第1電圧に基づいて演算処理を行う第1処理部と、第2電圧に基づいて演算処理を行う第2処理部とを備えると共に、動作モードとして、前記第1電圧および前記第2電圧の双方が供給される第1モードと、該第1電圧の供給が抑制される第2モードとを含み、前記温度検出部は、前記第1モードにおいて検出結果を前記第1処理部に出力し且つ前記第2モードにおいて検出結果を前記第2処理部に出力するセレクタを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
温度検出部を備え、前記温度検出部の検出結果を演算する演算装置であって、
前記検出結果の演算を行う第1処理部と第2処理部とを備え、
動作モードとして、第1モードと、前記演算装置の消費電力が前記第1モードよりも小さい第2モードとを含み、
温度変化によって抵抗値が変動する電気素子と、
前記第1処理部に接続された第1の電気経路と前記第2処理部に接続された第2の電気経路とを選択的に接続可能なセレクタと、を含む
ことを特徴とする演算装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第1処理部は、前記第1モードよりも前記第2モードの方が小さい電圧が印加される
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
【請求項3】
前記第1処理部は、前記第2モードの時に電圧が印加されない
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
【請求項4】
前記第1処理部で消費される電力は、前記第1モードよりも前記第2モードの方が小さい
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の演算装置。
【請求項5】
前記第1処理部は第1電圧に基づいて動作し、
前記第2処理部は第2電圧に基づいて動作し、
前記第2電圧は前記第1電圧よりも小さい
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
【請求項6】
前記セレクタは、
前記第1モードのときに前記第1の電気経路に接続し、
前記第2モードのときに前記第2の電気経路は接続される
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
【請求項7】
検出した温度を記憶する記憶手段を備え、
前記第2処理部は、前記第2モード中に検出した温度を前記記憶手段に記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
【請求項8】
前記第1処理部は集積回路である
ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
【請求項9】
温度検出部を備え、インクを吐出可能なインクジェットプリンタであって、
前記温度検出部の検出結果の演算処理を行う第1処理部と、第2処理部とを備え、
動作モードとして、第1モードと、前記インクジェットプリンタの消費電力が前記第1モードよりも小さい第2モードとを含み、
温度変化によって抵抗値が変動する電気素子と、
前記第1処理部に接続された第1の電気経路と前記第2処理部に接続された第2の電気経路とを選択的に接続可能なセレクタと、
前記温度検出部の検出結果についての演算結果に基づいて駆動制御を行う駆動装置と、を含む
ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に演算装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
温度制御ないし温度管理を要する電子機器には、対象の温度を検出するための温度検出装置が一般に設けられうる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-2081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の電力系統に基づいて動作する電子機器のなかには、一部の電力系統が抑制された省電力モードにおいても温度検出の継続が求められるものもある。よって、省電力モードにおいて消費電力を低減しつつ温度検出を適切に継続する技術が一般に求められうる。
【0005】
本発明は、発明者による上記課題の認識を契機として為されたものであり、省電力モードにおける消費電力を低減しつつ温度検出を適切に継続するのに有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの側面は演算装置にかかり、前記演算装置は、
温度検出部を備え、前記温度検出部の検出結果を演算する演算装置であって、
前記検出結果の演算を行う第1処理部と第2処理部とを備え、
動作モードとして、第1モードと、前記演算装置の消費電力が前記第1モードよりも小さい第2モードとを含み、
温度変化によって抵抗値が変動する電気素子と、
前記第1処理部に接続された第1の電気経路と前記第2処理部に接続された第2の電気経路とを選択的に接続可能なセレクタと、を含む
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、省電力モードにおける消費電力を低減しつつ温度検出を適切に継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る演算装置の構成例を示す図。
通常モードから省電力モードに移行する際の制御内容を示すフローチャート。
省電力モードにおいて温度検出処理を実行するためのフローチャート。
省電力モードから通常モードに移行する際の制御内容を示すフローチャート。
通常モードから省電力モードに移行する際の制御内容を示すフローチャート。
省電力モードから通常モードに移行する際の制御内容を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る演算装置10の構成例を示す。演算装置10は、詳細については後述とするが、温度の検出結果について演算処理を行う。演算装置10は、該演算結果に基づいて駆動制御を行う駆動装置を備える多様な電子機器に適用可能であり、例えば、電気熱変換素子を用いて熱エネルギーによりインクを吐出可能なインクジェットプリンタに適用されうる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
キヤノン株式会社
撮像装置
12日前
キヤノン株式会社
定着装置
20日前
キヤノン株式会社
撮像装置
12日前
キヤノン株式会社
表示装置
12日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
表示装置
12日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
キヤノン株式会社
表示装置
12日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
表示装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
二次電池
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
発光装置
12日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
インク容器
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
検査システム
12日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
20日前
キヤノン株式会社
二成分現像剤
12日前
キヤノン株式会社
インク収納体
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像認識装置
20日前
キヤノン株式会社
画像記録装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
続きを見る
他の特許を見る