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公開番号
2025178976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085899
出願日
2024-05-27
発明の名称
眼科撮像装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20251202BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 断層画像を取得する際に被検眼との相対位置を容易に調整可能な眼科撮像装置を提供する。
【解決手段】 眼科撮像装置は、被検眼を検査するための検査用光学系であって、前記被検眼に対向する対物レンズを備える検査用光学系と、前記被検眼と前記対物レンズの相対位置を調整可能な駆動部と、前記相対位置が眼底撮影のための第一の相対位置から前記被検眼の焦点距離に応じた距離だけ更に離間した第二の相対位置となるように前記駆動部を制御する制御部と、を有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼を検査するための検査用光学系であって、前記被検眼に対向する対物レンズを備える検査用光学系と、
前記被検眼と前記対物レンズの相対位置を調整可能な駆動部と、
前記相対位置が眼底撮影のための第一の相対位置から前記被検眼の焦点距離に応じた距離だけ更に離間した第二の相対位置となるように前記駆動部を制御する制御部と、を有することを特徴とする眼科撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記被検眼の焦点距離に応じた距離は、前記眼底撮影のためのピント調整で得られたディオプタに対応する距離であることを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
【請求項3】
前記検査用光学系は、前記被検眼の視度情報を取得するためのフォーカス指標ユニットと、前記視度情報に応じた位置に移動可能なフォーカスレンズと、を有することを特徴とする請求項2に記載の眼科撮像装置。
【請求項4】
前記ディオプタの値をDとした場合、前記ディオプタに対応する距離は1000/Dmmであることを特徴とする請求項2に記載の眼科撮像装置。
【請求項5】
前記被検眼の前眼部の二次元像を取得する手段を有し、
前記眼底撮影のための前記第一の相対位置は、前記二次元像に基づき決定されることを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
【請求項6】
前記相対位置が前記第二の相対位置となるように調整した後に前記被検眼の前眼部の撮影が行われることを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
【請求項7】
前記検査用光学系は、断層像光学系を有し、
前記断層像光学系は、
前記被検眼からの戻り光と参照光を合波した干渉光を受光する受光部と、
前記受光部の出力する信号に基づき断層像を生成する手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
【請求項8】
前記断層像から特徴部を抽出する手段と、
予め設定された目標位置に対する前記特徴部の位置のずれ量を取得する手段と、を有し、
前記制御部は、前記ずれ量に基づいて前記駆動部の制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の眼科撮像装置。
【請求項9】
前記被検眼の眼底の二次元像を撮影するステップと、前記被検眼の眼底の断層像を撮影するステップと、前記被検眼の前眼部の二次元像を撮影するステップと、前記前眼部の断層像を撮影するステップと、を含む複数のステップ間の処理が自動で実行されることを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
【請求項10】
前記眼底撮影の際に前記被検眼を照らす光源を有し、
前記光源は、前記相対位置が前記第一の相対位置から前記第二の相対位置に遷移する期間に点灯することを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は眼科撮像装置に関するものである。眼科撮像装置は、眼底カメラやOCT装置及びこれらの複合装置として用いられ得る。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
眼科撮像装置として、被検眼の眼底2次元画像を取得するための装置(以下、これを眼底カメラ装置と記す)が実用化されている。また、眼科撮像装置として、光干渉断層法による被検眼の断層画像を取得するためのOCT装置(OCT:Optical Coherence Tomography)が実用化されている。
【0003】
OCT装置では光ビームを走査することにより任意の箇所で断層像を取得することができる。特許文献1では、前眼部のOCT撮影と後眼のOCT撮影を行う装置について開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-126361公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
OCT装置によって被検眼の断層像を取得する場合、眼と装置の相対的な位置関係、特に装置の光軸方向において眼と装置間の距離を適切であることが求められる。しかしながら、眼と装置の相対的な位置関係を調整するのは手間であり、技師にとって負担となっていた。
【0006】
上記課題を鑑み、本発明は、断層画像を取得する際に被検眼との相対位置を容易に調整可能な眼科撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を鑑み、本願の眼科撮像装置は、被検眼を検査するための検査用光学系であって、前記被検眼に対向する対物レンズを備える検査用光学系と、前記被検眼と前記対物レンズの相対位置を調整可能な駆動部と、前記相対位置が眼底撮影のための第一の相対位置から前記被検眼の焦点距離に応じた距離だけ更に離間した第二の相対位置となるように前記駆動部を制御する制御部と、を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、断層画像を取得する際に被検眼との相対位置を容易に調整可能な眼科撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
眼科撮像装置のおよびその光学系を示す図である。
眼科撮像装置の制御部の構成を示す図である。
眼科撮像装置の動作フローを示す図である。
図4(a)は眼底撮影時と作動距離についての説明する図である。図4(b)は前眼部撮影時の作動距離についての説明する図である。
図5(a)は光学ヘッド部と被検眼のアライメントについて上方から見た様子を示す図である。図5(b)は前眼部観察画像を示す図である。図5(c)は光学ヘッド部と被検眼のアライメントについて上方から見た様子を示す図である。図5(d)は前眼部観察画像を示す図である。図5(e)は光学ヘッド部と被検眼のアライメントについて上方から見た様子を示す図である。図5(f)は前眼部観察画像を示す図である。
図6(a)は、前眼部撮影時における位置合わせ前の様子を示す図である。図6(b)は、前眼部撮影時における位置合わせ後の様子を示す図である。
図7(a)はターゲット位置に調整された前眼部のOCT画像を示す図である。図7(b)はターゲット位置からずれた前眼部のOCT画像を示す図である。
前眼部OCT撮影のプレビュー時の様子を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について実施例を挙げ、図面を用いて詳細に説明する。尚、特許請求の範囲に係る発明は、実施の形態に記載された構成には限定されない。同様の効果が得られる範囲において、構成の一部や処理の一部について均等物へ置き換えたり省略したりといった改変をおこなってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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